ふらふらといなくなってしまうアルツハイマー患者を簡単に連れ戻すアイデア 高齢化が進む日本でも、認知症や老人介護は他人事ではない話ですが、アルツハイマー患者が急にいなくなってしまうことがあります。 ドイツのデュッセルドルフの老人ホームでは、ふいにいなくなってしまう患者をすぐに見つけるために、あるユニークな方法を採っています。 どんな方法かというと、老人ホームの建物の前に偽のバスの停留所を作ったのです。バス停と言ってもいろいろありますが本当のバス停とちがうところは、いくら待ってもバスは来ないということだけです。 このホームでは患者が出かけてしまうと、家族の名前やホームの住所を忘れるため、警察の助けなしには戻って来れないという問題を抱えていました。 アルツハイマー患者は最近のことより遠い昔の記憶をよく覚えていることから、緑と黄色のバスサインを見ると、そこで待つと家に帰れると思うのだそうです。 こ