今年すでに自殺6件!投資敗者が最後に向かう「新小岩駅」、憂鬱の実態とJRの対策 〈あの人 この人に 支えられ 今を 生かされ 生きている〉 昭和の雰囲気が漂う「新小岩駅」は、最近になって飛び込み自殺が相次いでいるという。なぜ、この駅を人生の終着点に選ぶ人が増えているのか。本誌記者が実際に訪れて、その「憂鬱」の実態に迫った。 吸い込まれていくように 東京・葛飾区のJR新小岩駅。どこか昭和の佇まいを感じさせる南口改札を入ると、北口に繋がるコンコースを大勢の人が行き交っていた。途中には、ワゴンいっぱいに婦人服が積まれた出店が賑わう。いかにも下町の駅、といった風景だ。 しかし、この新小岩駅構内をよく見ると、長閑な下町風情とはほど遠い、「特殊性」に気づく。 仄暗い通路を進むと、ホームに繋がる2つの階段が見えてきた。奥側の階段の前には、その場におよそ似つかわしくない大きな液晶パネルが3台設置されている
地方に住む人には、東京、しかも23区内ならばどこもそう大差ないのではないか、と思う人もきっと少なくないだろう。しかし都民の間では、23区には歴然たる格差がある。 この「下町三兄弟」は、他の区から「あの辺はもはや千葉でしょ」と、東京扱いしてもらえないことすら日常茶飯事の、哀しい地域なのだ。 特に六本木、麻布といった成金タウンを擁する港区や、ベンツやポルシェばかり走り回る目黒区などの住民は、「北千住なんか、昭和のヤンキーの巣窟」「葛飾? 寅さん以外に何かある?」「江戸川って、どうやったら行けるの?」と、好き放題言っている。 事実、葛飾区は地下鉄が通っていない「陸の孤島」といまだに言われるし、今どきどの県にもあるスターバックスコーヒーは、江戸川区にはなぜか出店していない。 呑んで、寝ちまう 今回、本誌記者はこれら3つの区を自らの足で歩いて、住民たちの話を聞いた。はたして足立・葛飾・江戸川に住む人
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