この記事は「日経PC21」2016年4月号(2016年2月24日発売)から転載したものです。内容は基本的に発売日時点のものとなります。 実はこんなところに「ワトソン」が──。ワトソンとは、米IBMが開発した人工知能のこと(図1)。人間と同じように自然な言葉をそのまま理解し、さまざまな分野の専門知識を学習して自分の知識として蓄える。これにより、曖昧な質問からでも膨大なデータを基に適切な回答を見つけたり、一見バラバラな情報の中から関連性の深い情報をまとめてくれたりといった、これまでのコンピューターでは難しかった処理が簡単にできるようになった。ここに来て、IBMが開発者向けに公開したことにより、ワトソンを利用したアプリの開発が急ピッチで進められている。 図1 「ワトソン」は米IBMが開発した人工知能。クラウド上で公開されており、同社が提供する開発ツールを使うと、ワトソンを利用するアプリやソフトを
アマゾンジャパンは2016年1月21日、写真ファイルを無制限で保存できる「プライム・フォト」サービスを日本で開始した。Amazonプライム会員なら無料で利用できる。米国では2014年10月に開始しており、アジアでは日本が初となる。 Amazonプライムサービスは、購入した商品をいち早く届ける「お急ぎ便」を追加料金なしで利用できたり、動画配信サービス「プライム・ビデオ」や音楽配信サービス「プライムミュージック」などのサービスが利用できる会員制プログラムだ。新たにプライム・フォトも使えるようになった。 プライムサービスの強化という位置づけだが、同様のサービスであるグーグル「Googleフォト」の競合サービスともいえる。何がスゴくて、またGoogleフォトと比べてどこが便利なのだろうか? スマホ写真を自動保存できる アマゾンはもともとオンラインストレージサービス「Amazon Cloud Dri
アップルが新型iPhone「iPhone 6s」「iPhone 6s Plus」を発表した。製品名からも分かる通り、従来モデル「iPhone 6」「iPhone 6 Plus」のマイナーチェンジ版という位置付けということもあり、見た目はほとんど変わっていない。だが、内部はフルモデルチェンジといっていいほどの大きな進化を遂げていた。 なかでも大きく進化したのが、機種選びの際に重視する人が多いカメラ機能だ。さらなる高画質化を図っただけでなく、ショートムービー付きの写真が手軽に撮れるユニークな新機能を投入して楽しさもアップした。シャッター音を最小限に抑えた撮影ができるという意外な副産物の存在も確認できた。今回は、カメラ機能を中心としたレビューで新しいiPhoneの魅力をチェックしていきたい。 9月25日に発売を迎える新型iPhone「iPhone 6s」と「iPhone 6s Plus」。新色の
大手よりはるかに安い通信料金で、NTTドコモのスマートフォンやSIMフリー端末が使える「格安SIM」。一般ユーザー向けに、その賢い選び方や主要サービスの比較、そして14年夏時点のおすすめサービスを解説します。 いま安い通信料金でスマートフォンやタブレットを使える「格安スマホ」「格安SIM」の認知が、急速に広まっています。そこで初心者向けに、2014年夏の格安スマホ、格安SIMの最新トレンドとおすすめサービスを紹介していきます。 今回はNTTドコモのスマートフォンやSIMフリーのiPhone・Androidスマホ、モバイルルーター、LTE対応のタブレットを安い料金で使える「格安SIM」の選び方を解説。主要サービスを比較しつつ、14年夏時点のおすすめサービスも紹介します。 大手より数千円安い、月900円でスマホが使える 格安SIMは、NTTドコモやKDDI、ソフトバンクモバイルといった大手キャ
2013年10月の終わり、ニコンのWebサイトであるムービーが公開された。謎のカメラが登場し、“Pure Photography”というコピーが踊るそれは、ネット上で大いに話題を呼んだ。全6本からなる構成で、謎のカメラは徐々に姿を現していったが、4本目のムービーからは「11月5日を待て」というメッセージが終盤に登場し、世界中のカメラファンをヤキモキさせたのは記憶に新しい。そして約束の日に登場したのが、ニコンのデジタル一眼レフカメラ「Df」だったわけだ。 ニコンが2013年11月28日に発売した「Df」。実勢価格は、ボディー単体モデルが27万8000円前後、単焦点レンズ「AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G(Special Edition)」が付属するSpecial Editionキットが30万円前後 Dfを見て「ついに求めていたカメラが出た!」と思ったのは私だけではないだろう。日
最近、twitterなどを中心に話題騒然のゲーム『艦隊これくしょん ~艦これ~』。角川ゲームスが開発し、DMM.comが運営するパソコン用ゲームで、ブラウザーだけで楽しめるいわゆる“ブラウザーゲーム”である。 『艦これ』のサービスが始まったのは2013年4月。以降、順調にユーザー数を伸ばし続けてきた。9月初旬には70万ユーザー、10月には90万ユーザーと、基本プレー無料とはいえ、従来のブラウザーゲームの常識を遥かに超えるユーザーを獲得している。 しかも、運営会社のサーバーがいまだに増え続けるユーザーに対応しきれておらず、現時点では『艦これ』に参加するには抽選で選ばれる必要がある[*1]。公式twitterアカウントが募集状況などを逐次報告している。 こうした盛り上がりを受け、角川ゲームスは9月26日、メディア向け発表会「KADOKAWA GAME STUDIO MEDIA BRIEFING
NTTドコモは2013年夏モデルで特定機種を優遇販売する“ドコモのツートップ”作戦を打ち出してきた。そのうちの一台がソニーモバイルコミュニケーションズの4.6型ディスプレイを持つスマートフォン「Xperia A SO-04E」だ。大幅な割引を適用することで、例えばドコモのオンラインショップでは実質負担金が5040円からという特別価格で購入できるのが魅力。春モデルの人気機種「Xperia Z」(関連記事参照)に近いデザインとスペックを持ちながら、より使いやすいカジュアルなスマートフォンに仕上がっており、割り引きを抜きにしても魅力的だ。 シンプルかつ柔らかなデザイン ディスプレイ側から見ると薄い一枚の板のようなデザインで、5型ディスプレイを搭載しているXperia Zによく似ている。側面には金属のバーを配置して質感を高めているが、そこに丸い電源ボタンを配置しているのもXperia Zっぽい。
わたしは熱心なiPhoneユーザーで、メールをはじめGoogleのサービスを毎日必ず使っています。iPhoneならメールは15分おきにプッシュされるのでとても便利。iPhoneとGoogleの相性は抜群! だと思っていました。実際、現状に不満は全くありません。 そこへNTTドコモから“Googleケータイ”の「HT-03A」が登場。本体に「Google」のロゴまで入れているのですから、よりGoogleのサービスが使いやすくなっているはず。そこでiPhoneと比較しながら試してみました。 早速、HT-03Aを起動。すると、Googleのアカウントとパスワードの入力を求められます。のっけからアカウント入力とはちょっとびっくり。
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