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ブックマーク / movie.maeda-y.com (21)

  • 超映画批評「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド」30点(100点満点中)

    「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド」30点(100点満点中) 監督:樋口真嗣 出演:三浦春馬 長谷川博己 水原希子 ファンをないがしろにした報い 諫山創の人気漫画の実写映画版として期待されていた前編「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」は、当サイトの批評文に樋口真嗣監督が激しく反応したことで炎上騒動を巻き起こした。関係者やスタッフの度重なる燃料投下でそれは大火となり、結果として初動50億の興収を期待されながらいまだ30億程度と、ファンにそっぽを向かれる結果を招いた。今頃映画会社の偉い人たちは、頭を抱えていることだろう。 100年以上ぶりに現れた人い巨人たち。崩壊した壁を修復すべく調査兵団が奮闘する中、アルミン(郷奏多)をかばったエレン(三浦春馬)はなぜか巨人化し、他の巨人を攻撃し始めた。それを見た人類側の生き残りは、敵か味方かわからぬエレン

    na23
    na23 2015/09/13
    見てない人間としては映画よりこの騒動のが面白い
  • 超映画批評「ルパン三世」3点(100点満点中)

    「ルパン三世」3点(100点満点中) 監督:北村龍平 出演:小栗旬 玉山鉄二 珍映画史・新たなる伝説 邦画における「漫画原作の映画化」において、珍作ということで必ず話題に上るのが「ルパン三世 念力珍作戦」(74年)である。何十年たっても語り継がれるほど難しい題材なのに、それをまた実写にしようというのだからよほどの自信があるのだろうと思われたが、ふたを開ければ念力珍作戦を上回るトンデモ映画であった。 若き大泥棒ルパン三世(小栗旬)は泣く子も黙る大泥棒だが、峰不二子(黒木メイサ)を救うため、せっかく盗んだ大事なお宝を簡単に手放すほど情に厚い男。ところがその優しさを利用され裏切られたばかりか、大恩あるドーソン(ニック・テイト)の命まで奪われてしまう。そんなルパンは信用できそうな次元(玉山鉄二)と組み、さらに石川五ェ門(綾野剛)を呼び寄せ秘宝をめぐる復讐戦に挑む。 キャスティングはどうあれ、「念力

    超映画批評「ルパン三世」3点(100点満点中)
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    na23 2014/08/29
    失敗から学ばないのが日本映画のダメなところだよな。
  • 超映画批評「ガッチャマン」4点(100点満点中)

    「ガッチャマン」4点(100点満点中) Gatchaman 2013年8月24日公開 全国東宝系 2013年/日/カラー/113分/配給:東宝 原作:竜の子プロダクション 監督:佐藤東弥 脚:渡辺雄介 スタントコーディネーター:小池達朗 キャラクターデザイン:荒牧伸志(『APPLESEED』監督) VFX:白組 キャスト:松坂桃李 綾野剛 剛力彩芽 濱田龍臣 鈴木亮平 光石研 剛力ジュンが、原作ファンを過激に挑発 先ほど更新した「スター・トレック イントゥ・ダークネス」の記事で、「邦画エンタテイメントはハリウッドに比べて社会問題をテーマにするのが下手」と述べたが、その典型例がこれである。しかも、娯楽と時事性を高度に両立させて国の批評家筋から高い評価を得た前者と同週公開とは皮肉である。 21世紀初頭、侵略者ギャラクターにより地球の半分が壊滅した。彼らに対抗できるのは「石」の力を引き出せ

    na23
    na23 2013/08/23
    コンドルのジョーの死に様とか雌雄同体のあの人とかいろいろ盛り上がるところはあっただろうにもったいない。
  • 超映画批評「おおかみこどもの雨と雪」40点(100点満点中)

    「おおかみこどもの雨と雪」40点(100点満点中) 2012年7月21日公開 全国東宝系 2012年/日/カラー/117分/配給:東宝 監督・脚・原作:細田守 脚:奥寺佐渡子 キャラクターデザイン:貞義行 声の出演 宮崎あおい 大沢たかお 黒木華 西井幸人 林原めぐみ 意欲的な試みも不協和に終わる 細田守監督の最新作は、おとぎ話のなかにリアルな出産子育ての物語を入れ込むという、極めて意欲的な作品である。 これを監督は、子供たちにとっては楽しいおとぎ話、若者にとっては、子育ての驚きと憧れ、そして親たちには子供の成長を懐かしがれるようにと、全年齢向けにアピールすべく脚を作り上げた。 だが、それらはもともと混ざり合うことのできない要素であった。また、その試みにアニメーションというジャンルや彼のタッチが適切だったかについても疑問が残る。 大学生の花(声:宮崎あおい)が恋に落ちた男性は狼男

    na23
    na23 2012/09/06
    確かに居心地の悪さはあったが途中から気にならなくなった。猫耳は普遍化したのですw
  • 超映画批評「ヘルタースケルター」60点(100点満点中)

    「ヘルタースケルター」60点(100点満点中) 2012年7月14日(土)丸の内ピカデリーほか全国ロードショー 2012年/日/カラー/127分/配給:アスミック・エース 監督:蜷川実花 脚:金子ありさ 原作:岡崎京子 キャスト:沢尻エリカ 大森南朋 寺島しのぶ 綾野剛 水原希子 鈴木杏(友情出演) ハイパーおっぱいクリエーター アイドルや女優とは大変な職業である。目が出る人は少ないし、人気者になっても様々なプレッシャーとの戦いがある。人気を維持するためには壮絶な体作りをしなくてはいけないし、ライバルは次から次へと現れる。なかには元彼にH写真を流されて大宰府送りになる自滅型アイドルもいたりするが「ヘルタースケルター」のヒロインはさらに壮絶な体験をすることになる。 芸能界の頂点に立つ人気モデルりりこ(沢尻エリカ)には、重大な秘密があった。彼女の美貌のすべては、全身整形と多量の薬剤投与によ

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    na23 2012/07/20
    意外に面白そう。監督変だし。
  • 超映画批評『あしたのジョー』65点(100点満点中)

    『あしたのジョー』65点(100点満点中) 2011年2月11日公開 全国東宝系 2011年/日/カラー/131分/配給:東宝 監督:曽利文彦 脚:篠崎絵里子 出演:山下智久 伊勢谷友介 香里奈 香川照之 勝矢 ≪計量シーンがすごすぎる≫ 山下智久主演で『あしたのジョー』を映画化すると最初に聞いた時、容易に想像できたのは、原作ファンのおじさまたちはあくまでサブ、あくまでキャストのファンを主要な見込み客と想定して話を進める製作会議の様子であった。その場合危惧されるのは、ボクシングシーンの下手さであったり、過剰なロマンス要素の搭載など。ジョーと白木葉子がチュッチュする話など、想像するだけでぞっとする。 映画を見るのは女性が中心という、各種アンケート結果に映画業界は必要以上に毒されているような気がしてならない。そもそも、山谷のドヤ街を舞台にした汗臭いボクシング作品に、女性客を呼び込もうという

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    na23 2011/04/14
    わりとまともだったという。
  • 超映画批評『桜田門外ノ変』75点(100点満点中)

    『桜田門外ノ変』75点(100点満点中) 2010年10月16日(土)公開 2010年/日/カラー/137分/配給:東映 監督:佐藤純彌 プロデューサー:岡田裕、若松徹 脚:江良至、佐藤純彌 出演:大沢たかお 長谷川京子 柄明 生瀬勝久 加藤清史郎 西村雅彦 伊武雅刀 ≪愛国者たちの潔い最後を描くせつない時代劇≫ 先日、尖閣諸島に色白な船長がやってきて、喧嘩上等とばかりに海保船に特攻を仕掛けてきた。こうした事態に対し、政治家はどう対処すべきなのか。穏健にコトナカレ主義に徹するのか、3倍返しじゃコラァと受けて立つのか。 どちらが正しいのかは、その時点では誰にもわからない。未来から振り返った時、ああすべきだったかもしれない、とわかる程度のものである。たとえその時はおかしな選択だったとしても、それが後々生きてくるなんてケースは腐るほどある。政治とは、常に謙虚な目で分析していきたいものである

  • 超映画批評『トイ・ストーリー3』95点(100点満点中)

    『トイ・ストーリー3』95点(100点満点中) Toy Story 3 2010年7月10日(土)全国ロードショー 2010年/アメリカ/カラー/110分/配給:ブエナビスタ・インターナショナル(ジャパン) 監督:リー・アンクリッチ 製作:ダーラ・K・アンダーソン 製作総指揮:ジョン・ラセター 声の出演:唐沢寿明 所ジョージ ≪おもちゃを捨てられなくなるシリーズ3≫ ピクサー製作のアニメーションは、頭ひとつ以上抜き出た脚力により、もはや10割打者といってもいいほどの傑作率を誇る。その作品群は原作ものではないオリジナルにこだわった企画ばかりだが、中でも「トイ・ストーリー」は記念すべき第一作。社のアイデンティティーといってもいい、スタッフ全員の夢を託した渾身の一だったわけだ。 この大ヒットからピクサーの快進撃は始まったのだが、その3作目となる作は、そんなわけで安直な「手堅い続編企画」のは

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    na23 2010/07/10
  • 超映画批評『涼宮ハルヒの消失』80点(100点満点中)

    『涼宮ハルヒの消失』80点(100点満点中) 2010年2月6日からロードショー 2010年/日/カラー/163分/配給:角川映画 監督:石原立也 監督:武康弘 脚:志茂文彦 脚協力:谷川流 声の出演:平野綾 杉田智和 茅原実里 後藤邑子 小野大輔 桑谷夏子 人気が出るのもよくわかる入魂の一作 ライトノベルも深夜アニメも見ない私としては、涼宮ハルヒと遭遇する機会はまずないだろうと安心していた。だから角川の編集者に、いかに熱くその魅力を目の前で語られろうとも、これまでは軽くいなすことができた。 だが映画化されるとなれば話は別だ。もう避けて通るわけには行かない。 しかし、よりにもよってインターネット上でこのタイトルについて下手なことを書けば、間違いなく批評家生命を失うことになろう。そんな恐るべきプレッシャーの中で、しかし私は命がけでこの記事を書くことに決めた。 クリスマスが近いある日。

  • 超映画批評『仏陀再誕』25点(100点満点中)

    『仏陀再誕』25点(100点満点中) 2009年10月17日(土)公開 2009年/日/カラー/114分/配給:東映 原作/大川隆法『仏陀再誕』 監督/石山タカ明 脚/大川宏洋 声の出演:子安武人 小清水亜美 吉野裕行 白石涼子 置鮎龍太郎 悟りにチャレンジ 『仏陀再誕』は、この秋300万人の動員を目標とする、日アニメーション期待の超話題作である。 女子高生、天河小夜子(声:小清水亜美)は、名物記者の金元にあこがれ、ジャーナリストを目指している。ところがその金元が自殺して以来、彼女には霊のようなものが見えるように。一方、ある宗教団体の教祖は奇跡を連発、テレビで大人気となるが……。 子安武人や銀河万丈、三石琴乃といった実力派声優と、業界有数のVFXスタッフをそろえた、まさにジャパンアニメーションの総力を結集した超大作。エル・カンターレことブッダの生まれ変わり、大川隆法(幸福の科学)が製

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    na23 2009/10/17
    何か普通に読めるw。これ信者はホメ殺しと思わないんじゃないの?
  • 超映画批評『蟹工船』20点(100点満点中)

    『蟹工船』20点(100点満点中) 2009年7月4日、シネマライズ、テアトル新宿ほか全国ロードショー 2009年/日/カラー/109分/配給:IMJエンタテインメント/配給協力:ザナドゥー 監督・脚:SABU  プロデューサー:宇田川寧、豆岡良亮、田辺圭吾 出演:松田龍平 西島秀俊 高良健吾 新井浩文 監督の人選ミス 小林多喜二によるプロレタリア文学の傑作『蟹工船』は、最近ブームとなり作制作のきっかけとなった。年越し派遣村がニュースになったとおり、単純労働者のあまりの待遇の過酷さから、この原作に共感する若者が多いのだという。 今でこそ、「自分探し」「夢を追いかける」なんて言葉が罠で、そんな事をしていると、あっという間に最底辺の派遣奴隷に落ちぶれる現実が広く知られている。だが、いま30代くらいの世代にとってはそうではなかった。こうした口当たりのいい言葉に浮かれ騙され、将来を棒に振った

    na23
    na23 2009/07/25
    「SFのような『蟹工船』の内装など非リアリズムの中で、人間の本質を描こうとしたSABU監督」この紹介文だけでもうおなか一杯ですw
  • 超映画批評『ハリー・ポッターと謎のプリンス』40点(100点満点中)

    『ハリー・ポッターと謎のプリンス』40点(100点満点中) Harry Potter and the Half-Blood Prince 2009年7月15日(水)より、丸の内ピカデリーほか全国ロードショー 2009年/イギリス、アメリカ/カラー/154分/配給:ワーナー・ブラザース映画 監督:デヴィッド・イェーツ 原作:J・K・ローリング 脚:スティーヴ・クローヴス 出演:ダニエル・ラドクリフ ルパート・グリント エマ・ワトソン ヘレナ・ボナム=カーター デイビッド・ブラッドリー 一道のストーリーにゲンナリ 2001年から始まったシリーズもはや6作目。メインキャストらが通しで出ているおかげで、劇中のキャラクターと演じる子役らの成長は完全にシンクロし、観客は彼らを見守るように楽しむことができるようになった。 たとえばハリー役ダニエル・ラドクリフはたくましい若者になり、エマ・ワトソンは胸

    na23
    na23 2009/07/25
    「ほかにも植物学を独習し、実家で大麻栽培に成功する成果を挙げた者など、主役脇役ともそれぞれ立派に育った」笑うとこか。
  • 超映画批評『トランスフォーマー/リベンジ』90点(100点満点中)

    トランスフォーマー/リベンジ』90点(100点満点中) Transformers 2009年6月20日、日劇PLEXほか全国超拡大ロードショー 2007年/アメリカ/カラー/144分/配給:パラマウント 監督:マイケル・ベイ 出演:シャイア・ラブーフ 製作総指揮: スティーヴン・スピルバーグ ミーガン・フォックス マイケル・ベイらしさ全開のすてきなトンデモ映画トランスフォーマー/リベンジ』は、いかにもマイケル・ベイ監督らしい、華やかで楽しくて、かつゴーマンな超大作であった。 激しい戦いを生き残ったリーダーのオプティマス率いる金属生命体・オートボット(日版でいうサイバトロン)軍団は、いまや人類と協力して、悪の軍団ディセプティコン(同:デストロン)の残党を狩っていた。ところがあるとき、その一体が新たな大戦争を匂わす不気味な台詞を残して死ぬ。そして今回もカギを握るのは、オールスパークのか

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    na23 2009/07/25
    ボリュームだけは天下一。
  • 超映画批評『釣りキチ三平』30点(100点満点中)

    『釣りキチ三平』30点(100点満点中) 2009年3月20日(祝)より、全国ロードショー 2009年/日/カラー/118分/配給:東映 監督:滝田洋二郎 原作:矢口高雄 脚:古沢良太 出演:須賀健太、塚高史、香椎由宇、渡瀬恒彦 水面から下がCGアニメのハーフ実写化?! 傑作人間ドラマ『おくりびと』で、見事アカデミー賞外国語映画賞を受賞した滝田洋二郎監督の最新作は、なんと『釣りキチ三平』実写版であった。授賞式の日程と公開日の関係で偶然そうなったわけだが、こうなってくると滝田監督は運が良いんだか悪いんだかさっぱりわからない。 和竿作りの名人である一平(渡瀬恒彦)と暮らす、釣り大好き少年三平(須賀健太)は、ある日アメリカで活躍するバスフィッシングのプロ鮎川魚紳(塚高史)と出会う。ところがそこへ口うるさい姉(香椎由宇)が帰郷。激しい言い争いの結果、伝説の魚“夜泣谷の巨大魚”を釣り上げなけ

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    na23 2009/03/21
    「『おくりびと』の勢いに乗ってこれもカンヌに持っていくつもりだという」やめとけ。
  • 超映画批評『モンゴル』50点(100点満点中)

    『モンゴル』50点(100点満点中) MONGOL 2008年4月5日(土)丸の内TOEI①、新宿バルト9他全国ロードショー 2007年/ドイツロシア、カザフスタン、モンゴル/125分/配給:ティ・ジョイ/東映 共同配給 ≪浅野忠信がチンギス・ハーンを演じる50億円歴史大作≫ 浅野忠信は外国映画にも積極的に出演する個性派俳優だが、作もカザフスタンほか4カ国の合作映画。彼の主演映画としては最大級の大作(製作費50億円)で、受賞は逃したがアカデミー賞外国語映画賞にもノミネートされた。 中身はチンギス・ハーンの主に若者時代を描く歴史スペクタクルで、浅野は主人公のテムジンを演じる。考証は念入りになされたそうだが、奴隷として長く監禁されていた説を採用した点は新鮮。 台詞は全編モンゴル語で、上手いかどうかは正直さっぱりわからないが、少なくとも周りに溶け込んでおり違和感はない。ヒロインにも典型的なモ

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    na23 2008/12/06
    考証にこだわった地味な秀作ってところか。
  • 超映画批評『紀元前1万年』65点(100点満点中)

    『紀元前1万年』65点(100点満点中) 10,000 B.C. 2008年4月26日より丸の内ピカデリー1他全国ロードショー 2008年/アメリカ/カラー/109分/配給:ワーナー・ブラザース マンモスと人が共存した時代のアドベンチャー バイオリズムがマゾ期に突入しているアメリカ映画界は、愛国プロパガンダの雄ローランド・エメリッヒ監督にさえ、古代アドベンチャーの形を借りて反省ゴメンナサイ映画を作らせるほど絶好調である。 紀元前一万年、場所は地上のどこか。年に一度のマンモス大移動の際、一頭だけ狩り日々の糧とする平和な種族がいた。その若きリーダー、デレー(スティーヴン・ストレイト)は、ある日騎馬兵たちに集落を襲われ、愛する新(カミーラ・ベル)を仲間たちの身柄と共に奪われてしまう。デレーたちより進んだ文明を持つ騎馬軍団は、はるか離れた土地にこうした奴隷を集め、巨大ピラミッドを建築しているのだ

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    na23 2008/05/03
    単純バカ映画は嫌いじゃない私。
  • 超映画批評『Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!』70点(100点満点中)

    『Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!』70点(100点満点中) Mr. Bean's Holiday 2008年1月19日(土)、日比谷みゆき座ほか全国ロードショー 2007年イギリス映画/89分/配給:東宝東和 Mr.ビーンがフランスに行くとどうなるか ローワン・アトキンソンの名キャラクター"Mr.ビーン"は、およそ10年ほど前、日でもブームになった。寸足らずのツイードスーツに濃すぎる顔で、いつも問題をややこしく増幅させるマヌケな英国人の姿は、いまも記憶に新しい。……というより、忘れたくともインパクトがありすぎて無理か。 97年には、あまり好評ではなかった映画版も作られ、やがて長い沈黙を経て、このたび国イギリスのBBCにおける新作の放映と同時に、第2弾となるこの映画版が公開された。同時にこれが、ローワンいわく最後のビーンになるという。 慈善くじでフランス旅行を当てたビーン(ローワン・ア

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    na23 2008/01/21
    おもしろそう。
  • 超映画批評『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』50点(100点満点中)

    『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』50点(100点満点中) Sweeney Todd 2008年1月19日(土)、全国ロードショー 2007年アメリカ映画/117分/配給:ワーナー・ブラザース映画/ドリームワークス・ピクチャーズ 殺人鬼ジョニー・デップが意外な歌声を披露 都市伝説とは、いつの時代も人々の関心を引いてやまないが、さすがに150年間にも渡り、語り継がれるものは珍しい。 無差別殺人を繰り返す理髪師と、その死体をミートパイにして繁盛する堂の物語「理髪師とパイ屋の話」はまさにそれ。ちなみにミュージカル版は、トニー賞8部門を受賞した。今回は、長年この題材の映画化を願っていたティム・バートン監督(「チャーリーとチョコレート工場」(06年))による実写映画化。 19世紀のロンドン。悪徳判事の策略で無実のまま流刑にされた理髪師のベンジャミン(ジョニー・デップ)が戻ってきた。

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    na23 2008/01/21
    見たゼ。血のシャワーにクラクラ。
  • 超映画批評『ナンバー23』5点(100点満点中)

    『ナンバー23』5点(100点満点中) The Number 23 2007年11月23日、渋谷東急系、ほか全国拡大ロードショー 2007/アメリカ/1時間39分/配給:角川映画 大発見! この世は23という数字に支配されている 天地が創造されたのが紀元前4004年10月23日。ジュリアス・シーザーは23ヶ所を刺されて殺された。ラテン語は23の文字で構成され、古代マヤ人は12月23日にこの世が終わると言い伝えた。そして日、ヒロシマ。原爆が落とされたのは8時15分。8+15は……23だ。 なななななんという発見。この世界のすべては、23という謎めいた数字によって動かされ、支配されていたのだ! ……と素直に驚いた人以外はこの先の文章を読む必要はない。ブラウザの戻るボタンを押して、さっさとほかの映画をお探しになったほうがよい。 ごく平凡な男ウォルター(ジム・キャリー)は、あるミステリ小説を読み

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    na23 2007/12/16
    23シンクロ現象がシャレにならないほど頻発する場合もあるんだが結局は謎。これはダメ映画だろうけど。
  • 超映画批評『沈黙の報復』65点(100点満点中)

    『沈黙の報復』65点(100点満点中) Urban Justice 2007年11月24日、東京・銀座シネパトス、大阪・天六ユウラク座ほか全国順次ロードショー 2007年/アメリカ/95分/配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント 会話で笑わせる、沈黙シリーズ中でもかなりの佳作 全主演作で、無敗の大活躍を見せるスティーヴン・セガールの強さは、もはやギャグの粋に達している。実生活で、犯罪組織とのつながりを指摘されたFBIに対して、事実無根との抗議声明をだしたときにも、むしろ誰もが「これでFBIも壊滅だな」と思ったに違いない。 『沈黙の報復』は、そのセガール映画のあまりに非常識なムテキさ加減を、上手い具合に笑いに取り込んだ、ファンなら大ウケの一品。もちろん今回も、ストーリーやキャラクター設定そっちのけで、"スティーヴン・セガール"が大暴れするアクション映画であることは言うまでもない。 し

    na23
    na23 2007/12/16
    セガール拳炸裂のネタ満載映画。「セガール法」w