イランの最高指導者アリ・ハメネイ師(2021年3月21日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / HO / KHAMENEI.IR 【4月3日 AFP】米国のイラン核合意への復帰に向け、米国とイランが来週、オーストリアの首都ウィーンで間接的な協議を行うことが明らかになった。 米国のジョー・バイデン(Joe Biden)政権をイラン核合意に復帰させようとする動きの先頭に立っている欧州連合(EU)によると、イラン核合意に参加する中国、フランス、ドイツ、ロシア、英国は、6日にウィーンで対面協議を行う。 米国はこの協議に直接参加はしないが、ドナルド・トランプ(Donald Trump)前米大統領が2018年に核合意から離脱した後としては初めて、イラン側と間接的に協議する。 EUは、仲介役がウィーンで米国と「個別の折衝」を行うと発表した。 困難な交渉の末、2015年に締結された核合意では、イラ