ニュージーランド・ウェリントンの国会議事堂で、野党・労働党の党首就任後初の記者会見に臨むジャシンダ・アーダーン氏(2017年8月1日撮影)。(c)AFP/Marty MELVILLE 【8月2日 AFP】ニュージーランドの最大野党・労働党の前党首の辞任に伴い、1日に新党首に就任したジャシンダ・アーダーン(Jacinda Ardern)氏(37)がメディアから繰り返し子どもを持つ意向を問われ、性差別との議論が沸き起こっている。 アーダーン氏はテレビ局TV3のインタビューで、母になるつもりがあるかとの質問を2度にわたって受けた。同氏は最初の質問に対しては、多くの働く女性にとってのジレンマだなどと、明言を避けながら快く回答した。 しかし同局の別のインタビューで、首相にふさわしいかどうか判断するためにも国民はアーダーン氏の家族計画を知る権利があると言われると、同氏は反論。「2017年にもなって職場