非正規教職員の交流インターネットサークル「T−pal」の主宰者で、愛知県の私立専修学校と公立夜間定時制高校を掛け持ち勤務する社会科非常勤講師、高橋祐介さん(29)は採用試験を受けながら勤務校を転々としてきた。挑戦九度目の今年も不合格だった。 非正規教員には、授業や学級担任などを正規教員同様にこなす「臨時任用教員(臨任)」などと呼ばれるフルタイムの常勤講師と、パートタイムで授業のみ受け持つ非常勤講師の二種類がある。高橋さんは後者だ。
非正規教職員の交流インターネットサークル「T−pal」の主宰者で、愛知県の私立専修学校と公立夜間定時制高校を掛け持ち勤務する社会科非常勤講師、高橋祐介さん(29)は採用試験を受けながら勤務校を転々としてきた。挑戦九度目の今年も不合格だった。 非正規教員には、授業や学級担任などを正規教員同様にこなす「臨時任用教員(臨任)」などと呼ばれるフルタイムの常勤講師と、パートタイムで授業のみ受け持つ非常勤講師の二種類がある。高橋さんは後者だ。
大分県の教員汚職事件は、教員採用の「狭き門」が背景にある。教員を目指す若者たちは、わずかでも広い門を求め全国を「受験行脚」する。合格しても採用されないケースもある。一方で、正規教員の不足は、非正規教員が支える。教員採用の実態を追った。 (井上圭子)
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