【ソウル=水沼啓子】26日付韓国各紙は、第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で準優勝を収めた韓国代表選手が25日帰国したことを、「英雄帰還」(日刊スポーツ)などと報じた。 「朝鮮日報」は「ランキングもスターも 日本より上の韓国野球」との見出しで、「ポジション別優秀選手に韓国から4人が選ばれた。優勝国の日本(3人)より多い。韓国野球はこの日、国際野球連盟(IBAF)が発表した世界ランキングでも3位から2位にあがった。日本はわれわれより一段低い3位だ」と伝えた。 大会を取材した記者の投票によるポジション別優秀選手(投手は3人)には、日本からは投手で松坂、岩隈、外野手で青木が選出。準優勝の韓国からは投手・奉重根、一塁手・金泰均、三塁手・李机浩、指名打者・金賢洙の4人が選ばれた。 特に本塁打と打点で大会トップの金泰均は満票で選ばれたことから、「満場一致で選ばれた“世界の星”」(京郷新