「客観的思考力」を身につける 誰かに何かを説明したり、プレゼンしたりするときに、相手の理解できるものから入って組み立てていく。これによって客観的に物事を考えられるようになります。これが「客観的思考力」です。「他者視点」と言い換えてもいいかもしれませんね。「どれくらい他人の目線に立って物事を考えられるか」という能力です。 たとえば、以下のような問題を、どう説明すればいいでしょうか。 カタカナ語が全くわからないおばあちゃんに、「インターネット」のことを伝える……。これってすごく難しいですよね。例えば、「メール」とかも使えませんから、「人と連絡が取れる便利な機能がある」と説明しても、「それは手紙じゃダメなのかい?」と言われてしまいそうです。「そうじゃなくて、すぐに連絡が取れるんだよ!」と言っても「電話でも同じことできるんじゃないのかい?」と言われてしまうかもしれません。カタカナを使わないだけで、