【読売新聞】 東京都国立市で建設中だった10階建てマンションが、7月の引き渡しを目前に解体されることがわかった。建設事業者の積水ハウス(大阪市)が今月4日、国立市へ事業の廃止を届け出た。完成間近のマンションが解体されるのは異例で、同
黒鉄好@安全問題研究会です。 今度はJR東日本による汚水の垂れ流しが発覚しました。 ---------------------------------------------------------------- http://www.asahi.com/national/update/0316/TKY200903160310.html(朝日新聞より) JR王子駅、トイレの汚水垂れ流し 30年前から? JR京浜東北線の王子駅(東京都北区)で、南口改札のトイレの排水管が下水道につながれず、近くの石神井川に汚水が垂れ流されていたことがわかった。16日、北区議会で採り上げられた。都はJR東日本に下水道に管をつなぐよう申し入れ、区も調査に乗り出した。 都下水道局によると、今月2日、近くの下水道工事の事前調査で垂れ流しがわかった。区議会で質問した区議(共産)によると、30年ほど前から垂れ流されていた
東京・多摩地域で水道水源の井戸が発がん性の疑われる有機フッ素化合物(PFAS=ピーファス)で汚染されている問題で、住民の血中PFAS濃度の検査に取り組む市民団体が21日、計791人分の分析結果を報告した。都水道局が汚染で井戸の取水を停止した7市の住民の67%が、米国で「健康被害の恐れがある」とする指標を超えていた。受検者向けの健康相談外来で、PFASが発症リスクを上げる脂質異常症を「治療中」と答えた割合が、国調査の平均の約2倍だったことも判明した。(松島京太)
発がん性や子どもの発達への影響が指摘されるPFAS。そのPFASで汚染された地下水が、東京・多摩地区にある学校や病院で、飲み水や給食・病院食の調理に使われてきたという。関係者を直撃した。 有機フッ素化合物とは…有機フッ素化合物を総称してPFASと呼ぶ。約5000種類あるとされ、代表的なPFOS、PFOAは国内での製造・使用が禁止され、PFHxSも来年、規制対象となる。アメリカではPFOAを製造していたデュポン社の責任を問う裁判が'99年に起こされ、工場の周辺住民7万人を対象とした疫学調査が実施された。その結果、腎臓がん、精巣がん、潰瘍性大腸炎、甲状腺疾患、脂質異常症、妊娠高血圧症の6つの疾患への影響が確認された。また、複数の専門家から、子どもの低体重や発達に関するリスクを高める、と指摘されている。 学校の蛇口から汚染物質が 発がん性などが指摘されるPFAS(有機フッ素化合物)による汚染が注
PFASを集合住宅の井戸水から検出 相模原市の8カ所で暫定指針超え、最大6倍 東京新聞と京大研究室が共同調査 発がん性の疑われる有機フッ素化合物(PFAS、ピーファス)が相模原市の地下水などから高濃度で検出されたことを受け、東京新聞は京都大の原田浩二准教授(環境衛生学)と共同で、相模原市と、隣接の東京都町田市で計25カ所の井戸水や河川水を調査した。PFASの濃度が国の暫定指針値を超えたのは8カ所。検出濃度は最大で指針値の6倍に達し、一部は集合住宅で飲用水に使われていた。 PFAS 泡消火剤やフライパンの表面加工などに使われてきた有機フッ素化合物の総称。約4700種類以上あり、PFOS(ピーフォス)やPFOA(ピーフォア)などは人体や環境への残留性が高く、健康リスクがあるとされ、国際的に規制が進む。国内では、地下水の暫定指針値をPFOSとPFOAの合計で1リットル当たり50ナノグラム以下と設
東京・多摩地域を中心に発がん性の疑いがあるPFAS(ピーファス)が高濃度検出されている問題を巡り、在日米軍が横田基地(東京都福生市など)で2010〜12年の3回にわたり、PFASを含む泡消火剤の漏出事故が起きたのを防衛省に伝えていたことが分かった。米軍が横田基地内でのPFAS漏出を認めたのは初めて。防衛省が、都の問い合わせに答える形で判明した。多摩地域では、大規模な住民の血液検査で高濃度のPFASが検出されており、横田基地が汚染源の可能性が強まった。(松島京太、渡辺真由子) PFAS 泡消火剤やフライパンの表面加工などに使われてきた有機フッ素化合物の総称。約4700種類以上あるとされる。一部は人体や環境への残留性が高く、腎臓がん発症や胎児・乳児の成長阻害、コレステロール値の上昇、抗体反応の低下などの健康リスクがあるとされ、国際的に規制が進む。本紙は6月11日から始めた連載記事で、2010〜
米軍横田基地(東京都福生市など)で2010〜12年にPFASを含む泡消火剤の漏出があったことを在日米軍が日本側に伝えていた問題を巡り、防衛省は6日、報告があった時期について「米軍側との関係があるため答えられない」と本紙の取材に答えた。基地周辺の自治体からは、地元に情報が提供されるまで10年以上かかったことへの批判の声が上がった。 都によると、防衛省は4日、都と基地周辺の5市1町に対し、メールで「10〜12年に3件の漏出があったと米側から説明を受けている」と連絡した。国として事実を知った時期は「今後の調整に支障を及ぼす恐れがある」として明らかにせず、都には「米国から得られた情報について適切なタイミングで提供できなかったことについては誠に申し訳ない」と謝罪したという。 横田基地での泡消火剤の漏出事故は18年、英国人ジャーナリストが、米国政府への情報開示請求で得た文書を基に初めて報道した。都は1
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米軍横田基地(東京都福生市など)のアンドリュー・ラダン司令官が二十六日、同基地で、就任一周年の記者会見に応じた。多摩地域の水道水源の井戸水が発がん性の疑いがある有機フッ素化合物(PFAS(ピーファス))で汚染されている問題や、周辺自治体の住民との交流などについて答えた。(松島京太) この一年間で、近隣五市一町の首長と会うことができた。直接話をする中で、懸念していることを伝えていただいた。基地活動の影響をどのように最小限に抑えられるかを考え、日々調整している。航空機の騒音は避けられないが、騒音を効率的に抑えられる任務を考えている。空軍兵には常に米国の代表として、敬意を持って日本国民に接するように声をかけている。
東京湾を望む癒やしスポットとして親しまれている東京都立葛西臨海水族園(江戸川区)の樹木が大量に撤去されるのではないか、との懸念が広がっている。老朽化した施設の建て替え計画を巡る都民の情報公開請求で環境負荷計画などの大半が、小池百合子知事がかつて「のり弁」と批判した黒塗りにされたためだ。情報公開の専門家は「公共施設の整備内容は早い段階で公開しないと、神宮外苑のように最終段階でもめることになる」と警告する。(三宅千智)
「PFAS(ピーファス)」。発がん性などが指摘され、自然界に存在しないはずのこの化学物質が全国で相次いで見つかり、大きな問題となっている。東京の多摩地域では、水道水源の井戸水から高濃度で検出。市民団体の血液検査では、半数以上の住民の血中濃度が「健康被害の恐れがある水準」を上回った。自然界で分解されにくく「永遠の化学物質」とも呼ばれるPFAS汚染は、なぜ広がったのか。「汚れた水」の源流を探った。(文中敬称略。この連載は、松島京太、岡本太、昆野夏子、渡辺真由子が担当します) PFAS(ピーファス) 泡消火剤やフライパンの表面加工などに使われてきた有機フッ素化合物の総称。約4700種類あるとされ、PFOS(ピーフォス)やPFOA(ピーフォア)などは人体や環境への残留性が高く、腎臓がん発症や胎児・乳児の成長阻害、コレステロール値の上昇、抗体反応の低下などの健康リスクがあるとされ、国際的に規制が進む
東京・多摩地域のPFAS(ピーファス)汚染で、住民の血液検査が進められていた3月下旬、都庁第2本庁舎10階の会議室で取材に応じた都環境科学研究所(都環研)の主任研究員の西野貴裕(50)が、ある論文の記述を見つめた。
東京都町田市が芹ケ谷(せりがや)公園内に建設予定の「国際工芸美術館」(仮称)を巡り、周辺住民らでつくる「芹ケ谷公園と周辺地域の環境を考える会」が四日、建設計画の見直しを訴えて市中心部をパレードした。(宮本隆康) 計画では、国際工芸美術館は二〇一九年に閉館した市立博物館所蔵のガラスや陶磁器を展示。公園内にある国際版画美術館の裏側の斜面に建設し、連結して一体的に運営する。総事業費は三十三億三千万円で、二六年三月の開館を目指している。 当初は二〇年度の開館予定だったが、財政難で先送りに。さらに「収益の根拠やコンセプトが不明瞭で市民の理解を得られない」と市議会で指摘され、基本設計をやり直した経緯もある。石阪丈一市長は「二二年度の目玉の事業と言える」と着工を予定していたが、地元の反対で再び二三年度中の着工に先延ばしした。
東京・多摩地域で水道水に利用していた井戸水から発がん性が疑われる有機フッ素化合物(PFAS(ピーファス))が検出された問題で、住民の血液検査を実施している市民団体が7日、273人分の分析結果を発表した。居住地域別にみると、国分寺・立川両市の住民の血中のPFAS濃度が高く、全体でも6割以上が米国で健康被害の恐れがあると定める指標を超えていた。(松島京太、写真も) この問題を巡り、都水道局が2019年以降、水道水に利用している水源の井戸34カ所でPFAS濃度が高いため取水を停止。全国的には、工場や米軍施設の周辺で汚染が問題化している。多摩地域では、18年に米軍横田基地(福生市など)でPFASを含む泡消火剤3000リットル以上が土壌に漏れたと英国人ジャーナリストが報道し、基地との関連が浮上している。 19市町村に居住する21〜91歳の男女273人分の血液を分析した結果、基地東側の自治体に住む人の
東京・多摩地域で水道水に利用していた井戸水から発がん性が疑われる有機フッ素化合物(PFAS=ピーファス)が検出された問題で、住民の血液検査に取り組んでいる市民団体が30日、国分寺市を中心とした87人分の分析結果を発表した。血中濃度が米国で定める指標値を超えた住民は約85%に上り、分析した専門家は「水道水が主な要因ではないか」と指摘した。(松島京太) 調査は、市民団体「多摩地域のPFAS汚染を明らかにする会」と京都大の原田浩二准教授(環境衛生学)が行った。PFASは米軍の泡消火剤に含まれ、全国の米軍基地内や周辺などで高濃度で検出され、問題化している。汚染源は、米軍横田基地(福生市など)との関連も疑われている。 今回は、昨年11月から調べている約600人のうち、中間報告として21〜91歳の87人分の結果を明らかにした。血中に含まれる13種類のPFASを分析し、うちPFOS(ピーフォス)、PFO
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