神奈川県座間市の男女9人殺害事件で、強盗強制性交殺人などの罪に問われた白石隆浩被告(30)の裁判員裁判が24日、東京地裁立川支部(矢野直邦裁判長)であった。被告人質問で白石被告は一部の被害者に関し「申し訳ないことをした」と述べた。公判は25日に最後の被告人質問があり、26日には論告求刑・最終弁論が行われる。 白石被告は犯行時に被害者の気持ちを考えたことはないとした上で、公判で遺族の証言などを聞いて考えが変わったと供述。最初の被害者となった神奈川県の女性=当時(21)=や6人目の福島県の女子高生=当時(17)=、9人目の東京都の女性=当時(23)=について「殺す必要はなかった。まじめに口説いて付き合えば良かった」などと振り返った。 5人目の埼玉県の女性=当時(26)=と遺族には「お子さんのこれからを思うと申し訳ない」と述べた。同時に、他の女性被害者については「深い印象は残っていない。遺族に対
2020年11月11日、性暴力の根絶を目指して花を手に集まるフラワーデモが、32都道府県、41都市で開催された。 【全画像をみる】杉田氏「女性は嘘をつく」発言で「中傷始まった」。抗議無視する自民党へフラワーデモ参加者の怒りと涙 約200人が集まった東京駅前では、自民党の杉田水脈(みお)衆院議員が「女性はいくらでも嘘をつける」と発言した問題、その謝罪・撤回、及び杉田氏の議員辞職を求める署名を自民党が受け取り拒否していることへの怒りが口々に語られた。 過去のセカンドレイプを思い出して苦しむ性暴力被害者たち。子どもの性被害問題に取り組む女性は、杉田氏の発言以降、酷いバッシングを受けるようになったという。 「フラワーデモ」は2019年、性暴力事件に対し、立て続けに出た4件の無罪判決をきっかけに始まった。 11日、東京駅前で開催されたフラワーデモの冒頭では、愛知県で当時19歳だった実の娘への性的暴行
神奈川県座間市のアパートで男女9人を殺害したとして、強盗・強制性交殺人罪などに問われた白石隆浩被告(30)の裁判員裁判が続いている。舞台は、東京地裁立川支部の101号法廷。地裁は9月30日の初公判以来、被害者9人を犯行順に3組に分けて裁判を進めてきた。11月10日の第17回公判からは3組目、残る8、9人目の被害者の審理が始まっている。 【画像】法廷での白石被告 「法廷は遺族など被害者参加人が着席できるよう、傍聴席の3分の1はパーテーションで区切られています。新型コロナウイルス対策で座席は一席飛ばしで、一般傍聴席は十数席程度。初公判時は625人、以降も50人前後の希望者が抽選に並んでおり、地方の裁判所としては注目度が高いと言えます」(社会部記者) 白石の口からはこれまで、被害者の首を絞めて失神させ、遺体をノコギリ等で解体していく手順や、遺体の一部を鍋で煮ていたことなどが具体的に語られてきた。
当時高校2年生だった実の娘に性交したとして『監護者性交等罪』に問われていた実父(年齢不明)に対する公判が10月20日、東京地裁で開かれ、鈴木巧裁判長は「性的欲求を優先しており酌むべき事情に乏しい」と懲役6年の判決を言い渡した(求刑懲役8年)。 【画像】アメリカ極悪犯刑務所の日常 レイプ犯はその日のうちに始末される 通常の刑事裁判では被告人名や年齢、本籍や住所、職業などの個人情報が明らかになるが、被害者秘匿の観点から、被告人の個人情報は全て伏せられている。開廷表にも被告人名は記載されず、初公判の日の人定質問でも、名前はおろか年齢すらも明らかにされなかった。見た目からは40~50代に見える恰幅の良い男性だ。 この日も、初公判出廷時と同じ黒いジャージで法廷に現れ、裁判長による判決言い渡しを聞いていた。 判決では起訴状の通り、当時17歳の高校2年生だった同居中の被害者に対し、2017年8月ごろ、他
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非正規格差訴訟、5件で判決 ボーナス、退職金など争点―各企業に影響も・最高裁 2020年10月11日08時00分 最高裁で弁論後、支援者への報告集会に臨む大阪医科薬科大訴訟の原告の女性=9月15日、東京都千代田区 非正規社員にボーナスや退職金が支給されないのは、正社員との不合理な格差に当たるのか―。待遇格差をめぐる5件の訴訟の判決が13日と15日、最高裁で相次いで言い渡される。「同一労働同一賃金」を定めた働き方改革関連法が4月に一部で施行されて以降、初の最高裁判決で、判断に注目が集まっている。 コロナ解雇、5万人超え 非正規中心に月1万人増加―厚労省 「コロナ禍で真っ先に雇い止めされるなど、状況はますます過酷になっている。私の裁判は全国の非正規労働者を背負っている」。9月15日、最高裁第3小法廷で開かれた弁論で、原告の女性が声を張り上げた。 女性は大阪医科薬科大の元アルバイト職員で、ボーナ
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福岡県の自宅で同居する養女と性交したとして、監護者性交罪に問われた男(39)について、最高裁第3小法廷(林道晴裁判長)は11日付の決定で被告側の上告を棄却した。無罪とした1審・福岡地裁判決を破棄し、審理を同地裁に差し戻した2審・福岡高裁判決が確定する。 男は2018年1~2月、養女(当時14歳)と性交したとして、起訴された。 昨年7月の1審判決は被害に遭ったとする養女の証言について、「実際に体験しなければ話せないといえるほどの具体性がなく、信用しがたい」と判断した。 これに対し、今年3月の2審判決は「性犯罪被害者は被害の詳細を語れないことがあり、具体性がないからといって架空の被害と推論するのは不適当」などと指摘。「さらに審理を尽くして、証言の信用性を吟味するべきだ」として、裁判をやり直すよう命じていた。
自宅のくみ取り式トイレに女児を産み落としたとして、死体遺棄の罪に問われた女性被告(24)=佐賀県武雄市=の判決公判で、佐賀地裁(今泉裕登裁判長)は27日、懲役1年2月、執行猶予3年(求刑・懲役1年6月)を言い渡した。 被告は軽度の知的障害があり、知能検査で「精神年齢8歳9カ月」と診断されたことから、弁護側は「死体遺棄の故意に欠ける」として無罪を主張。被告に「遺体がある」との認識があったかが争点となっていた。 今泉裁判長は「被告は軽度の知的障害があるものの、妊娠・出産の意味は理解していた。体内から女児がいなくなったことに妊婦自身が気付かなかったはずがない」と指摘。妊娠中に胎動を感じていたことから「女児が人の形をしていないものだと思っていたとは到底考えられない」と述べ、被告の故意を認定した。 一方、被告や唯一妊娠を知っていた女児の父親で交際相手の男性(24)に知的障害があることを踏まえ「適切な
車にGPS「見張り」該当せず 付近での観察限定―ストーカー事件で初判断・最高裁 2020年07月30日19時14分 車に全地球測位システム(GPS)を取り付けて動静を把握する行為が、ストーカー規制法で禁止された「見張り」に該当するかが争われた2件の刑事事件の上告審判決が30日、最高裁第1小法廷であった。山口厚裁判長は「見張りには当たらない」とし、検察側の上告を棄却した。 DV被害、過去最多8万2207件 昨年、ストーカーは2万件超―警察庁 小法廷は違法な「見張り」について、住居など被害者が通常所在する場所の「付近」で被害者の動静を観察する行為とする初判断を示した。いずれの二審も「見張り」を目視などの直接的な観察に限定。GPSでの遠隔監視を処罰できないと判断しており、最高裁判決が注目されていた。 判決が言い渡されたのは、当時の妻の車にGPSを取り付けた男(48)と、元交際相手の車に取り付けた
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