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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/sp78rpm (3)

  • 昭和前期蒐書家リストの魅力 その3 - 個人旅行

    今日は高木誠一(1887~1955)。 よくある名前なので、検索の際は「高木誠一」スペース「草野村」とでも打たないと人には到達しないか。 福島県草野村(現いわき市)で農業のかたわら「いわき民俗研究会」を主宰していた。 数年前のことだが、切手店でまとめ買いをしたエンタイヤ(切手付き封筒)の束を眺めていたら、受取人がみな高木誠一だった。 著書があるのは知っていたので、もしやと思い差出人を確認したら、なんと宮常一の名が。 住所は東京市芝区三田綱町10 アチックミューゼアム内。間違いない。それも7~8通も。 ちょうど彼が渋沢敬三(栄一の孫・当時日銀副総裁)宅の客だった時期。 宮が高木に出した最初の手紙は、よそゆきの候文だったのに、次からは百年の知己扱い。 その落差がおかしい。 4通目くらいだったか、「渋沢先生がどうしてもお宅にお寄りしたい」とのことで、事のお手配を願いたいとの手紙も。 「

    昭和前期蒐書家リストの魅力 その3 - 個人旅行
    shomotsubugyo
    shomotsubugyo 2020/01/11
    『蒐書家リスト』の、わちきが指摘できんかった応用例。エンタイヤとの合わせワザ(σ・∀・) おこづかいも稼げたらしいです(゚-゚*)(。。*)ウンウン
  • 昭和前期蒐書家リストの魅力 その2 - 個人旅行

    先日に続き、書掲載人物について。 伊藤俊夫。昔の北海道大学経済学部名誉教授である。高岡熊雄・元北大総長の娘婿にあたる。 彼は40年ほど前、私の家のすぐそばに住んでいた。 親しくしていたわけではないが、転居の際、空き家に貼り紙で「不要なものは置いてあります。ご自由にお持ちください」ということで、大量のやレコード、それに家具を持ち帰った記憶がある。 一部はまだ手元にある。 そこで考えたのだが、普通はに蔵書印があれば評価がさがるけれど、今後は書に載っている人の分は逆に付加価値がついて上がるのでは。 なにしろ辞書には出てこないような人名が多数登場するからね。

    昭和前期蒐書家リストの魅力 その2 - 個人旅行
    shomotsubugyo
    shomotsubugyo 2020/01/11
    「普通は本に蔵書印があれば評価がさがるけれど、今後は本書に載っている人の分は逆に付加価値がついて上がるのでは」ほほぅ(・o・;
  • 昭和前期蒐書家リストの魅力その1 - 個人旅行

    古書業界関係者、利用者なら先刻ご承知のこととは思うが、先ごろ「昭和前期蒐書家リスト」なる書物?が刊行された。 詳細は他の紹介記事に譲るとして、特筆すべきは在来の辞典等にまず載らないであろう「一般人」が多数収録されていることである。 たとえば、「上法香苗」である。彼は私の大叔父にあたるが、一般の知名度はまずないといっていい。 秋田の古い神社の神主の末弟として生まれ、代用教員からスタート、地元の小中学校校長を経て、最後は県史編纂委員を務めた、いわゆる「郷土史家」というジャンルに属する人だ。 私は高校生の時に一度会っただけだが、古いことなら何を聞いても即答えが返ってくるのに驚嘆した。 リストの元になっているのが古探究者の目録なのだから、こういう人がたくさん登場するのは当然だろう。 彼について調べようという方は、著書が国会図書館の蔵書にあるので参照されたい。 「み山路の歌」だったか、退職記念に自

    昭和前期蒐書家リストの魅力その1 - 個人旅行
    shomotsubugyo
    shomotsubugyo 2020/01/11
    我らが「蒐書家リスト」に郷土史家だった親族が載っていた人の弁(´・ω・)ノ このようにいろんな人に、なつかしき周りの趣味人、在野研究者だった人々を思い出させるキッカケになるのかもしれない(o・ω・o)
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