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ブックマーク / www.astroarts.co.jp (34)

  • 『恋する小惑星』を追体験!Webアプリ「COIAS」

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    shoot_c_na 2024/03/19
    狙いすぎで草
  • 変光が止まったベテルギウス

    今年に入り増光が続いていたオリオン座のベテルギウスの変光が止まったと話題になっています。この状態がいつまで続くのか、この後どのような変光を見せるのか、目が離せません。 【2023年11月15日 高橋進さん】 オリオン座のベテルギウスは以前は、0.0等から1.3等ほどを主に400日ほどの周期で変化する「半規則型変光星」とされていました。ところが2019年末から急激に減光し、2020年2月には1.6等にまで暗くなって「大減光」「2等星に陥落」などと言われました。 この減光の原因については、大黒点によるものであるとか、超新星爆発の前触れであるとか様々な説が出されましたが、最終的には400日周期の変動とおよそ6年の周期の変動が重なったことと、大量の塵が放出されたことによる減光だと考えられています。 大減光の後、ベテルギウスはおよそ200日の周期で光度変化を繰り返しながらじわじわと光度を増していきま

    変光が止まったベテルギウス
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    shoot_c_na 2023/11/16
    また説明できない明滅しとる…
  • ベテルギウスの爆発は10万年以上先になりそう

    ベテルギウスの明るさの変化を理論分析した結果、超新星爆発を起こすまでまだ10万年程度の時間が残されていることがわかった。 【2021年2月12日 カブリIPMU】 オリオン座の肩の位置に輝く1等星ベテルギウスは、恒星進化の最終段階にある赤色超巨星で、「いつ超新星爆発を起こしてもおかしくない」と言われることが多い。2020年初めに前例のないほど大幅に減光し一時的に2等星になった際には、爆発のときが迫っているのではないかとの憶測もあった。だが最新の研究によれば、どうやら私たちが超新星を目撃できる可能性は低そうだ。 (上段)ヨーロッパ南天天文台の超大型望遠鏡VLTで撮像された2019年1月(左)と2019年12月(右)のベテルギウス。(下段)最近のベテルギウスの光度変化(提供:(上段)ESO/M. Montargs et al.、(下段)L. Molnar, AAVSO, UCSD/SMEI,

    ベテルギウスの爆発は10万年以上先になりそう
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    shoot_c_na 2021/02/13
    まだ、中心核が炭素への核融合の段階か~。炭素の次がネオンで鉄が核融合されるまでは、まだ長いわな
  • 冥王星の大気崩壊が急速に進行

    2019年7月に起こった冥王星による恒星の掩蔽を観測したデータの解析から、掩蔽観測時の冥王星の大気圧が2016年と比べて約20%低下したことが明らかになった。 【2020年6月18日 京都大学】 冥王星は、太陽系外縁部のカイパーベルトに存在する直径2400km程度の準惑星だ。太陽から約50億km、地球と太陽との距離のおよそ30倍も離れた軌道を公転している冥王星は、太陽系探査において長らく謎に包まれた未到のフロンティアだった。 冥王星の大きな謎の一つとして大気が挙げられる。冥王星における大気の生成は、地表を覆う窒素を中心とした氷の昇華によるものと考えられている。冥王星の公転軌道は楕円の度合いが大きいため、太陽からの距離の変化が大きく、それにつれて表面の日射量が変わる。その結果、表面にある氷の昇華と凝結のバランスも大きく変わると考えられてきた。ところが、冥王星が1989年以降は太陽から遠ざかり

    冥王星の大気崩壊が急速に進行
  • 2等星に陥落!ベテルギウス減光のゆくえ

    昨年末より記録的な減光を見せているオリオン座のベテルギウスの明るさが、1.5等級よりも暗くなったことが確実となった。 【2020年2月5日 高橋進さん】 オリオン座のα星で、全天でも最も有名な1等星の一つでもあるベテルギウスが昨年秋から暗くなってきていると話題になっていましたが、とうとう2等星になってしまいました。この後どのように推移していくか非常に興味深いところです。 オリオン座のベテルギウスは進化の進んだ赤色超巨星です。脈動により0.3等から0.9等くらいまでをおよそ400日くらいの周期で変光する半規則型変光星です。このベテルギウスが昨年の9月ごろから減光を始めました。12月には1.0等を切り、観測史上最も暗い減光などと言われました。 その後も10日で0.1等暗くなるというスピードで急速な減光が進み、1月30日に大金要次郎さんが行った光電測光のV等級で1.54等になり、眼視観測者からも

    2等星に陥落!ベテルギウス減光のゆくえ
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    shoot_c_na 2020/02/06
    推測するには前例が足りないのが口惜しい
  • 摂氏1300度にも達する木星の大赤斑上空

    赤外線観測で木星の上層大気の温度を調べたところ、大赤斑の上空が周囲よりもかなり高いことが明らかになった。 【2016年7月29日 Boston University】 太陽から遠く離れている木星は低温の世界だと思われがちだが、その大気の上層部は摂氏500度以上もある。「熱圏」と呼ばれるこの層の存在は地上の天体望遠鏡やNASAの探査機ボイジャーによって40年前に明らかにされたが、その熱源は今でも不明のままだ。 米・ボストン大学のJames O'Donoghueさんたちの研究グループが赤外線で木星の高層大気を観測したところ、その一部が周囲よりもさらに高温であることが明らかになった。その部分とは、地球数個分ものサイズを持つ太陽系最大の嵐、大赤斑の上空だ。大赤斑の上空800kmのエリアは、摂氏1300度にも達している。 大赤斑の上層大気が高温となっている概念図(提供:Art by Karen Te

    摂氏1300度にも達する木星の大赤斑上空
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    shoot_c_na 2016/07/29
    コロナが太陽表面温度より遥かに高いのと同じだろうな
  • 銀河の星形成活動制御メカニズム、110億年前と現在で異なる可能性

    遠方の銀河に含まれる重元素量と星形成活動の強さの関係を観測調査したところ、重元素量が星形成の強度に関係しないことが示された。これまで近傍の宇宙で知られていた関係とは異なる結果であり、銀河における星形成の理論に新たな疑問を投げかけるものである。 【2016年5月18日 すばる望遠鏡/ケック天文台】 星形成活動を行っている銀河の重元素(ヘリウムより重い元素)の量は、銀河へのガスの流入や星形成、銀河からガスが流出する過程が複雑に絡み合った結果として現れる。どのくらいの量の重元素が銀河に存在するのか、その量が星形成活動の強さと関係性があるのかどうかを調べることは、銀河の進化を明らかにする上で重要な手がかりになる。 スイス連邦工科大学チューリッヒ校の小野寺仁人さん(現・国立天文台ハワイ観測所)たちの研究チームは、ハワイ・マウナケアにあるW.M.ケック望遠鏡を用いて、110億年前の宇宙で典型的に見られ

    銀河の星形成活動制御メカニズム、110億年前と現在で異なる可能性
  • 「はやぶさ2」が地球スイングバイ

    【2015年12月3日 JAXA】 小惑星探査機「はやぶさ2」が12月3日(木)の夕方から夜にかけて、地球の重力を利用した軌道変更「スイングバイ」を実施した。「はやぶさ2」は日時間19時8分7秒ごろに地球に最接近し、ハワイ付近の上空3090kmを通過した。 NASA深宇宙ネットワーク局の支援を受けた探査機運用により、地球最接近後の「はやぶさ2」の状態は正常であることが確認されている。 プロジェクトチームでは地球スイングバイ後の「はやぶさ2」の軌道の計測と計算を行っており、探査機が目標とする軌道に入れたかどうかの確認には1週間程度かかる見込みとのことだ。 スイングバイ直前に「はやぶさ2」が広角の光学航法カメラ(ONC-W2)で撮影した地球。(左から右へ)撮像時刻(日時間)とおよその地球からの距離は、09:00(20万km)、12:00(15万km)、14:30(10万km)、16:00(

    「はやぶさ2」が地球スイングバイ
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    shoot_c_na 2015/12/03
    いってら〜
  • スイングバイまであと3日 「はやぶさ2」がとらえた月と地球

    12月3日に地球スイングバイを行う小惑星探査機「はやぶさ2」が、11月26日に月と地球を同時に撮影し、画像が公開された。 【2015年11月30日 JAXA】 探査機「はやぶさ2」の地球スイングバイが、いよいよ3日後に迫ってきた。スイングバイのちょうど1週間前となる11月26日、「はやぶさ2」は地球から約300万km離れたところを航行していたが、その際に光学航法望遠カメラ(ONC-T)を使って月と地球を同時にとらえた。 「はやぶさ2」の光学航法望遠カメラ(ONC-T)によって撮影した月(左)と地球の擬似カラー画像。2015年11月26日12時46分(日時間)撮影。クリックで拡大(提供:JAXA) 地球の画像では右側にオーストラリア大陸、左側に雲に覆われたユーラシア大陸がある(日列島は中央やや左上)、その間に縦に白く見えるのは赤道付近の雲だ。 ステラナビゲータの「はやぶさ2・シミュレーシ

    スイングバイまであと3日 「はやぶさ2」がとらえた月と地球
  • 有志プロジェクトの目で見つけた、1年が不規則な系外惑星

    機械的には検出が難しい、不規則な公転周期の系外惑星を、有志プロジェクトが人間の目で見つけた。他の惑星の性質もわかるなど、この発見は惑星系全体を知る大きな手がかりとなっている。 【2014年11月11日 Yale University】 米・イェール大学と有志プロジェクトの協力により、公転周期が不規則な惑星が見つかった。はくちょう座の方向2300光年彼方にあるこの「PH3c」は、水素とヘリウムのガスで覆われた軽い星とみられる。主星の周りをおよそ66日周期で回っているが、他の惑星の重力の影響で10周回の間に周期が10.5時間も変動するというとても不規則な公転周期を持つ。こうした惑星は、主星の手前を通過する時に定期的に起こるわずかな減光(トランジット)からその存在を知るのは難しいが、同大学と連携する有志プロジェクト「プラネットハンター」(Planet Hunters)の参加者が手動で発見すること

    有志プロジェクトの目で見つけた、1年が不規則な系外惑星
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    shoot_c_na 2014/11/11
    宇宙の大いなる意志が・・・
  • 詳しくわかった、「傘銀河」にたなびく星々の運動

    【2014年7月10日 ケック天文台】 銀河同士の衝突でばらばらになった星々の連なりが長く伸びて取り囲む、6200万光年彼方の「傘銀河」。すばる望遠鏡などを用いた新手法の観測研究で、この星々の動きが詳細にとらえられた。 傘銀河と、周囲に伸びる恒星ストリーム。挿入図中の印の箇所は、ぶつかった銀河の中心核の名残り。今はわずかな星の集まりとなっている。すばる望遠鏡と0.5mブラックバード遠隔望遠鏡の撮影画像を合成。クリックで拡大(提供:R.Jay GaBany) 恒星ストリームの立体モデル。衝突で引き裂かれた銀河の恒星が尾を引くように伸びている。クリックで拡大(提供:N.Singh/UCSC) かみのけ座の方向6200万光年の距離にある「傘銀河」(NGC 4651)は、星々が連なる「恒星ストリーム」が周囲を取り巻く姿からその名が付けられている。このストリームは、かつてこの銀河に衝突してばらばらに

    詳しくわかった、「傘銀河」にたなびく星々の運動
  • 穏やかな銀河の中心に巨大質量ブラックホールの連星

    【2014年4月25日 ヨーロッパ宇宙機関】 うみへび座方向にある銀河の中心部で、普段は静かな超巨大質量ブラックホールの一時的な活動を示すX線放射がとらえられた。観測からこのブラックホールはお互いの周囲を回る連星とみられ、かつて衝突合体した2つの銀河の中心にそれぞれ存在したものと考えられる。 銀河中心のブラックホール連星のイメージ図。ブラックホールへの物質流入を、もう一方(手前)が妨げることで、X線放射の変動が生じると予測されていた。クリックで拡大(提供:ESA - C. Carreau) 大規模な銀河の多くはその中心に巨大質量ブラックホールが存在すると考えられているが、その活動は活発なものと静穏なものとがある。活発なものは周囲のガス雲を引き裂き、加熱されたガスが放射するX線が常に観測できる。一方、活動の静かなブラックホールでは、恒星を引き裂いてのみこむ瞬間をとらえない限り、その活動を目に

  • 38億年間で7km縮小した水星

    【2014年3月19日 Carnegie Institution for Science/USGS】 探査機「メッセンジャー」が観測した、水星の急斜面や低い山々など5900か所以上の地形を基にした研究から、過去38億年間に水星の半径が7km縮小していることが示された。 画面上下方向に、隆起と崖が540kmにわたって連なる水星の地形。クリックで拡大(提供:NASA/Johns Hopkins University Applied Physics Laboratory/Carnegie Institution of Washington。以下同) 太陽系最小の惑星である水星は、半径2440kmで地球の4割弱の大きさしかない。この大きさについて、太陽系内の惑星に彗星や小惑星が激しく降り注ぐように衝突していた時期が38億年前に終了し、徐々に水星内部が冷えて小さくなっていったことが示唆されてきた。

    38億年間で7km縮小した水星
  • アイソン彗星、残骸が観測されるも彗星活動は終了

    【2013年12月3日 国立天文台メールニュース No.120/国立天文台】 11月29日の太陽最接近で核が崩壊したアイソン彗星。太陽観測衛星でとらえられた残骸のようすから彗星活動は完全に終了したとみられ、肉眼で見える期待はかなわなそうだ。 太陽観測衛星SOHOのLASCO C3カメラにとらえられたアイソン彗星の太陽最接近のようす(早送り)。近日点通過後に粉々になった残骸が移動し拡散していくようすがわかる。クリックで動画再生(提供:NASA/SDO/ESA/SOHO/GSFC) 2013年9月から2014年1月まで、太陽最接近のようすを彗星からの視点でシミュレーション。クリックで動画再生(「ステラナビゲータ」で作成) アイソン彗星は、11月29日早朝(日時間、以下同)に太陽にもっとも接近(近日点を通過)しました。その前の11月27日ごろには、太陽に近すぎるため地上からの観測は難しくなりま

    アイソン彗星、残骸が観測されるも彗星活動は終了
  • 「ボイジャー1号」、ついに太陽圏を脱出 人工物初

    【2013年9月13日 NASA】 1977年に打ち上げられた探査機「ボイジャー1号」が太陽圏を脱け出し、史上初めて恒星間空間を飛行する人工物となった。 人工物として初めて恒星間空間に出たボイジャー1号(イラスト)。クリックで拡大(提供:NASA/JPL-Caltech。以下同) ボイジャー関連の記事ではおなじみとなった図。ボイジャー1号はついに恒星間空間に飛び出した。1号の2週間前に打ち上げられたボイジャー2号も運用中だ。クリックで拡大 ステラナビゲータでボイジャーの航路を表示。クリックで拡大(ステラナビゲータで作成) NASAの探査機「ボイジャー1号」が、人工物として初めて太陽圏を飛び出したことが公式に発表された。 同探査機は1977年9月5日に打ち上げられ、木星と土星を観測。その後は太陽系の果てを目指して飛行を続けてきた。2004年に太陽圏(ヘリオスフィア:太陽風の荷電粒子で満たされ

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    shoot_c_na 2013/09/13
    「運用チームでは2012年8月25日を到達日」とっくのむかしに太陽系脱出してた。
  • 土星の環に飛び込んだ「流れ星」

    【2013年4月26日 NASA】 NASAの探査機「カッシーニ」の観測で、土星の環に流星体が突入した直後の痕跡が発見された。 土星の環に突入した流星体の破片でできた雲の痕。クリックで拡大、詳細説明を表示(提供:NASA/JPL-Caltech/Space Science Institute/Cornell) ちょうどこれからが見ごろの土星(【特集】土星を見よう)。その最大の特徴である環に小さな流星体が突入した痕跡が、NASAの探査機「カッシーニ」の観測から見つかった。 太陽系の惑星間空間には高速で移動する微小物質が無数に飛び交っていて、しばしば地球を含む惑星に衝突する。土星もその例外ではなく、その環に1cm〜数mほどの流星体が突入して広がる筋状の雲が画像でとらえられている。 流星体が環にぶつかり、衝突で生じた二次的な破片がさらに環への衝突を繰り返すことで塵の雲が生じる。雲を構成する粒子は

  • ベテルギウスの行く手をはばむ?謎の壁

    【2013年1月23日 ヨーロッパ宇宙機関】 欧州の赤外線宇宙望遠鏡「ハーシェル」が、オリオン座の1等星ベテルギウスの周囲に複数の弧状構造をとらえた。この構造とベテルギウスは、やがて塵の壁と衝突する運命にあるようだ。 ベテルギウスの移動方向に広がる衝撃波。さらにその左側には、直線状の壁のような構造も見える。クリックで拡大(提供:ESA/Herschel/PACS/L. Decin et al) 冬のオリオン座の左上(北東)に見える赤い1等星ベテルギウスは、直径がおよそ太陽の1000倍、明るさは10万倍という赤色超巨星だ。外層を大量に放出して大きく膨れあがっており、やがて超新星爆発を起こす恒星として注目されている。 ヨーロッパ宇宙機関(ESA)の天文衛星「ハーシェル」による最新の遠赤外線画像から、ベテルギウスから吹き出す恒星風が周囲の星間物質に衝突している様子や、ベテルギウスが秒速30kmの

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    shoot_c_na 2013/01/24
    衝突する前にベテルギウスがなくなってる可能性・・・
  • 太陽セイル「イカロス」が世界記録に認定

    【2012年12月3日 JAXA】 2010年5月に打ち上げられ、さまざまな技術的“世界初”を成し遂げたJAXAの小型ソーラー電力セイル実証機「イカロス」が、2つのギネス世界記録に認定された。 2010年6月14日に「イカロス」の小型分離カメラDCAM2が撮影した帆の全景(提供:JAXA、以下同様) 「イカロス」体における小型分離カメラの搭載位置(左)とカメラの形状。クリックで拡大 認定証を手にする森治さん(左)と、DCAM開発のとりまとめを行った澤田弘崇さん。クリックで拡大 今回ギネス世界記録として認められたのは、(1)最初の惑星間ソーラーセイル宇宙機であること(2)「イカロス」体を撮影するために射出された2機の小型カメラDCAM1とDCAM2が、最小の惑星間子衛星であること、という2つだ。 「イカロス」は2010年5月に金星探査機「あかつき」と一緒に打ち上げられた小型衛星で、翌6月

  • ブラックホールに引き裂かれる星の姿

    【2012年5月11日 NASA】 超大質量ブラックホールに近づき引き裂かれた恒星の姿が、NASAの紫外線天文衛星などでとらえられた。ブラックホール周辺の激しい環境についての理解を深めてくれる。 赤色巨星がブラックホールによって引き裂かれていく様子。観測結果に基づいてシミュレーションで再現された。動画をリンク先で見ることができる。クリックで拡大(提供:NASA/JPL-Caltech/JHU/UCSC) GALEXとPan-STARRS1がとらえた紫外線放射の変化。クリックで拡大(提供:NASA/JPL-Caltech/JHU/STScI/Harvard-Smithsonian CfA) NASAの紫外線天文衛星「GALEX」とハワイのPan-STARRS1望遠鏡などの観測で、27億光年かなたの銀河中心に存在する超大質量ブラックホールが恒星を引き裂く瞬間とその残骸がとらえられた。こうした現

  • 理論をくつがえす? 銀河団から取り残された暗黒物質

    衝突銀河団「Abell 520」の擬似カラー画像。オレンジ色は銀河に含まれる星の光。青が暗黒物質の分布。緑は高温ガス。クリックで拡大(提供:NASA, ESA, CFHT, CXO, M.J. Jee) ハッブル宇宙望遠鏡による観測で、25億光年かなたの巨大な衝突銀河団「Abell 520」において、コア状の塊となった暗黒物質(ダークマター)が銀河団の間の空間に取り残されている様子が見つかった。従来の理論では、銀河と暗黒物質はお互いにくっついているはずだが、その暗黒物質の塊に含まれる銀河の数は非常に少なく、銀河団の衝突によって銀河だけが分離して飛んでいったように見える。これは驚くべき結果だった。 実はこの様子は2007年にも観測されていたが、あまりに意外な結果にデータに不備があるとされていた。だが今回の観測で、改めて事実であることが確認された。 従来の研究 暗黒物質は「ダークマター」とも呼

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    shoot_c_na 2012/03/06
    さて、さっぱりわからん!