中国けん制の意図はない? 中国製タンカーではあるが特別な意図はない フィリピン軍は2024年5月8日、アメリカ軍、オーストラリア軍などと合同で行った大規模演習「バリカタン2024」の海上演習の締めくくりとして、ルソン島北部の南シナ海で中国製の退役タンカーを、対艦巡航ミサイルなどを使用し撃沈したと発表しました。 拡大画像 演習でSSM-700K「シースター」対艦ミサイルを発射するフィリピン海軍旗艦の「ホセ・リサール」(画像:フィリピン軍)。 この海上合同演習では、中国製のタンカー「レイク・カリラヤ」を標的艦とし、フィリピン海軍の旗艦であるホセ・リサール級フリゲート「ホセ・リサール」が20海里(約37km)の距離でSSM-700K「シースター」対艦巡航ミサイルを発射したほか、高速攻撃艇がスパイク中距離ミサイルによる攻撃を実施しました。なお、「ホセ・リサール」はフィリピン海軍史上初めて対艦巡航ミ