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障害に関するsillyfishのブックマーク (222)

  • 役所に邪険にされなかった生活保護受給者の話

    https://anond.hatelabo.jp/20210817051552 この増田、大変な思いしてきて充実した人生送れているようでよかった。 ただ、ここに出てくる役所の人は当にひどいと思う反面、自分が接してきた役所の人と違いすぎてびっくりしている。 自分の担当ケースワーカーを振り返ると、ルールはルールとして毅然とした対応をしつつも、常識的な言動をしていたように思える。 自分が生活保護を受給することになったのは、障害福祉サービス事業所の支援者の提案からだ。 私は発達障害があり(就活中に医師から指摘され検査、診断)、大学から地元に帰り就職するも適応障害で退職。 昔から折り合いの悪い家庭から逃げるように上京した。 通院先を確保するや否やハローワークに向かうも、職員から紹介された精神障害トータルサポーター(精神保健福祉士)から 「働くことを考えるのを辞めなさい」と言われ、日常生活の安定に

    役所に邪険にされなかった生活保護受給者の話
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    sillyfish 2021/08/18
    就活で病み、発達障害を指摘されたところまで同じなので「よく生きてたね」と言われるWAIS-Ⅲの結果がどんなかちょっと興味ある。私は「案の定の結果となっております」と言われたが、症例集でも似た人を見かけない
  • News Up 私が記者会見でマスクができないワケ | NHKニュース

    感染の拡大防止を訴えて連日繰り返される記者会見。その脇でマスクをつけずに奮闘する手話通訳者の理由を説明した漫画がネット上で注目されています。求められているのは、人々を隔てない透明なマスクです。 (ネットワーク報道部記者 秋元宏美・鮎合真介)

    News Up 私が記者会見でマスクができないワケ | NHKニュース
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    sillyfish 2020/04/07
    手話が口話補助というのは、作者が学んだのが「同時法(音声+手指日本語)」だからでは?日本手話の場合、口等の表現はあくまで手話の非手指要素で、口話日本語ではないはず/その番組がどっち採用したかは知らない
  • 「車いすが健常者・二足歩行が障害者」の世界が体験できるレストランに行ってきた もう理不尽すぎて泣きたい

    もしも二足歩行者がマイノリティーだったら――そんな車いすユーザーが多数になった社会を疑似体験できるレストランに行ってきました。自分の足で歩ける人は、このレストランに入店した途端に障害者として扱われます。筆者はあまりにも胸苦しくて、途中で泣きたくなりました。どんな体験だったのか、レポートしていきましょう。 バリアフルレストランへようこそ! まず、入店前に「車いすユーザーが暮らしやすい環境とは?」を考え、記入するよう促されます。あとで役に立つので、みなさんもここでいくつか考えてみてください。筆者は「段差がない」「商品棚が低い」……などなどを紙に記入しました。 「車いすユーザーが暮らしやすい環境とは?」をみんなも考えてみよう そして、レストランに入店します。レストランのオーナーを務めるのは車いすYouTuberの寺田ユースケさん。「いらっしゃいませー」と出迎えてくれます。ところが入口が低い。二足

    「車いすが健常者・二足歩行が障害者」の世界が体験できるレストランに行ってきた もう理不尽すぎて泣きたい
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    sillyfish 2020/02/16
    もともと座っているなら椅子は必要ない、確かに!/食器を持ち上げない「謎ルール」はテーブルマナー自体が身体に中立でないという示唆で「中腰で食べてください」は「○○先生のご登壇です、皆様ご起立ください」?
  • NHKの「やさしいにほんご」は、英語を解さず母語での災害情報もない本当のマイノリティのためにある

    NHKニュース @nhk_news 【がいこくじん の みなさんへ】 たいふう19ごう が 12にち~13にち に にしにほん~きたにほんの ちかくに きそうです。 たいふう19ごう は おおきくて とても つよいです。 き を つけて ください。 (↓よんで ください) www3.nhk.or.jp/news/easy/arti… www3.nhk.or.jp/news/easy/arti… pic.twitter.com/tFVzDtGTMa 2019-10-09 12:16:55

    NHKの「やさしいにほんご」は、英語を解さず母語での災害情報もない本当のマイノリティのためにある
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    sillyfish 2019/10/12
    まとめの後方やブコメですでに触れられているけれど、日本には「やさしいにほんご」を第二言語とする人だけでなく、母語であり主たるコミュニケーション手段である人もいて、その人たちへの読書権/情報保障でもある
  • 水質悪くスイム中止 「手も見えない」 東京パラテスト大会 | NHKニュース

    東京オリンピック・パラリンピックのテスト大会を兼ねたパラトライアスロンの国際大会が、番の会場となる東京・お台場海浜公園で行われましたが、水質検査で国際競技団体が定める基準値を大幅に上回る大腸菌が検出されたため、スイムが中止され、ランとバイクの2種目によるデュアスロンに変更されました。 大会の実行委員会によりますと、16日午前中に予定されていたトライアスロン男子のレースは通常どおり行われましたが、16日午後1時に行った水質検査で、国際競技団体が定める基準の2倍を超える大腸菌が検出されたということです。 このため、17日に予定されていたパラトライアスロンの国際大会は、スイムを中止してランとバイクの2種目によるデュアスロンに変更されました。 デュアスロンは、ランが2.5キロ、自転車やハンドサイクルで走るバイクが20キロ、最後に再び、ランが5キロで行われ、番と同じコースで実施される予定だったラ

    水質悪くスイム中止 「手も見えない」 東京パラテスト大会 | NHKニュース
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    sillyfish 2019/08/17
    近代五輪発足当初の狙いはともかく、現代では種目を越えた「優れた身体」など存在しないし、パラはなおさら。スイム抜きなら競技性質が変わる。車イス部門「ランが得意」というよりマラソン選手が優勝しちゃってる…
  • 障害者の家族こそ、障害者の敵である(少なくとも、ある側面では) - あままこのブログ

    どうも、あままこです。 もう、来だったら前回の記事に引き続き天気の子の話をしたいんですが、twitterを見ていて、あまりに腹が立つというか、「リベラルの中でさえ未だこのレベルなの!?」と落胆するような出来事があったので、記事を書きます。 きっかけはこのツイート。 山太郎は全くわかってない ALSの患者は、気管切開してたら24時間フル介護が必要 国会に看護師を常駐させて、投票時の意思疎通とかやらせる気かよ 国会中に痰吸引の音が響くぞ、やらなきゃ死ぬから、で途中退席は棄権になるし 軽く考えすぎだ がALSの男より な #アベマ選挙SP — yuki shima (@IslandYuki) July 21, 2019 このツイートを、木上ちがやとかいう大月書店からを出したり、論座に記事を書くような人が、以下のように擁護するわけです。 この方のツイートに目も当てられないようなメンションが

    障害者の家族こそ、障害者の敵である(少なくとも、ある側面では) - あままこのブログ
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    sillyfish 2019/07/24
    本人と家族が区別されないと、一方では本人の望みが家族のそれに書き換えられるが、他方で「本人のため」に紛れ込ませられない望みはなかったことにされる。家族に「無私の愛」の犠牲を強いる直接の原因でもあるのよ
  • 重度身体障害者が当選したことで、「障害者を政治利用した」「国会のバリアフリーに税金使うな」と叩かれてしまう

    毎日新聞写真部 @mainichiphoto 参院選の比例代表で、政治団体「#れいわ新選組」重度身体障害者の #舩後靖彦 氏が当選を確実にしました。国会の現状では、重度身体障害者が通常の議員活動をするのは困難とみられ、幅広いバリアフリー化が求められそうです。 各政党の様子を写真特集で→bit.ly/2Obfq6W #参院選 #参院選2019 pic.twitter.com/oYZ9z8LGCN 2019-07-21 22:35:40

    重度身体障害者が当選したことで、「障害者を政治利用した」「国会のバリアフリーに税金使うな」と叩かれてしまう
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    sillyfish 2019/07/24
    「政治利用」という語は、障害者は本来"非政治的"な存在である(べき)という価値の反映。勝手に純真無垢を期待するだけでなく、先入観を裏切る人にはこのようにサンクションを与え、ステロタイプに押し戻そうとする
  • 「重い障害ある娘との暮らしにも幸せ感じている」 | NHKニュース

    新型出生前検査を小規模な医療機関でも行うことができるように条件を緩和する方針には懸念の声が上がっています。 生まれる前の検査で分かり、その際、医師からは「1年も生きられないかもしれない」と告げられました。 おなかの中で成長していることを実感する中で、夫婦で何度も話し合い、長く生きられるためにできるかぎりのことをしようと決めたといいます。 心咲さんは生後まもなく心臓の手術を受けたほか、視力や聴力が弱く、立ち上がるときは補助器具が必要です。 心咲さんが1歳になるころ、岸さんは心咲さんをお風呂に入れると表情が和らぎ、体も動かそうとすることに気付きました。 水が好きなのではないかとプールに連れて行くと、心咲さんは体を動かして楽しそうに遊んだといいます。 今では水に潜ったり、息継ぎの練習をしたり、いつもよりも明るい表情を見せるようになったということです。 海外旅行にも行けるようになり、岸さんは毎

    「重い障害ある娘との暮らしにも幸せ感じている」 | NHKニュース
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    sillyfish 2019/03/11
    18トリソミーの会は当事者(親だが)研究が行われていて、会員の子の長期生存率の高さが知られている。入会前に一番不安定な時期を乗りきっていることもあるが、合併症の外科治療に積極的になる効果も指摘されている
  • 人に迷惑をかけたっていい社会へ。私たちの未来を縛る「老いという呪い」を解く|tayorini by LIFULL介護

    人に迷惑をかけたっていい社会へ。私たちの未来を縛る「老いという呪い」を解く #老いの準備#認知症#楽に生きる#老後も楽しむ 公開日 | 2019/02/25 更新日 | 2020/09/23 チェコ好き(id:aniram-czech) ブログ「チェコ好きの日記」で旅や文学について書いている、チェコ好きといいます。 最近、知人の祖母に認知症の症状が出始めたそうだ。おばあちゃん子である彼は、かなり動揺していたし、落ち込んでもいた。多趣味で何事にも活発だったという彼の祖母は、認知症の症状が出始めてからは大好きだった趣味の手芸に興味を示さなくなり、家の中に引きこもることが多くなったという。 祖父母との同居経験がない私には少し実感しづらい部分もあるが、家族が老いて変化していく過程を見つめることは、きっととても心細いだろう。大切な人のそんな姿はできれば見たくないし、自分のそれも他人に見せたくないとい

    人に迷惑をかけたっていい社会へ。私たちの未来を縛る「老いという呪い」を解く|tayorini by LIFULL介護
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    sillyfish 2019/02/26
    「人に迷惑をかけるな」という呪いから「自ら飲食をやめ」ることが選択され、呪いが健在のまま良い死として被覆される危険に無防備すぎない?衰えた生を肯定するなら、その前に死ぬ「安らかさ」の出所をも問わないと
  • ナビゲート2018:「いわれある差別」は許すのか=粥川準二(科学ライター) | 毎日新聞

    ネット上では「福島差別論」がずっと議論されている。たとえば「福島の人が他県の相手と結婚しようとしたら、相手側の家族が反対して破談になった」というような話を耳にする。事実だとしたら間違いなく悲しいことだ。これに対して「広島や長崎では遺伝的な影響は確認されていない」という科学的事実を持ち出し、「こういう差別は許せない」と批判する人たちがいる。また原発事故直後から「福島では先天障害や遺伝病が多発している」と(もっと差別的な表現で)言う人たちがいて、彼らに対しても同じような論理で批判する人たちがいた。 つまり「いわれのない差別はやめろ」ということだ。しかし疑問がわいてくる。「いわれのある差別」ならしてもいいのか。

    ナビゲート2018:「いわれある差別」は許すのか=粥川準二(科学ライター) | 毎日新聞
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    sillyfish 2018/04/22
    「その恐れは根拠がない」は論理的には「根拠ある"遺伝病"は避けて当然」を含まないけど、優生思想批判は根拠有無へのそれよりずっと少なく、むしろ根拠のみを問題にして回避する風潮があったゆえの、粥川さんの指摘
  • パラ選手まさかのマラソン優勝 ペースメーカー役で参加:朝日新聞デジタル

    12日に行われたバルセロナ・マラソン(スペイン)の男子の部で、意外な「選手」が2時間8分57秒で優勝をさらった。ケニア出身のキプケモイ・チェスム(27)。彼は右腕に障害を持つパラリンピアン。マラソン経験はなく、レースにはペースメーカーとして参加していた。 現地メディアなどによると、チェスムら3人のペースメーカーは1キロあたり2分57秒の設定で先頭集団を引っ張り、中間点を1時間2分48秒で通過した。 30キロを過ぎて、2時間6分台の自己記録を持つ優勝候補のエチオピア選手がケガでレースを棄権。「ぼくの仕事は32キロまで先頭の選手を引っ張ることだったけど、気付いたら誰もついてこなかった。だから、最後まで走っちゃおうと思った」とチェスム。「調子は良かったけど、まさかこんな結果が出るなんて。うれしすぎるよ」とレース後にコメントした。 国際パラリンピック委員会(IPC)によると、チェスムは幼い頃にけが

    パラ選手まさかのマラソン優勝 ペースメーカー役で参加:朝日新聞デジタル
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    sillyfish 2017/03/19
    ロンドン世界パラ陸上にフルマラソンはないようだが、日本含むほとんどの国で、余裕で世界陸上の方の代表になれるほどの好成績。※ただしケニアを除く
  • 兵庫労働局、発達障害の非常勤女性に「いじめ」「虐待」  〜前局長ら5人処分 障害者雇用推進の役所がなぜ? - Yahoo!ニュース

    兵庫労働局、発達障害の非常勤女性に「いじめ」「虐待」  〜前局長ら5人処分 障害者雇用推進の役所がなぜ? 厚生労働省兵庫労働局で働いていた障害のある20歳の女性に対し、「組織として不適切な対応があった」として、厚労省が8月、同局幹部らを処分していたことがYahoo!ニュース編集部の取材で分かった。厚労省によると、処分は前局長ら5人。女性の両親などによると、女性はあろうことか、障害者雇用を促進する部署で「いじめ」や「虐待」を受け、採用から半年足らずの昨年秋に退職を余儀なくされたという。女性にとって労働局での仕事は、社会人としての第一歩だった。障害者施策のお膝元である厚労省の組織でなぜ、こんなことが起きたのか。(Yahoo!ニュース編集部)

    兵庫労働局、発達障害の非常勤女性に「いじめ」「虐待」  〜前局長ら5人処分 障害者雇用推進の役所がなぜ? - Yahoo!ニュース
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    sillyfish 2016/10/13
    この指導係やジョブコーチだって、求職活動や配属希望を出す際には、得意なことやできそうなことを中心にして選んだだろうに。なぜ、自分が仕事を選ぶときには当然入る視点が「障害者」と聞いた途端に逆転するんだ
  • 「パラリンピックが終わったら安楽死を考えている」金メダリスト、病と闘う苦しみを明かす【UPDATE】

    ベルギーの車いす陸上選手マリーカ・ヴェルヴートは、痛みで眠れないことがある。そんな時に彼女の心に浮かぶのは、金メダルと死だ。 現在37歳になるヴェルヴートは、2000年に脊椎変性疾患を発症した。体が麻痺したため、それ以来車いす生活になった。しかし車いすでも人生を楽しみたいと考えた彼女は、バスケットボールやトライアスロン、陸上などスポーツに積極的に取り組んできた。

    「パラリンピックが終わったら安楽死を考えている」金メダリスト、病と闘う苦しみを明かす【UPDATE】
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    sillyfish 2016/09/11
    オリンピックの出場者であれば止めようとしたり、自殺を仄めかすこと自体を「止めてほしいから」と解釈するのに、障害者には途端に「尊重」モードになるのは、障害者の生の価値を低く見積もっている証拠に他ならない
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    sillyfish 2016/08/18
    「大衆の中ではいまだくすぶっている凝り固まった偏見」は、実現させたい「本心」ではなく、言ってみたい「露悪」に過ぎない。その現実化は誰も望まない結果しかもたらさないと、私たちは相模原で学んだはずなのに
  • 「植松容疑者は正気だった」 ダウン症の娘持つ最首さん:朝日新聞デジタル

    「起こるべくして起こってしまった」。横浜市旭区で暮らす和光大学名誉教授の最首(さいしゅ)悟さん(79)は、相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で起きた殺傷事件を知った時、そう感じたという。ダウン症で知的障害がある三女の星子さん(39)と同居している。 「障害者は不幸を作ることしかできません」「日国が大きな第一歩を踏み出す」。植松聖(さとし)容疑者(26)は、衆院議長に宛てた手紙にそう書いて、重度障害者を次々と刃物で殺傷したとみられている。 最首さんは植松容疑者が精神異常者でも快楽殺人者でもなく、「正気」だったと考えている。「今の社会にとって、『正しいことをした』と思っているはずです」。植松容疑者は介護を続けてきた遺族に向けて謝罪する一方で、被害者に対する言葉はない。 そして最首さんは、「共感する人も必ずいるでしょう」と言った。確かに事件後、インターネット上には、「正論」「障害者は生き

    「植松容疑者は正気だった」 ダウン症の娘持つ最首さん:朝日新聞デジタル
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    sillyfish 2016/08/12
    「生産能力のない者を社会の敵と見なす冷め切った風潮」が存在し、それこそが手当てされるべきものであることに全く異論はないが、「冷め切った風潮」を内面化するのは健常で正気の人々だけではないと思う
  • 亡くなられた方々は、なぜ地域社会で生きることができなかったのか?――相模原障害者殺傷事件における社会の責任と課題/渡邉琢 - SYNODOS

    亡くなられた方々は、なぜ地域社会で生きることができなかったのか?――相模原障害者殺傷事件における社会の責任と課題 渡邉琢 介護コーディネーター 福祉 #障害者福祉#相模原障害者殺傷事件 「勤君は、母親によって殺されたのではない。地域の人々によって、養護学校によって、路線バスの労働者によって、あらゆる分野のマスコミによって、権力によって殺されていったのである。」(横田1979:24) 事件から二週間近くが経過した。事件についてはすでに多くの方々、あるいは団体が、意見や声明を発表している(注1)。報道では、容疑者がなぜ犯行に及んだのか、どんな人物だったのか、あるいはその責任能力はどうなのか、などに関心が高まっているが、ここでは容疑者個人の責任という側面はいったん脇におき、この事件を生む背景となった「社会の責任」、あるいはそこから浮かび上がる「社会の課題」ということを考えてみたい。 (注1)事件

    亡くなられた方々は、なぜ地域社会で生きることができなかったのか?――相模原障害者殺傷事件における社会の責任と課題/渡邉琢 - SYNODOS
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    sillyfish 2016/08/12
    紹介された知的障害者団体の書籍は(痛ましい失敗の経験から)自立生活だけでなく家族形成・リユニオンも見据える必要性を記しているが、多くの当事者と家族はまず自立生活の可能性を知るところにたどりつけない、と
  • 障害者をケアする母親に生じる貧困と不平等/田中智子 - SYNODOS

    当然のことではあるが、障害があること(後天的な障害も含む)、さらには障害者の家族になるということも、偶然によるものであり、選択が介入する余地はなく、人の責任に帰することはできない。 それにもかかわらず、障害があって生きるということ、そして障害者の家族であるということは、現在の日では、様々な社会的不利をこうむり、人生設計の変更を余儀なくされる要因となる。特に、母親にとっては、性別役割分業規範と結びつき、自分の生活や人生は脇において、ケアの専従者となることが求められる。 先日、ある裁判を傍聴した。被告は、長年、入所施設を利用している障害のある子どもを、一時帰省中に殺害した母親だった。裁判の中で、母親は「この子を残しては死ねない」「(殺害したのは)仕方がなかった」「後悔はしていない」という言葉を繰り返した。 障害者家族のあいだには、昔も今も「親亡き後」という言葉が存在する。一般的には、親亡き

    障害者をケアする母親に生じる貧困と不平等/田中智子 - SYNODOS
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    sillyfish 2016/08/11
    ケアの自己責任化の下で「親は親役割から降りることができず、一方で子どもは『ケアされる』役割を演じ続けなければならない」自立生活運動の合言葉が「施設から家庭へ」ではなく「家と施設を出て暮らす」だった理由
  • 「障害者」のリアリティをもって抗いたい - 泣きやむまで 泣くといい

    相模原の入所施設で凄惨な事件が起きた。障害者支援をしてきた者(かつ事業所の経営者)として、考えさせられることが多すぎて、2日のあいだ(職場の中でさえも)コメントできずにいた。 今回、亡くなられた方たちは性別と年齢のみが報じられている。このことについて、朝日新聞のヨーロッパ特派員によるツイートが強く批判されているのを見て、自分たちにとっての課題を少し記しておきたい、と思った*1。 神奈川県警「現場が障害者の入所する施設で、氏名の非公表を求める遺族からの強い要望があった」→匿名発表だと、被害者の人となりや人生を関係者に取材して事件の重さを伝えようという記者の試みが難しくなります。 https://twitter.com/shiho_watanabe/status/758178708859527168 これまで犯罪被害者の遺族に対する執拗な取材が、悲しみに暮れる人々に追い討ちをかけたり、誰のため

    「障害者」のリアリティをもって抗いたい - 泣きやむまで 泣くといい
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    sillyfish 2016/07/30
    地域で暮らす障害者が増えても伝わっていない「当たり前の日常」が、優生思想に抗いうること。もちろん、その「日常」があたたかさ皆無の偏屈やろうでも生きていい。健常の偏屈やろうも、何も死ぬことはないのだから
  • 障がい者と健常者の境界はあいまいになる

    21世紀は都市間競争の時代だ。2020年東京五輪に向けて都市の改造や再開発が進む中、東京が世界で最も魅力的な「グローバル都市TOKYO」に進化するにはどうすればいいのか。2020年以降を見据えて「TOKYO」の持続的発展と課題解決に向けた具体的な提言を続けてきた(詳細は「NeXTOKYO Project」参照)。 TOKYOの進化の方向性を、NeXTOKYOメンバーである各界のキーパーソンと語り、未来へのヒントを探る。今回は為末大氏。義足開発会社のXiborg(サイボーグ)を立ち上げた為末氏。2020年に開催されるパラリンピックに向けた取り組みを通して、東京がどのように変わることを期待しているのか。聞き手はA.T.カーニー日法人会長の梅澤高明(NeXTOKYOプロジェクト)、構成は宮恵理子。 1978年広島県生まれ。陸上トラック種目の世界大会で日人として初のメダル獲得者。男子400メ

    障がい者と健常者の境界はあいまいになる
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    sillyfish 2016/04/05
    種目次第で、もう「パラリンピアンがオリンピアンを越え」ている。フルマラソンの車椅子T4対二本足とか/エンハンスメントは強者の特権ではなく、病者・障害者の補償技術が適用拡大して広まる、って議論を思い出した
  • 「視覚障害を理由に授業外された」 短大准教授が提訴:朝日新聞デジタル

    岡山短期大(岡山県倉敷市)で准教授を務める山口雪子さん(51)=幼児教育学=が23日、短大を運営する学校法人を相手に岡山地裁倉敷支部に訴訟を起こした。山口さんは「視覚障害を理由に4月からの授業や卒業研究の担当を外され、事務職への変更を命じられたのは不当」と主張。今の立場(地位)の確認と配転命令の撤回を求めている。 訴状によると、山口さんは2月、短大側から①授業中に飲したり、無断で出て行ったりする学生を注意できなかった②筆記試験を採点する際に学生の答案を第三者に読み上げてもらった――などと指摘され、2016年度から授業や卒業研究の担当を外すことを伝えられたという。 山口さんは網膜の異常で視野が狭くなる進行性の病気「網膜色素変性症」を患う。岡山短大の教員になった1999年当時は見えていたが、約10年前から視力が低下。14年には退職を勧められたが、私費で補佐員を雇い、授業を続けている。山口さん

    「視覚障害を理由に授業外された」 短大准教授が提訴:朝日新聞デジタル
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    sillyfish 2016/03/29
    教育を遂行する上でのバリアを取り除くことで、教育の質を担保するのが使用者のつとめ。なすべき合理的配慮を行わないばかりか、本人が代わりに教育の質を担保するためにとった措置を、不適格の理由にするとは呆れる