モロッコの沿岸都市シディ・イフニー郊外で試験運用されている「霧水捕集・配水システム」に使われている集水パネル(2015年6月7日撮影)。(c)AFP/FADEL SENNA 【7月1日 AFP】霧を新鮮な水に変えるグリーン技術のおかげで、モロッコ南西部の女性たちは毎日遠くの井戸まで水汲みに行く必要がなくなった。 五つの高地にあるベルベル人のコミュニティーがこの「霧の収穫」技術の恩恵を受け始めている。アンデス山脈が広がる南米チリで20年前に考案され、その後、ペルーやナミビア、南アフリカなどに広がった技術だ。 モロッコの村々を見下ろすようにそびえるBoutmezguida山の頂上(標高1225メートル)には、濃い霧がかかっているが、それを約40枚のメッシュパネルで受け止めて水にし、パイプに流す仕組みだ。 アンチアトラス(Anti-Atlas)山脈に位置する乾燥した山岳地帯で、家の蛇口から水が出
私が長年あこがれ続けた文字に「ティフィナグ文字」というものがあります。 これは北アフリカ、サハラに住む遊牧民族であるトゥアレグ族の文字で、このトゥアレグ族、その勇敢さと孤高の暮らしで知られ、着ている服の色から「青の民族」などとも呼ばれるかっこいい人々。 しかもその文字であるティフィナグ文字は、系統は不明、周辺の文字とは全く違う独自のもので、使っているのはなぜか女性ばかりという......中学二年生が妄想小説の中で思いつきそうな文字なのです。 そんな中二病的ロマンを感じたのかどうかは知りませんが、同じ系統の言語を使っているモロッコのベルベル人たちが、自分たちの言語を書き記すために「新ティフィナグ文字」を開発しました。 古代は彼らもティフィナグ系の文字を使っていたのですが、その後アラビア文字に置き換えられていきました。 民族主義の台頭もあり復活論が出てきたのですが、従来のティフィナグ文字
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く