「聾者の音楽」を視覚的に表現したアート・ドキュメンタリー映画『LISTEN リッスン』がアップリンクの配給により、2016年5月より渋谷アップリンクにて公開されることが決定。予告編も公開された。 ▼映画 『LISTEN リッスン』予告編 本作は、監督から出演者まで、全員が聾者によって制作された「無音」の音楽映画。出演者は楽器や音声を介さずに、手話を始めとした全身の身体表現により、視覚的に「音楽」空間を創り出していく。彼らはインタビューで各々に「音楽が視える」と語り、「魂から溢れ出る“気”のようなもの」から「音楽」を感じると答える。手話言語を通じて日常的に熟達した彼らの身体表現は、「音楽とは?」という問いのさらに奥深く、人の内面から滲み出る内なる“何か”へと迫っていく。 『LISTEN リッスン』より 監督を務めるのは、聾者の両親を持ち、自身も聾者である新鋭監督・牧原依里。そして、アニエスベ