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ブックマーク / www.zaikei.co.jp (13)

  • 東大、植物が「匂いを嗅ぐ」機構の一端を解明 | 財経新聞

    植物にも「匂い物質」を感知する機能がある事実は以前から知られていた。しかし鼻や神経系を持たない植物が、どのようにそれを感知しているのかは未知の問題であった。今回東京大学の研究グループは、匂い物質と結合して遺伝子発現制御に関わる転写制御因子を特定し、その機構の一端を解明することに成功したと発表した。 【こちらも】つる植物は「味覚」によって仲間を避けるという研究、東大 自然環境下において、昆虫がある植物をべると、その周辺に生えている別の植物が昆虫にべられにくくなると言う事実が知られている。動物は、天敵などの匂いを感じるとその匂い情報に対して適切な対処行動をとる。これは鼻の奥にある嗅覚受容体で感知されるわけだが、一方植物においても、害を受けた植物が発する匂いの情報を別の植物が受け取って、何らかの防御手段を講じる、という事実が1980年代に発見されている。 一例として、リママメの葉がダニに攻

    東大、植物が「匂いを嗅ぐ」機構の一端を解明 | 財経新聞
    skam666
    skam666 2019/04/13
    “植物にも「匂い物質」を感知する機能がある事実は以前から知られていた(中略)東京大学の研究グループは、匂い物質と結合して遺伝子発現制御に関わる転写制御因子を特定し、その機構の一端を解明することに成功”
  • 博物館で発見された新種植物、既に絶滅の可能性高く 神戸大学の研究 | 財経新聞

    1992年に発見された際の「コウベタヌキノショクダイ」。発見時はタヌキノショクダイ属だとは明らかになっていなかった。(画像:神戸大学発表資料より)[写真拡大] 「兵庫県立人と自然の博物館」に保管されていたタヌキノショクダイ属の菌従属栄養植物の標が、新種であり、また同時に既に絶滅している可能性が極めて高いことが、神戸大学の研究によって明らかになった。同種は「コウベタヌキノショクダイ」と命名された。 【こちらも】光合成を行わない「白い緑藻」プロトテカの進化の謎 筑波大学の研究 該当の植物は、1992年に神戸市でわずかに1個体のみが発見されたもの。ホシザキシャクゾウ属に分類されるヒナノボンボリ(こちらも非常に珍しい絶滅危惧種の菌従属栄養植物)であると考えられ、タヌキノショクダイ科に属するものであるとは気付かれず、標にされて保存されていた。 その後、1993年から1999年にかけても調査は行わ

    博物館で発見された新種植物、既に絶滅の可能性高く 神戸大学の研究 | 財経新聞
    skam666
    skam666 2018/09/18
    “「兵庫県立人と自然の博物館」に保管されていたタヌキノショクダイ属の菌従属栄養植物の標本が、新種であり、また同時に既に絶滅している可能性が極めて高いことが、神戸大学の研究によって明らかになった”
  • 光合成を行わない「白い緑藻」プロトテカの進化の謎 筑波大学の研究 | 財経新聞

    寒天培地上でコロニーを形成するプロトテカ(Prototheca cutis JCM 15793)。(画像:筑波大学発表資料より)[写真拡大] プロトテカという緑藻がいる。緑藻なのだが、色は白い。つまり、広義の分類学上の位置付けで緑色植物門(緑藻)に含まれるのだが、葉緑素を持たず、光合成も行わず、色が白いのである。その性質からいわゆる、従属栄養生物の一種にも数えられる。その遺伝的性質に関する研究を、筑波大学が行った。 【こちらも】光合成をしない新種の植物「オモトソウ」石垣島で発見 プロトテカは病気の原因にもなる。プロトテカ症と言い、人獣共通感染症であるので、主には獣医学の世界で研究されている。 単細胞生物であり、顕微観察するとその細胞は2~15ナノメートルほどのサイズのいびつな球形をしており、酵母にも似ていて、菌類と間違えられることも多々ある。特に寒天培地で培養した時の姿は白いコロニーなので

    光合成を行わない「白い緑藻」プロトテカの進化の謎 筑波大学の研究 | 財経新聞
    skam666
    skam666 2018/01/22
    “プロトテカのようなもともと栄養獲得手段を複数持っていた種類の存在にとって、光合成能力を喪失するということはさほど重要な意味を持たないのではないか”
  • 宇宙で植物を育てると根はどちらに伸びる? | 財経新聞

    東北大学や宇宙航空研究開発機構(JAXA)による共同研究グループは、国際宇宙ステーションの日実験棟である「きぼう」において実施した実験で、キュウリの根が微小重力下においては水分の多い方向に向かって伸びることを明らかにした。 【こちらも】国際宇宙ステーション内で飛び回るボール型ロボット、JAXAが映像公開 宇宙(微小重力下)において植物を育てたら、根はどちらに伸びることになるのか。素朴な疑問ではあるが、地球上で微小重力環境を作り出すのは容易ではないので、これまでなかなか解き明かされることのない問題であった。 ちなみに地球上の、通常の環境において植物の根はどう伸びるのかというと、重力に従って下に伸びる(これを重力屈性という)のは当然のことであるが、水分の勾配に応答して、水の多い方向に伸びるという性質を持っている(これを水分屈性という)。 当然のことながら、微小重力下では重力屈性が発現せず、水

    宇宙で植物を育てると根はどちらに伸びる? | 財経新聞
    skam666
    skam666 2017/08/12
    “研究グループは、国際宇宙ステーションの日本実験棟である「きぼう」において実施した実験で、キュウリの根が微小重力下においては水分の多い方向に向かって伸びることを明らかにした”
  • コメ生産コストを3割カットする新農法、その秘密は「田植え廃止」 | 財経新聞

    国内最大手農機メーカーのクボタと、農薬シェア第1位の住友化学は、田植えの過程を廃することでコメの生産コストを最大で3割減らす新農法「鉄コーティング直播栽培」を目下研究中であり、2020年までの実用化を目指している。 【こちらも】農業人口減少も新規参入増加 農業の大規模化が促進 コメの栽培、という、かなり技術的には煮詰まっていそうな分野で、コストを3割もカットするとはどういうことか。AIを導入するとか、ビッグデータであるとか、そういったような話であるのかと思えば、これが違う。なんと、直播への回帰であるというから驚きだ。 コメの直播とは、別の場所で苗を育てて田植をするという方法とは異なり、直接に種もみを撒いて栽培する農法のことである。乾田直播、つまり乾いた畑に種もみを撒く方式は「陸稲栽培」とも呼ばれ、これは非常に古い。 その起源は有史以前にさかのぼるので詳細は分からないが、少なくとも縄文時代に

    コメ生産コストを3割カットする新農法、その秘密は「田植え廃止」 | 財経新聞
    skam666
    skam666 2017/07/14
    "農機メーカーのクボタと、農薬シェア第1位の住友化学は、田植えの過程を廃することでコメの生産コストを最大で3割減らす新農法「鉄コーティング直播栽培」を目下研究中であり、2020年までの実用化を目指している"
  • 電子書籍を自動翻訳するAI翻訳家、開発へ | 財経新聞

    電子書籍取次大手メディアドゥは、販売する電子書籍の文面を要約したり、自動で英文に翻訳する機能を持ったAIの開発に乗り出す。AI開発のベンチャー企業、エーアイスクエアとインターネット総合研究所の2社に約11億円を出資し、自社がインターネット上に立ち上げる電子書店に数年内に導入したい考えだという。 【こちらも】電通、AIの「コピーライター」を開発 書籍の国内市場は縮小を続けている。電子書籍市場への移行は、ゆっくりとだがしかし確実に進行している。この技術は、そのための大きなはずみとなりうるだろうか? メディアドゥは、この5月下旬、エーアイスクエアとインターネット総合研究所の第三者割当増資を引き受け、両者の株式をそれぞれ約20%取得している。両社はそれぞれ、文章要約と、翻訳の技術に強みを持っている。 用いられるのは、ディープ・ラーニング(深層学習)の技術である。単語と単語の関係、1文とほかの文の関

    電子書籍を自動翻訳するAI翻訳家、開発へ | 財経新聞
    skam666
    skam666 2017/05/24
    “電子書籍取次大手メディアドゥは、販売する電子書籍の文面を要約したり、自動で英文に翻訳する機能を持ったAIの開発に乗り出す”
  • トマトの果実形成をエチレンが抑制していることが明らかに―筑波大 | 財経新聞

    トマトSletr1-1変異体が示す単為結果性による果実形成の過程。野生型の受粉していないめしべ(未受粉)は果実を形成しなかった。その一方で、Sletr1-1変異体とSletr1-2変異体は、未受粉めしべからも果実を形成した。受粉は開花当日(0日目)に行なった。スケールバーは1cm。(筑波大学の発表資料より)[写真拡大] 筑波大学の有泉亨助教らの研究グループはトマトの果実形成を制御する新たなメカニズムを発見した。 トマトは2012年に全ゲノム配列が解読され、果実に関する研究のモデル植物になっている。しかし、めしべで生成される様々な植物ホルモンの働きやバランスを調節するメカニズム、果実形成における役割についてはほとんど明らかにされていなかった。 今回の研究では、トマトのめしべで生成されるエチレンの量は受粉後に減少すること、エチレンの働きは受粉やオーキシンによって抑制されることを明らかにした。さ

    トマトの果実形成をエチレンが抑制していることが明らかに―筑波大 | 財経新聞
    skam666
    skam666 2015/06/17
    “受粉していないめしべではエチレンがジベレリン(果実形成を促す植物ホルモン)の生合成を抑制している” “受粉から果実形成に至るまでのメカニズムに、エチレンが抑制的に働いていることが初めて明らかになった”
  • 北大、植物が虫から身を守るための新しいメカニズムを発見 | 財経新聞

    北海道大学の胡学運らによる研究グループは、植物は葉緑素(クロロフィル)によって虫から身を守っていることを発見した。 植物は、葉緑素(クロロフィル)に酵素クロロフィラーゼを作用させることで、クロロフィリドと呼ばれる物質を作り出す。この酵素は100年以上も前から存在が知られていたものの、その役割については明らかになっていなかった。 今回の研究では、まず細胞の成分を遠心分離したところ、クロロフィラーゼが植物内細胞の液胞や小胞体にあることが分かった。つまり、葉緑素(クロロフィル)は葉緑体という別の場所にあるため、通常は反応を起こさないが、細胞が壊れたときには反応を起こしてクロロフィリドを生成する。 また、クロロフィリドを虫のエサに混ぜると幼虫の成長が抑えられ、死亡率も高くなること、そしてクロロフィラーゼを多く含む植物をべたハスモンヨトウの幼虫の死亡率が高まることが分かった。 今後は、研究成果が

    北大、植物が虫から身を守るための新しいメカニズムを発見 | 財経新聞
    skam666
    skam666 2015/01/30
    “葉緑素(クロロフィル)は(中略)細胞が壊れたときには反応を起こしてクロロフィリドを生成する。 また、クロロフィリドを虫のエサに混ぜると幼虫の成長が抑えられ、死亡率も高くなる”
  • 京大、ガラスが確かに固体であることを示す有力な証拠を発見 | 財経新聞

    1955年 Charles Frank 卿(ブリストル大学HH Wills 物理学研究所)により発見された正20面体。正3角形20枚で構成される多面体で、3次元空間では最大の面数を持つ正多面体(京都大学の発表資料より)[写真拡大] 京都大学の山量一教授らによる研究グループは、コンピュータシミュレーションと情報理論を組み合わせることで、ガラス状態にある物質中は低温・高密度になるほど固体的領域のサイズが増大し、分子がある特定の幾何学的構造に組織化されることを発見した。 固体とは、分子が規則正しい配置に収まって移動しない状態を意味しているが、ガラスの分子は規則正しい状態には収まっておらず、非常にゆっくりと移動し続けている。そのため、ガラスは個体か液体かは明確になっていない。 今回の研究では、コンピュータシミュレーションと情報理論とを組み合わせた研究を行い、ガラス状態にある物質中では固体的領域と

    京大、ガラスが確かに固体であることを示す有力な証拠を発見 | 財経新聞
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    skam666 2015/01/26
    “低温・高密度になるほど固体的領域のサイズが増大すること、そして個体的領域では分子が正二十面体などの特定の幾何学的構造になっていることを発見した。この結果はガラスが固体であることを示す有力な証拠”
  • 名大、鳥類の脳内で光を感知して季節変化を捉える部位を明らかに | 財経新聞

    名古屋大学の吉村崇教授らによる研究グループは、鳥類の脳内で直接光を完治して、季節の変化を捉えている部位を明らかにした。 熱帯以外の地域では、哺乳類を除く脊椎動物は脳内で光を感知し、日照時間の変化を読み取ることで繁殖時期を制御していることが知られている。しかし、脳内で光を感知する詳細なメカニズムは明らかになっていなかった。 今回の研究では、ウズラの脳内にある光受容タンパク質「オプシン5」を発現している脳脊髄液接触ニューロンの応答性を調べたところ、光の照射によって活動電位が発生することが分かった。また、オプシン5の働きを阻害したところ、脳内で春の訪れを告げる「春告げホルモン」の誘導が抑制され、オプシン5によって季節繁殖の制御がおこなわれていることが示された。 今後は、研究成果が、目や光受容タンパク質の進化解明、そして動物の生産性向上に繋がると期待されている。 なお、この内容は7月7日発行の米

    名大、鳥類の脳内で光を感知して季節変化を捉える部位を明らかに | 財経新聞
    skam666
    skam666 2014/07/25
    “ウズラの脳内にある光受容タンパク質「オプシン5」(略)の働きを阻害したところ、脳内で春の訪れを告げる「春告げホルモン」の誘導が抑制され、オプシン5によって季節繁殖の制御がおこなわれていることが示された”
  • 自閉症スペクトラム障害者は、自分の動作を真似された時の脳活動が少ないことが明らかに | 財経新聞

    左図:真似をされていないときに比べて真似をされたときに強く活動した領域を示す図。健常群ではEBA(黄色枠)の一部が活動したが(脳断面の青色の部分)、ASD群では活動が低下していた(脳断面の緑色の部分)。右図:その領域の活動量を棒グラフで表したもの。青色の健常群と赤色のASD群で、EBA領域の活動量に差があることが分かった。(生理学研究所の発表資料より)[写真拡大] 生理学研究所は、自閉症スペクトラム障害者は、自分の動作を真似されている時の脳の活動が、健常者に比べて減少していることを明らかにした。 自閉症スペクトラムは発達障害の一種で、この障害を持つ人は対人コミュニケーションを苦手とする。この障害を改善する方法として、他者の真似をし、真似されたことを理解する訓練が知られている。これについて、「他者の真似をする」時の脳の働きについては研究がおこなわれていたが、「自分の動作を真似される」時の脳の

    自閉症スペクトラム障害者は、自分の動作を真似された時の脳活動が少ないことが明らかに | 財経新聞
    skam666
    skam666 2014/07/12
    “生理学研究所は、自閉症スペクトラム障害者は、自分の動作を真似されている時の脳の活動が、健常者に比べて減少していることを明らかにした”
  • 京大、植物に感染するカビの攻撃機構の一部を明らかに 防除薬剤の開発に期待 | 財経新聞

    カビが植物に感染する際、病原性関連タンパク質(エフェクター)をどのように分泌するかを示した図(京都大学の発表資料より)[写真拡大] 京都大学の高野義孝准教授・入枝泰樹特定研究員らによる研究グループは、カビが植物に感染する際、リング状に病原性関連タンパク質(エフェクター)を分泌していることを明らかにした。 植物病害の80%以上は、カビによる感染で、作物を育てる際にはいかにカビから守かが重要になる。これまでに、カビはエフェクターと呼ばれるタンパク質を宿主植物内で分泌することで、宿主植物が持つ防御作用を抑制していると考えられていたものの、その詳細は明らかになっていなかった。 今回の研究では、キュウリなどの病原菌となるウリ類炭疽病菌に注目し、蛍光タンパク質とエフェクタータンパク質を融合させることで、蛍光シグナルをリアルタイムで観察することに成功した。その結果、リング上の蛍光シグナルが検出され、この

    京大、植物に感染するカビの攻撃機構の一部を明らかに 防除薬剤の開発に期待 | 財経新聞
    skam666
    skam666 2014/05/25
    “カビが植物に感染する際リング状に病原性関連タンパク質(エフェクター)を分泌(中略)植物病害の80%以上はカビによる感染(中略)エフェクター分泌機構を阻害・攪乱する化合物が見い出せれば、新たな防除薬剤の開発に”
  • Internet Archive、BitTorrentを使用したデータ配布を開始 | 財経新聞

    taraiok 曰く、 さまざまなデジタルデータを保存・公開しているInternet Archiveは、データの配布にBitTorrentの使用を開始した(Internet Archive Blogsの記事、PCMag.comの記事、TorrentFreakの記事、家/.)。 Torrent形式で配布されているのは、パブリックドメインの映画やライブコンサート、ラジオ番組、オーディオブック、書籍など。BitTorrent対応は順次進められており、対応済みファイルのダウンロードページにはTorrentファイルへのリンクが追加される。8月12日午後の時点で公開されているTorrentファイルは140万点以上。Internet Archiveでは異なるデータセンター内の2台のサーバーがseedとなり、完全なファイルを提供するとのこと。今後、BitTorrentを配布用として利用するだけでなく、分

    Internet Archive、BitTorrentを使用したデータ配布を開始 | 財経新聞
    skam666
    skam666 2012/08/13
    Internet Archiveは、データの配布にBitTorrentの使用を開始した(中略)配布されているのは、パブリックドメインの映画やライブコンサート、ラジオ番組、オーディオブック、書籍など“
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