@komatsuna94 @hayakawa2600 この件に、ニセ科学批判の界隈は沈黙であろうか?
ぼくはスラップ訴訟に敏感だ。なぜならジャーナリストで大学客員教授という人(DND出口俊一氏)から仕掛けられて闘った経験があるからだ。当初、なぜ出口氏がEM菌への批判者に異常とも見える攻撃をするのかは謎だった。後で出口氏が「EM研究機構顧問」だったことがわかった。 この裁判はぼくの完全勝利で終わったが、経緯は、『ドキュメント スラップ名誉毀損裁判 EM菌擁護者と批判者の闘い』 左巻健男著 にまとめておいた。 A5 表紙込20ページ 200円(税抜) http://ankokudan.org/d/d.htm?detail099-detailread-j.html さて、そんなぼくのところに、五本木クリニック院長桑満おさむさんから、ハイドロ銀チタンのマスクを「研究中と称する信州大学の医学部の教授に「ブログを削除しろ、じゃないと次のステージに行くよ」とメッセージが来ています。」と連絡があった。
【2019/07/04追記】 消費者庁の措置命令が出ました。宣伝が,景品表示法に違反する行為(5条第1号,優良誤認)にあたるというのが理由です。 大正製薬は法的措置を検討すると主張していますが,それならばどんな資料を提出したのか見てみたいところです。まともな試験がなされているか,それが実際の使用条件に即しているか,確認したい研究者はいっぱい居るはずです。 =========================================== 話題が分かれたので別記事作りました→「花粉を水に変えるマスク」をめぐる追加の議論 花粉を水に変えるマスクが宣伝されている、というのがTwitterのTLに流れてきたので確認してみた。 花粉って、炭素や水素や酸素以外に窒素や硫黄も含まれているはずのものである。元素転換でもしないと水にはならんだろう。この意味で、花粉を水に変える、というキャッチコピーは明白
by Jennifer Boyer 私たちが通常食べたり目にしたりする氷に強い圧力をかけることで、構造や性質の違う新しいタイプの氷が形成されることがわかっています。「形成に必要な圧力が強すぎるため、『地球上には存在しない』と思われていた構造の氷がダイヤモンドの中から発見された」という報告が、科学雑誌Scienceに発表されています。 Ice-VII inclusions in diamonds: Evidence for aqueous fluid in Earth’s deep mantle | Science http://science.sciencemag.org/content/359/6380/1136 What scientists found trapped in a diamond: a type of ice not known on Earth http://www.
過去数百年間の8600万人以上の人々の出生日と死亡日を比較した結果、遺伝の役割は考えられていたよりも小さいことが明らかになった。 100歳以上の長寿の人たちには、なにか秘密があるのだろうか。人々は何年も遺伝に基づく不老の泉を探し求めてきたが、そのほとんどが徒労に終わっている。その理由のいくらかを説明する新たな研究が、3月1日にサイエンス(Science)に掲載された。人々の寿命の違いのうち、遺伝子によるものは16%のみであることが分かったのだ。以前は約25%だと考えられていた。 ということは、寿命がわかる遺伝子検査はないのだろうか。保険会社が遺伝子検査を使って死期を予測するのではないかと心配している人たちもいる。「研究の結果、遺伝子検査はほとんど役に立たないことがわかりました」と、今回のプロジェクトを主導した遺伝子系図会社、マイヘリテージ(MyHeritage)のヤニフ・アーリッヒ主任研究
日本の科学技術研究をリードする理化学研究所で、大規模な雇い止めが迫る。研究アシスタント、事務業務員ら365人が雇い止めの対象となる。2013年4月に施行される改正労働契約法の影響で、同法では、有期雇用が5年を超えれば労働者が無期雇用に転換できる「5年ルール」が適用されるのだ。不当労働行為の救済を申し立てたが、契約満了には間に合いそうにない。対象者の怒りの矛先は、使用者だけではなく、法律にも向かった。 研究員のイイダさん(男性・51)は理研の正規職員だ。自身の研究室でも研究アシスタントが3月で雇い止めになる。 「アシスタントは研究室を支える仕事で業務は多岐にわたる。外部との連絡調整もあり、蓄積された経験や人脈は大切で、簡単に代替えがきくものではない。人事部に辞めさせられると困ると伝えたが、駄目だった」 イイダさんだけの意見ではない。記者は今回、3月で雇い止めになる有期雇用職員9人に話を聞いた
Enlightenment Now: The Case for Reason, Science, Humanism, and Progress (English Edition) 作者:Pinker, Steven発売日: 2018/02/13メディア: Kindle版 本書はスティーヴン・ピンカーの2018年2月の新刊だ.ピンカーはこのような主題を扱った前著「The Better Angels of Our Nature」で,世界に暴力の減少傾向が実在することを示し,その要因を実に詳しいデータとともに解説した.それは私の目から見ると圧倒的に説得的だったが,進歩嫌いのインテレクチュアルには,なお頑強に抵抗する人々が存在したらしい.ピンカーも「人々が悲観的に傾く原因として,ニュースビジネスの傾向と心理学的バイアスがあることは理解していたが,それでもデータとグラフで説得できると思っていた.しか
2/22~24の呟きから。 2/22板橋区ホタル館不正事件の報告会&懇親会から帰宅。 3月末に判決が出るとのこと。 俺のEM擁護者とのスラップ名誉毀損裁判の暗黒通信本はあっという間に持参した20冊が売り切れ。池田香代子さんがアピールしてくれたのも大きい。 板橋区ホタル館不正事件の報告会2/22。被告松崎さんの報告会なので当然だろうが、原告側の酷さに参加者は皆深く納得したようだ。裁判は原告側の弁護士9人だって。俺のEM擁護者との場合でも弁護士3人(俺の方は2人)。ホタル館に投入された10億円の税金の使途の闇。ナノ銀除染に至っては児戯に等しい。 原告は25世代累代飼育で20万匹を羽化と主張していたがそれは嘘と認めた。本当は毎年2万匹が成虫に、と主張するが区の調査で幼虫2匹。幼虫は7万匹位いなくてはならない。ホタルの水路は幅1.3m、長さ17m。原告は職員が踏み潰したのですぐに水に溶解してしまっ
宇宙時代を切り拓いた3人のロケットの父には、ある同じ問題が立ちはだかっていました。 秒速7.9 km(時速28,000 km)の壁。 この速度を超えなければ、決して宇宙へ行くことができないのです。でも、なぜロケットがこの速度に達することがそれほど難しいことなのでしょう?そして3人がたどり着いた「液体燃料ロケット」というアイデアはどのようなものなのでしょう?NASA技術者の小野さんが、数学を使う代わりに、『宇宙兄弟』のアンディを使って(!?)分かりやすく解説してくれます! 百万光年離れた銀河同士も目に見えない重力で結びつけられているように、遠く隔たった国に生まれ生前に一度も顔を合わせたことのなかった三人の「ロケットの父」も、その夢の軌跡を追うと、まるでなにかの目に見えない力で結びつけられているようであった。 ■ アメリカのロケットの父、ゴダード1899年10月19日、アメリカ合衆国マサチュー
Author Ursula Le Guin at home with her cat, Lorenzo, in 1996. The writer’s “pleasant duty,” she said, is to ply the reader’s imagination with “the best and purest nourishment that it can absorb.”Credit...Jill Krementz, All Rights Reserved Ursula K. Le Guin, the immensely popular author who brought literary depth and a tough-minded feminist sensibility to science fiction and fantasy with books like
京都大学は、iPS細胞研究所に所属する助教が中心となって発表した1本の論文の11の図に、ねつ造や改ざんがあったと発表しました。京都大学は、論文が掲載された雑誌に撤回を申請するとともに、今後、関係者の処分を検討することにしています。
はじめまして、科学コミュニケーターの漆畑文哉(うるしばた ふみや)です。 突然ですが、これはなんでしょう。 そう!アルコールランプです!! 簡単すぎました?未来館のブログを読んでいる方ならばアルコールランプはご存知ですよね。 もし知らなかったとしても、恥ずかしくはありません。タイトルの通り、今、アルコールランプは日本の理科授業から姿を消しつつあるのですから。 なぜアルコールランプが学校の授業で使われなくなってきたのでしょう? この記事では以下の3つについて掘り下げてみます。 アルコールランプの代わりは? アルコールランプはなぜ姿を消しつつあるのか? アルコールランプは必要? アルコールランプの代わりは? 現在の理科の授業で火を扱う実験が本格的に登場するのは小学校4年から。水を温めたり冷やしたりして固体・液体・気体といった「状態変化」や「燃焼」を学びます。これらの実験にはアルコールランプがよ
**日本のイノベーション政策の中に科学はない ー科学にも実用志向が求められるようになりました。生命科学は薬剤設計に反映しやすく、基礎と応用が両立しやすい分野です。 「生物学が医学に従属してしまった。医学に役に立たない生物学は存在しないことになっている。生物学は動物を扱う学問と思っている学生は多く、その学生にとっては植物を扱う研究は生物学に位置づけられていない。日本の教育の偏った部分なのだろう」 「科学にとってサポーターの存在は重要だ。天文学はとても多くのファンがいる。宇宙に憧れ、宇宙やその成り立ち、基礎物理を知りたいという思いが研究を支えている。そして人間は生き物であり、自分の存在を知りたいと願う人は多いはずだ。なぜ生物が生きているのか、その成り立ちやメカニズムに迫る研究は多くの人が興味を持つ。本来、生物学はものすごい数のファンがいて良いはずだ」 「一方で、人間に結びつかない生物学を意味の
写真家ロバート・クラーク氏は、何度も驚嘆の声を上げずにはいられなかった。 クラーク氏はこれまで40本を超す「ナショナル ジオグラフィック」誌の特集の写真を撮影してきた。専門は太古の生命や文化だ。中国では見事な羽毛恐竜の化石を撮影した。5000年前に氷漬けになり、ミイラ化した有名なアイスマン「エッツィ」が研究者の手で解剖された際にも、その様子を見つめた。2300年前に生きていた人々が沼の中で保存されているのが見つかると、革細工のようになった彼らの顔を撮り、親しみを感じさせる肖像を残した。 だが、カナダのロイヤル・ティレル博物館にやって来て、これから撮影する被写体を初めて目にしたとき、クラーク氏は笑ってしまった。 鎧竜のトレードマークである装甲は、たいてい腐敗の初期段階でばらばらになってしまう。しかし、この恐竜の場合は例外だった。見事に保存されたこの装甲を研究することで、ノドサウルス類の外見や
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