ブックマーク / gendai.media (693)

  • 「低偏差値高校」にヤンキーはいない…「日本の高校」が40年前からガラッと変わった「悲惨な実態」(A4studio) @moneygendai

    文部科学省によれば高校への進学率は98.9%に及んでおり、進学が準義務化していると言える高校教育。しかし高校間での偏差値の序列が形成されているため、高偏差値高校と低偏差値高校では学習指導の状況に雲泥の差があり、後者では悲惨な現場を経験してきた教師も少なくないという。 なかでも、6月25日にTwitter(現在、X)へ投稿された、ある高校教師による下記のツイートは、5.4万いいね(8月2日現在)を獲得し、注目を集めた。 《学力の低い高校で教えてて何が辛いって、生徒が「知的好奇心」を全く持ってないこと。彼らの「面白い」は「瞬間的・感覚的に笑える」ということでしかない。習ったことがつながるとか、考えてみれば奥深いとか、苦労して分かる楽しさとか、そういうのが全然ない。勉強の面白さが一切伝わらない。》 低偏差値帯の高校教師の嘆きツイートへの反応 低偏差値帯の高校では、生徒一人ひとりの知的好奇心が低い

    「低偏差値高校」にヤンキーはいない…「日本の高校」が40年前からガラッと変わった「悲惨な実態」(A4studio) @moneygendai
  • 自衛隊に異変が…「F35ステルス戦闘機よりも高い輸送ヘリ」を大量購入の「ウラ事情」(週刊現代) @gendai_biz

    F35の「2倍の値段」 現在、政府がまとめている令和6年度予算の概算要求について、防衛省・自衛隊内部で「奇妙な点がある」と囁かれている。「輸送用ヘリの値段が、ステルス戦闘機の1.5〜2倍とあり得ない額になっている」(陸上自衛隊幹部)というのだ。 概算要求を実際に見てみると、「平時から有事までのあらゆる段階で、島嶼部を含む我が国の基地及び地域へ必要な部隊 及び物資を迅速に機動・展開できる輸送力を強化」する目的で、陸自のヘリ増強のための予算が記されており、内訳は下記のようになっている。

    自衛隊に異変が…「F35ステルス戦闘機よりも高い輸送ヘリ」を大量購入の「ウラ事情」(週刊現代) @gendai_biz
  • 世界の火薬庫・ユーラシアでうごめく挙動不審の国々――旧大国のたがは外れ、新たなプレーヤーが思い思いに動いている(河東 哲夫) @gendai_biz

    この記事の前篇となる「今度はアゼルバイジャンvs.アルメニア、紛争のデパート・ユーラシアのバランス・ゲームを読み解く」「カネの切れ目が縁の切れ目となる中国のユーラシア覇権幻想、それでも米国は完全に守勢にまわったまま」の2つの論考をまとめると、ユーラシア大陸をめぐっては米国の力は低下、中国の力は停滞、ロシアの力は衰退、逆にインド、トルコの力が上昇する傾向にある。現在のユーラシア大陸での国際政治は、こうした基的な枠組みの中で動いている。次に、この枠組みの中で主なプレーヤー達が何をめざしてどのように動き、どのように相互に作用して、どんな効果を生んでいるのかを見てみよう。 目下停滞している欧州 欧州は日からは遠いが、政治・経済両面で重要な意味を持つ。一言で言って、欧州は「目下停滞している」。もともとEUの欧州委員会は軍事力を持っていないし、外交権、そして財政権は各加盟国にあるので、EUとして力

    世界の火薬庫・ユーラシアでうごめく挙動不審の国々――旧大国のたがは外れ、新たなプレーヤーが思い思いに動いている(河東 哲夫) @gendai_biz
  • カラスの天下が終わる…都心制圧を目指す大型猛禽類…天敵と手を組む小鳥たち…都会鳥による「仁義なき戦い」がヤバすぎる(週刊現代) @moneygendai

    東京都心の空の勢力図に異変が......。これまでヒエラルキーのトップであったカラスが猛禽類による下剋上にあっている。いったいそこではどんなドラマが繰り広げられているのか。前編記事『東京上空の勢力図に異変…オオタカが明治神宮で、ハヤブサが六木ヒルズで繁殖…カラスが東京から消える「ヤバすぎる未来」』より続く。 調子に乗りやがって 東京都心を俯瞰すると、2つの環境が混在していることが分かる。一つは皇居、明治神宮、自然教育園(港区)などの「都市緑地」。そして、もう一つは東京駅や新宿駅周辺などにある「超高層ビル群」だ。前者に定着したのが、オオタカである。具体的な個体数は判明していないが、確実にカラスの勢力に拮抗し始めているという。 山間部や郊外では家畜を守るため、音や光を使って追い払われることもあったが、都内でそんなことは起こらない。しかも、エサとなる肉質の良い小鳥がいくらでもいる。さらに、一度

    カラスの天下が終わる…都心制圧を目指す大型猛禽類…天敵と手を組む小鳥たち…都会鳥による「仁義なき戦い」がヤバすぎる(週刊現代) @moneygendai
  • 【独自】頭部に命中した3発でようやく…最凶ヒグマ「OSO18」が絶命した“最期の瞬間”と、駆逐したハンターの「意外な正体」(週刊現代) @gendai_biz

    釧路では目撃証言すらなかったのに 北海道の標茶町、厚岸町で牛66頭を襲ってきた最凶ヒグマ「OSO18」が、ついに駆除されたことがわかった。 OSO18が捕獲されたのは、7月30日午前5時ごろ。場所は釧路町仙鳳趾村オタクパウシの牧草地だ。 現地では、2日前の7月28日からヒグマ一頭が頻繁に出没。人を見ても逃げないことから釧路町は「有害性あり」と判断し、釧路町のハンターがヒグマを捕獲した。 釧路町では捕獲した当初、OSO18とは考えていなかった。 しかし後日、OSO18の可能性があると思い至り、DNA鑑定実施の経験がある標茶町を通じて、札幌市の道立総合研究機構に体毛のDNA鑑定を依頼。同機構の分析の結果、このヒグマの体毛が、OSO18のDNAと一致した。 OSO18は標茶町などで2019年から牛66頭を次々と襲い、その肉をうなどしてきたが、釧路町では被害どころか目撃情報もなかった。 釧路町役

    【独自】頭部に命中した3発でようやく…最凶ヒグマ「OSO18」が絶命した“最期の瞬間”と、駆逐したハンターの「意外な正体」(週刊現代) @gendai_biz
    taron
    taron 2023/08/23
    あっけなく討ち取られたな。
  • 日本人は「世界一礼儀正しい」が「世界一イジワル」だった...「自分の利益より他人の不幸を優先する度合い」を測る実験で「日本人ダントツ」の衝撃結果がヤバすぎた(週刊現代) @gendai_biz

    ネット上の誹謗中傷が異常なまでに盛り上がり、他者を自殺に追い込む国は日の他に類を見ない。日社会はなぜ悪意に満ちているのか。その根源を探ると日人のもう一つの素顔が浮かび上がった。 スマホで人を殺せる社会 日人は世界一礼儀正しい民族として世界的な評価を得ている。スポーツの国際大会などで日人観戦客がゴミ拾い活動をする様子が世界中で放送されるたび、誇らしい気持ちになる人も多いだろう。 一方で、「日人は世界一意地悪だ」とも言われる。女子プロレスラーの木村花さんや、タレントのryuchellさんに対し、SNS(ソーシャルネットワークサービス)上で罵詈雑言を浴びせ続け、自殺にまで追い込んだ事件はメディアでも取りざたされ、社会問題化している。

    日本人は「世界一礼儀正しい」が「世界一イジワル」だった...「自分の利益より他人の不幸を優先する度合い」を測る実験で「日本人ダントツ」の衝撃結果がヤバすぎた(週刊現代) @gendai_biz
  • 荒れる倭寇をやめさせよ! 特命をおびた中国人が目撃した「意外な日本」。(学術文庫&選書メチエ編集部)

    洋の東西を問わず、「隣国との関係」はいつも緊張をはらんでいる。日にとって、隣の超大国・中国は常に脅威であり、中国人は尊敬と畏怖の対象だった。では中国人にとっての日人は? 460年余り前、日中の緊張緩和の道を探って戦国時代の日を訪れ、自然風土と人々の姿を虚心に観察した中国人がいた。しかし、彼が記した訪日記録は、中国でも刊行されることなく、ほとんど忘れ去られていたのである。 異色の歴史家が、超マイナーな史料に着目 戦国時代の日を記録したこの貴重な見聞記は、『日一鑑(にほんいっかん)』という。著者は生没年不詳の中国人、鄭舜功(ていしゅんこう)。といっても、知っている人はほとんどいないだろう。講談社選書メチエの新刊『戦国日を見た中国人 海の物語『日一鑑』を読む』の著者で、立教大学文学部教授の上田信氏はいう。 「『日一鑑』は、中国における「日事典」というべきもので、中国の海域史の研

    荒れる倭寇をやめさせよ! 特命をおびた中国人が目撃した「意外な日本」。(学術文庫&選書メチエ編集部)
  • 「ウクライナ紛争」が発生した「本当のワケ」――ロシアを激怒させ続けてきた欧米(玉置 悟)

    なぜ世界各地で戦争や紛争は続くのか。世界経済はなぜ不安定なのか。 実は、現代という時代が今のようになったのは「アメリカロシアの闘い=冷戦」が多大な影響を及ぼしている。もともと欧米とロシアのこの闘いは、100年以上も前から続いており、地政学の大家・マッキンダーもこの闘いを「グレートゲーム」として考察していた。つまり、ここ100年の世界の歴史は「地政学」と「冷戦」という2つのファクターから眺めると、とてもクリアに理解が広がるのである。 いまウクライナで起こっている戦争も、中東やアフガニスタンで紛争が絶えないのも、この「地政学」+「冷戦」の視点からみると、従来の新聞やテレビの報道とはまた違った側面が見えてくる。まさに、それこそが「THE TRUE HISTORY」なのだ。発売前から一部で大きな話題になっている、「地政学と冷戦で読み解く戦後世界史」から、とくに重要な記述をこれからご紹介していくこ

    「ウクライナ紛争」が発生した「本当のワケ」――ロシアを激怒させ続けてきた欧米(玉置 悟)
  • 大規模停電でも電気が復旧しなくなる…日本のエネルギー問題、「技術者不足」がもたらす悲惨すぎる未来(河合 雅司)

    出生数が急減している人口減少日で各業種・職種や公共サービスに何が起こるのか? 累計100万部突破の『未来の年表』シリーズ最新作『未来の年表 業界大変化 瀬戸際の日で起きること』は、製造・金融・自動車・物流・医療などの各業界で起きることを可視化し、人口減少を克服するための方策を明確に示した1冊だ。 発電方法を選んでいる余裕はない 政府のGX(グリーントランスフォーメーション)実行会議が、脱炭素社会の実現に向けた基方針をまとめ、原子力発電所の建て替えや原則40年としてきた運転期間の延長を打ち出した。 政府は東日大震災を受けて原発の新増設や建て替えを「想定しない」としてきていたが、基方針では「将来にわたって持続的に原子力を活用する」と明記しており、百八十度の政策転換である。 ロシアウクライナ侵攻によって世界はなりふり構わぬエネルギー獲得競争に突入した。もはや日も「きれい事」を言って

    大規模停電でも電気が復旧しなくなる…日本のエネルギー問題、「技術者不足」がもたらす悲惨すぎる未来(河合 雅司)
  • なぜ統一教会・勝共連合が「右翼民族派」と連帯できたのか? 超大物の証言でわかったこと(伊藤 博敏) @gendai_biz

    なぜ統一教会・勝共連合が「右翼民族派」と連帯できたのか? 超大物の証言でわかったこと 八千矛社・犬塚博英代表 絶対に退かない原理研 「(大学闘争で)新左翼の連中と我々がぶつかり合い、どんなに激しい乱闘になり、殴られ蹴られても、絶対に退かないのが原理研(原理研究会)の連中でした。腕自慢の体育会系の空手、合気道の奴らは、信念がないからすぐに逃げる。そういう意味ではり原理研は信頼がおけて頼もしかった」 こう語るのは、右翼民族派として知られる犬塚博英・八千矛社代表である。八千矛社は戦前のクーデター未遂「神兵隊事件」に連座した中村武彦氏が立ち上げ、弟子の犬塚氏が後を継いだ。新右翼団体「一水会」を創設するなど戦後右翼運動を語るに欠かせない犬塚氏だが、その原点は50年以上前の大学紛争が激しかった頃の長崎大学学園正常化運動である。 学生といえば左翼が当たり前で、ベトナム反戦運動などで機動隊などとの衝突が繰

    なぜ統一教会・勝共連合が「右翼民族派」と連帯できたのか? 超大物の証言でわかったこと(伊藤 博敏) @gendai_biz
  • 「格差はなくせる」は虚妄である(飯田 一史) @moneygendai

    『格差という虚構』という刺激的なタイトルの著作がちくま新書から刊行された。 このは「格差など存在しない」と主張しているわけではない。「格差自体はあり、それに対して人々が不満を抱いている。しかし、格差の根拠とされているものや、『格差はなくせる』という考え方が虚構である」と論じる。 1.格差を生み出すもの、あるいは正当化する理屈としてしばしば「能力」が持ち出されるが、その能力を生み出す「遺伝」も「環境」も人にはどうにもできないこと(外因)で決まっている 2.人間は他者との比較を通してアイデンティティを育む。したがって比較が生み出す「差」のない社会に人間は生きられず、ヒトはなんらかの格差を望んでおり、格差を解消しようとする運動にはキリがない 3.格差是正に際して「平等をめざす」と言われ、政治哲学では平等の根拠を普遍的な価値に求めるが、普遍的価値など存在しない。どんな分配が正しいのかという「平

    「格差はなくせる」は虚妄である(飯田 一史) @moneygendai
  • 「アマゾン離れ」が加速中…ヘビーユーザーが「楽天・ヨドバシ」に流れているワケ【2021年ベスト記事】(金子 大輝) @moneygendai

    2021年で、現代ビジネスで反響の大きかった経済・ビジネス部門のベスト記事をご紹介していきます。7月1日掲載〈「アマゾン離れ」が加速中…ヘビーユーザーが「楽天・ヨドバシ」に流れているワケ〉の記事をご覧ください。 ※情報は7月1日時点のものです。 ポイント最大15倍の強さ 「最近、アマゾンを使う頻度が減りましたね。理由は、楽天のポイント制度がかなり美味しいからです。楽天のスーパーセールで一気に買い物すると、大量のポイントが手に入る。 そのポイントの有効期限が切れる頃には次のセールが来るので、また楽天で買うか、となってしまう。そのループに飲み込まて以来、アマゾンと楽天、同じ商品が売ってるなら楽天を選ぶようになりました」 こう語るのは、「買い物の8割を通販で済ませている」という、20代の会社員男性。現代においてECサイトは不可欠な存在であり、その代名詞であるアマゾンの牙城が崩れることはない…と思

    「アマゾン離れ」が加速中…ヘビーユーザーが「楽天・ヨドバシ」に流れているワケ【2021年ベスト記事】(金子 大輝) @moneygendai
    taron
    taron 2022/01/02
    正直、アマゾンはちゃんとした商品を表示するという信用を失っていると思う。
  • 「ラノベ」より「児童書」が人気…!? 学校読書調査から見える意外な“中高生の読書事情”(飯田 一史) @moneygendai

    毎日新聞社と全国学校図書館協議会(全国SLA)が全国の小中高生を対象に毎年実施している「学校読書調査」の結果が「学校図書館」2021年11月号(全国学校図書館協議会)に発表された。 そこから見える2021年らしい動向について2つほど書いてみたい。 中2以上女子で「TikTok売れ」が顕著に 2021年にはTikTok小説を紹介するけんごの取材記事が無数に作られたが、学校読書調査上でもTikTokの影響は確認できる。 「今の学年になってから読んだ」においてTikTok売れの代表的なタイトルである『桜のような僕の恋人』『余命10年』『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら』『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』などのライト文芸作品が中2以上の女子のランキングで上位に入っている。 いずれのタイトルも、実はTikTok売れが始まる以前から学校読書調査上で確認できる人気作だったが、2021年に

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  • PDFで受け取った請求書を「紙で保存」がNGに… 全事業者に影響する「電子帳簿保存法改正」の注意点(マネー現代編集部) @moneygendai

    2022年1月1日から電子帳簿保存法が改正されるのをご存じだろうか。個人事業主から法人まですべての事業者が影響を受ける改正であり、対応を行わずに放置していると税務調査において指摘を受け、悪質と判断されると経費として認められなかったり、青色申告を取り消されたりするなど、重い罰則を受ける可能性がある。改正が目前に迫っているにもかかわらず、多くの課題を抱えている電子帳簿保存法の改正について解説する。 立ちはだかる「3つの課題」 電子帳簿保存法は1998年にスタートした法律で、紙で保存する事が義務付けられていた国税関係の帳簿や書類を電子化して保存する際のルールを決めた法律である。過去にも数度の改正があったが、今回の改正については、以下の3つの課題が存在している。

    PDFで受け取った請求書を「紙で保存」がNGに… 全事業者に影響する「電子帳簿保存法改正」の注意点(マネー現代編集部) @moneygendai
  • 日本人の「魚離れ」を加速させた、大手スーパーの魚売り場の「重い責任」(川本 大吾) @moneygendai

    世界一の長寿国・ニッポン。世界保健機関(WHO)が2021年にまとめた報告書によれば、19年調査の結果、日男女の平均寿命が84.3歳でスイスを抑えてトップ。医療体制の充実に加え、その要因とされるのが、脂肪摂取量が少なく、バランスの取れた伝統的な文化「和」だ。和は2013年に、ユネスコの無形文化遺産にも登録され、健康志向も相まって、世界的に注目を集めている。 ところが、和の代表格とも言える「魚」が、その伝統を継承してきた日で危機的な状況に直面している。およそ10年前、日人の魚摂取量は肉に抜かれ、その差は現在も拡大傾向。若者を中心とした「魚離れ」が指摘され続けている。 の欧米化が進む中で、40年にわたって大手スーパーで魚の取引を担当し、チーフバイヤーまで務めた現・水産アドバイザーの小谷一彦氏(65)は、自ら行ってきた魚ビジネスを振り返りながら「スーパーの魚販売と、日人の魚

    日本人の「魚離れ」を加速させた、大手スーパーの魚売り場の「重い責任」(川本 大吾) @moneygendai
  • 日本の大手メディアが報じない、中国の「諜報機関」の知られざる実態(柴田 哲雄) @moneygendai

    中国の諜報機関の大物が亡命? 「董経緯」という名前に見覚えがあった。今年6月、中国の諜報機関として名高い国家安全省の次官である董経緯の米国亡命の噂についての記事を読んだ時のことだ。今から2年ほど前、筆者は『諜報・謀略の中国現代史:国家安全省の指導者にみる権力闘争』(朝日新聞出版、10月刊行)を執筆するために、国家安全省大臣・陳文清とともに董経緯の資料も収集していたのである。 念のため断っておくが、この度の著書や当原稿を執筆するために利用した資料の全ては、陳文清や董経緯に関するものも含めて、誰しもアクセス可能なものである。 当時、新型コロナウイルスが武漢ウイルス研究所でつくり出されたという証拠を、董経緯が米国側に提出したと報じられたことから、センセーショナルな反響を世界中に呼び起こした。しかし董経緯の亡命そのものが噂の域を出ていない。中国当局は董経緯の亡命を打ち消すかのように、彼が重要会議に

    日本の大手メディアが報じない、中国の「諜報機関」の知られざる実態(柴田 哲雄) @moneygendai
  • 維新躍進のウラで…大阪の「コロナ死者数」が「日本で飛び抜けて最悪」になっている理由(山岡 淳一郎) @gendai_biz

    飛び抜けて悪い数字 総選挙で議席を大きく伸ばした「日維新の会(以下、維新)」は、改憲論議に火をつけ、国民民主党とも連携して存在感を高めようとしている。維新の副代表、吉村洋文・大阪府知事はアイドル並の人気である。 コロナ禍で、頻繁にテレビのワイドショーに出演してメッセージを伝える姿に「率先垂範」「吉村さん、ようやってはる」と好感度はアップ。疲れて目の下に隈ができていると『#吉村寝ろ』のツイートが殺到し、「ちゃんと寝てます。しんどいのは府民、国民の皆様の方です。(略)国難を一致団結して乗り越えましょう」と打ち返す。 メディアを使った反射神経のよさが、ますます人気をかきたてる。実際、吉村氏は大わらわなのだろう。結果的に新型コロナのパンデミックが維新と吉村氏の人気を引き上げた。 が、しかし、である。マスコミがつくるイメージと客観的なデータのい違いは大きい。 都道府県別の人口100万人当たりの新

    維新躍進のウラで…大阪の「コロナ死者数」が「日本で飛び抜けて最悪」になっている理由(山岡 淳一郎) @gendai_biz
  • 富野由悠季が語り尽くす、技術の残酷さと「GAFAに対する違和感」(富野由悠季,部谷 直亮) @gendai_biz

    ガンダムシリーズの生みの親・富野由悠季氏に、最新作『Gのレコンギスタ』に込めた思いをはじめ、現代社会の問題、作品づくりにおける哲学を聞くロングインタビュー。中編では、作品論から「技術と人間」という普遍的テーマへと話題が広がってゆく。(聞き手/部谷直亮[慶應義塾大学SFC研究所上席所員] 写真/西崎進也) 「技術の進歩=善」ではない ――『Gのレコンギスタ』では、かつてあまりに高度な科学技術が人類を滅ぼしかけたことの反省から、旧時代の技術の使用が、危険な「タブー」として制限されています。この設定には、どんな思いが込められているんですか? 富野 ガンダムワールドには宇宙世紀という戦争ばかりの時代があって、いったん人類はほとんど絶滅したという状況で、だから『Gのレコンギスタ』の世界の人々は、技術はもうこれ以上進歩させてはならないと考えてるわけです。僕自身もそういう発想を、10年ほど前から抱いてい

    富野由悠季が語り尽くす、技術の残酷さと「GAFAに対する違和感」(富野由悠季,部谷 直亮) @gendai_biz
  • 終わりなき「自分磨き」は、現代の奴隷労働にほかならない(栗原 康) | 現代新書 | 講談社(1/3)

    つねに何か役に立つことをしなきゃいけない、おもしろいことを言わなきゃいけない、成長し続けなければいけないーー会社でも、学校でも、SNSでも、そんな焦燥感、切迫感を抱いている人は多いのではないだろうか。その独特の感覚の底にあるものはなんなのか。『何ものにも縛られないための政治学――権力の脱構成』を上梓した、「アナキスト」栗原康氏に聞いた。(構成:伊藤達也) つねに「有用性」を求められる社会 誰かのためにならないといけない。社会にとって役に立つ人間でないといけない。会社にとって有用でなければいけない。現代社会では、誰もが絶えずそう求められています。 働いて「社会に貢献したい」と、誰かの役に立つために毎日「自分磨き」をしたり、資格を身に着けたり、休みの日にも、SNSでもみんなに受けのいいツイートをして、「いいね!」を貰おうとしたり、「インスタ映え」を狙ってみたりと。 とにかく、「役に立たなければ

    終わりなき「自分磨き」は、現代の奴隷労働にほかならない(栗原 康) | 現代新書 | 講談社(1/3)
  • デジタルアートや投稿に破格の値がつく話題の「NFT」とはなにか?(西田 宗千佳)

    『パルプ・フィクション』の未公開カットを販売 アートやコンテンツの世界でいま、「NFT」が注目を集めている。 各種のデジタルコンテンツが、何百万円や何千万円どころか、数十億円といった高額で取り引きされる基盤技術として使われているのだ。 「NFT」が大きな話題をよんだのは、2021年3月のことだった。「Twitter」社の共同創設者として知られるジャック・ドーシー氏による初めてのツイートが、NFTを通じて約291万ドル、日円にしておよそ3億1500万円もの価格で販売されたのだ。 11月初旬には、クエンティン・タランティーノ監督の初期の傑作『パルプ・フィクション』の未公開カットがNFTで販売されることが発表され、耳目を集めたばかりだ。 技術基盤は「仮想通貨」と同じ NFTとは、「Non Fungible Token」の略だ。「交換不可能な価値をもつトークン」という意味であり、「非代替性トーク

    デジタルアートや投稿に破格の値がつく話題の「NFT」とはなにか?(西田 宗千佳)