関連トピックス橋下徹大阪市役所南側の市道に設置されたバリケード=大阪市北区中之島1丁目、川田惇史撮影 大阪市は1日、市役所南側に延長100メートルのバリケードを設置した。橋下徹市長の災害廃棄物(震災がれき)の受け入れ方針に反対し、泊まり込みを続ける人たちのテントを増やさないためとしている。 テントは市役所南西にある歩行者専用の市道入り口付近に14張りあり、市民団体メンバーら十数人が泊まっている。10月中旬から徐々に増えたといい、最初にテントを張った埼玉県川口市の男性(37)は「市ががれき焼却処理の方針を撤回するまで続ける」と話す。 市は口頭で退去を求めているが、テントが通行を著しく妨げているとはいえず、現時点で強制撤去は考えていないという。橋下市長は1日の会見で「表現の自由はあるが、社会のルールにのっとって主張してほしい」と求めた。 関連リンク放射性物質測定を試行 震災がれき受け入れ