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ブックマーク / monchicon.jugem.jp (17)

  • [FEATURE] VetiverのAndy Cabic、シティ・ポップを語る | Monchicon!

    photo by Alissa Anderson 一昨年シアトルのLight In The Atticからリリースされて話題となった日の70年代フォーク・ロックのコンピレーション『Even a Tree Can Shed Tears: Japanese Folk & Rock 1969-1973』。その続編として、今度は70年代後半の日の“シティ・ポップ”に焦点を当てたコンピレーション『Pacific Breeze: Japanese City Pop, AOR & Boogie 1976-1986』が、5月3日にリリースされます。 選曲を担当したのはDJのZach Cowieと、インターネット局DublabのFrostyことMark McNeill、そしてロック・バンドVetiverのリーダーでもあるAndy Cabic。というわけで昨年のKevin Krauterに引き続き、今回は

  • [INTERVIEW] Simon Halliday (4AD) | Monchicon!

    photo by Kazumichi Kokei 音楽性は変われど、4ADというレーベルには連綿と受け継がれている伝統や、美意識がある――自分もそう思っていたし、そう考えたいのがファン心理というものだろう。けれども、それは必ずしも褒め言葉ではないのかもしれない。少なくとも、Warpの元スタッフで、4ADの現社長であるSimon Hallidayにとっては。 先月日で開催された4ADのレーベル40周年記念ショーケース・ライヴの直前に行われたこのインタビューでの彼の発言は、往年のファンが聞いたら眉をひそめるようなものばかりかもしれないが、存続の危機に瀕していたレーベルを10年足らずで立て直したという自負と、カリスマ的な存在だった前オーナーへの対抗心が、その節々に感じられた(事実、店頭でのキャンペーンで配布された4ADのサンプラーCDのために自分が提案した楽曲のうち、過去の作品の多くは、現在の

  • [FEATURE] HoopsのKevin Krauter、シティ・ポップを語る | Monchicon!

    昨年ファースト・アルバム『Routines』をリリースしたインディアナ州ブルーミントンのバンドHoops。そのメンバーでもあるKevin Krauterが、Beach FossilsのDustin Payseurが主宰するレーベルBayonetから、6月15日にファースト・ソロ・アルバムとなる『Toss Up』をリリースする。 7人兄弟の大家族に生まれ、兄の影響でSimon and Garfunkelを聴いていたという彼のルーツが伺えるフォーキーな『Magnolia』、ブラジル音楽に影響を受けた『Changes』という2枚のEPに続いてリリースされるこのアルバムは、Frank Oceanの『Blonde』を筆頭に、山下達郎や大貫妙子といったジャパニーズ・ポップスも参考にしているという。 一体彼は何者なのか? 気になったのでメールで人に質問してみた。 ──あなたが山下達郎や大貫妙子を知った

    tskk
    tskk 2018/06/12
  • [SONG OF THE DAY] Okkervil River - Famous Tracheotomies | Monchicon!

    インディー・ロックきっての詩人Will Sheff率いるオースティンのロック・バンド、Okkervil River。4月27日にリリースされる彼らの最新作『In the Rainbow Rain』から、冒頭を飾る「Famous Tracheotomies」のリリック・ビデオが公開されていますが、この曲のエンディングで、なぜかThe Kinksの代表曲である「Waterloo Sunset」のメロディが引用されています。一体どんなことを歌っているのでしょうか? 気になって調べてみたところ、彼とアーノルド坊や、モータウンの歌姫メアリー・ウェルズ、詩人のディラン・トーマス、そしてKinksのレイ・デイヴィスの、意外な共通点が判明しました。 Okkervil River - Famous Tracheotomies When I had my tracheotomy 僕が気管切開をした時 I wa

  • [INTERVIEW] Mitski | Monchicon!

    photo by Ebru Yildiz アメリカ人の父と日人の母を持ち、コンゴ民主共和国、マレーシア、中国、トルコといった世界各国を転々として暮らしてきたニューヨーク在住の25歳、Mitskiことミツキ・ミヤワキ。Frankie CosmosやEskimauxを擁するDouble Double Whammyからリリースされた前作『Bury Me At Makeout Creek』で注目を浴びた彼女が、Dead Oceans移籍第1弾となる新作『Puberty 2』をリリースする。 90年代のオルタナティヴ・ロックを彷彿とさせるエモーショナルなギター・サウンドが聴けるこのアルバム(現在nprで全曲試聴中)について、人が日語で答えてくれた。 ──ミツキさんはお父さんの持っていたスミソニアン・フォーク・レコーディングスと、お母さんの持っていた70年代ジャパニーズ・ポップのCDに囲まれて育

    [INTERVIEW] Mitski | Monchicon!
  • [INTERVIEW] Animal Collective | Monchicon!

    “フロリダの人たちがやってるバカなこと”──そんなLAのラジオ番組の企画を聴いて腹を立てたAnimal CollectiveのAvey Tareは、“フロリダ”と“ダダ”を掛け合わせ、「FloriDada」という曲を書き上げる。 ダダイスムの手法であるコラージュを取り入れたこの曲では、彼とPanda Bearが単語ごとにリード・ヴォーカルを交換し、“ガーナ”や“ティファナ”がフロリダと韻を踏む。そこではあらゆる人種と性別、境界線が溶け合い、Gang Gang DanceのBrian DeGrawが手掛けたアートワークでは、Panda Bearの顔とLinton Kwesi Johnsonの『Bass Culture』が混ざりあっているのだ。 ダダイスムは芸術運動でもあり、反戦運動でもあった。「ぼくはありとあらゆる戦争や暴力から逃れられないみたいです」と歌う「Bagels in Kiev」と

    [INTERVIEW] Animal Collective | Monchicon!
  • モンチコンからのお知らせ | Monchicon!

    突然ですが、みなさんにお伝えしなければならないことがあります。 モンチコンの片割れであり、友人でもあった佐藤一道が、先月死去しました。 ご報告が遅くなってしまった理由は、気持ちの整理がつかなかったこともありますが、それを公表することによるブログの読者の反応や、現在制作中であり、佐藤も編集に携わっていた『CON-TEXT』の最新号がどのように受け止められるのかについて、憂慮してしまったからでもあります。しかしいつまでも伏せていることは不可能だと判断し、この場を借りてお知らせすることにしました。僕自身、それがどういうことなのかまだ理解できていませんし、今はなるべく考えないようにしています。もしかしたら、ずっとわからないままなのかもしれません。 そのことを受け入れるのはとても辛いですし、悲しいと言うのは簡単ですが、僕の中に沸いてきたのは、もっと複雑な感情でした。佐藤には散々迷惑をかけられましたし

    tskk
    tskk 2015/02/02
  • [INTERVIEW] Panda Bear | Monchicon!

    photo by Fernanda Pereira 2004年にリリースされたAnimal CollectiveのPanda BearことNoah Lennoxのソロ・アルバム『Young Prayer』は、亡くなった彼の父親に捧げられたものだった。 それから10年、結婚してポルトガルのリスボンに移住し、2児の父親となった彼は今、一体何を思うのだろうか。“老い”や“死”がテーマになっているという新作『Panda Bear Meets The Grim Reaper』について話を聞いてみた。 ――新作にはあなたが住んでいるポルトガルの地名を冠した「Principe Real」という曲が収録されていますが、この曲はあなたも一昨年のアルバムに参加していた、Daft Punkの作風に通じるものがあると思います。Daft PunkのTシャツをよく着ていたあなたとしては感慨深かったと思いますが、彼らと

    [INTERVIEW] Panda Bear | Monchicon!
  • [INTERVIEW] tUnE-yArDs | Monchicon!

    今日はこどもの日! というわけで、3月3日のひな祭りに誕生日を迎え、つい先日Arcade Fireとのツアーを終えたばかりのtUnE-yArDsことMerrill Garbusに、明日リリースの新作『Nikki Nack』について聞いてみました。 前作『w h o k i l l』リリース後、スランプに陥っていたという彼女が立ち直ったきっかけとは?

    [INTERVIEW] tUnE-yArDs | Monchicon!
    tskk
    tskk 2014/05/05
    「『w h o k i l l』はそのテーマの延長線上にあって、元は『Woman Who Kill』っていうタイトルだった」
  • Animal Collectiveの前身、Automineの音源を発掘 | Monchicon!

    つい昨日、9月にリリース予定の最新作『Centipede Hz』のアートワーク(上)を公開し、期待を裏切らない酷ジャケっぷりが話題を呼んだAnimal Collective。そんな彼らのうちPanda Bearを除く3人(Avey Tare、Geologist、Deakin)が、ボルチモアの高校時代にBARRことBrendon Fowlerと結成したバンド、Automineのシングルの3曲がYouTubeにアップされていたのでご紹介したいと思います。 現在のAnimal Collectiveの音楽性とは全く異なるスロウコアっぽい曲調ですが、のちにAvey Tareのトレードマークになる「Crocodile」がすでに登場するなど、彼らのルーツが伺える興味深い楽曲になっています。それではどうぞ!

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    tskk 2012/06/22
  • [父と子の絆] James Blake編 | Monchicon!

    昨年3枚のEPをリリースし、ロンドンのダブ・ステップ・シーンから火がついた弱冠21歳の新鋭、James Blake。今年に入ってリリースされたファースト・アルバムでは一転、Antony Hegartyを思わせる美声を披露して各メディアから絶賛されていますが、そんな彼の父親が70年代イギリスのジャズ・ロック・バンドColosseumの初代ギター/ヴォーカリストであり、アルバムからシングル・カットされた「The Wilhelm Scream」は、父親が94年にリリースしたソロ・アルバムの曲「Where To Turn」をリメイクしたものだったという事実は、秘かな話題となりました。 そんなJames Blakeの父、James Litherland氏とは一体どんな人だったのでしょう? ちょっと調べてみました(※このエントリを読むと、英国のブルース・ロックの流れが大まかに掴めます)。

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    tskk 2011/04/19
    全然知らんかった
  • [タイガー通信vol.2] 4AD Evening@大阪の巻 | Monchicon!

    イギリスからやってきた元気娘タイガー(只今日語勉強中!)がお送りするタイガー通信の第二回目(一回目はコチラ)は、大阪で22日におこなわれた「4AD Evening」のホットなレポートをお届け! ライヴの模様はもちろん、楽屋裏の話や、写真も満載です! 早速ご覧下さい〜(注:終わりの方の写真はお腹がすいてるときに見ると危険!) まいどー 土曜日、1月22日に、4ADの30周年記念イベントとして、Blonde Redhead、DeerhunterとAriel Pink's Haunted Graffitiが大阪で一緒に出演しました。東京の方は今日の24日に行いますが、せっかくだからと思って、先に大阪に行ってきました。

  • Teenage Fanclub + Gorky's Zygotic Mynci = Jonny | Monchicon!

    ジョニーが来たから伝えるよ! 昨年新作を発表して来日もしたばかりのTeenage FanclubのNorman Blakeと、活動停止中のウェールズのストレンジ・フォーキー・バンド、Gorky's Zygotic MynciのリーダーEuros Childs(現在はソロで活動中)の二人によるScotland-Walesコネクションともいえる新ユニット、JonnyがMerge(UKではTurnstile)からデビュー・アルバム『Jonny』をデジタルで2月1日にリリースするそうです(フィジカルは4月12日)。 TFCとGorkysは97年に共にツアーし、Gorkysの2001年の名作『How I Long To Feel That Summer』ではNormanがレコーディングに参加するなど、以前から交流が盛んだった彼ら、すでにネット上でThe 23rd Turnoffのカヴァー「Micha

    tskk
    tskk 2011/01/07
    Gorky's Zygotic Mynci
  • StarsとFucked Upの政治的つぶやき | Monchicon!

    photo by Norman Wong どちらかのバンドのTwitterをフォローされてる方はお気づきになったかと思いますが、昨日モントリオールのStarsとトロントのFucked Upが、米アリゾナ州の移民に関する法案通過について意見を交わしていました。

  • Final Fantasyが改名「普通の男の子に戻ります」 | Monchicon!

    やっぱりというか、体の発売シーズンに合わせてきたかというか、Domino移籍後の新作『Heartland』のリリースを1月12日に控えたカナダのシンガーソングライター、Final Fantasyが改名するそうです。今後は名のOwen Pallett名義で活動を続けていくとのこと。以下はOwen君からのメッセージです。 僕は2004年からライヴでヴァイオリン演奏を続けてきた。基的にはソロ・プロジェクトなんだけど、ファイナル・ファンタジーって名乗ることにした。というのも、そのライヴでの体験や曲のトーンが、自分の思春期にJRPG(Japanese RPG?)で何時間も何時間も夢中で遊んでいたことを彷彿させるものだったからね。 でも商標権の抵触に当たるという正当な理由で、僕は自主的に名前を変えることにした。来年には僕の新作『Heartland』がリリースされる。これは日も含めて多くの国でリ

    tskk
    tskk 2009/12/19
  • モミアゲ王子が神戸の洋館であなたをエスコート! | Monchicon!

    Ninja Tuneからのリリースで知られる電子音楽家Daedelusと、そのであるLaura DarlingtonによるユニットThe Long Lostが来日、神戸の海沿いの洋館、旧グッゲンハイム邸でライヴをすることが判明しました。 ウリチパン郡のオオルタイチがコーディネートするこのイベントには、同じくウリチパン郡のYTAMOや、d.v.d/トクマルシューゴバンドのイトケン、キセルの辻村友晴、さらにはLAのインターネット・ラジオ局ダブラブの主宰者DJ FROSTYも参戦! なんとも優雅な一夜になりそうです。 お近くにお住まいの方は、いざ! 踊らん哉! OORUTAICHI presents・even steiner vol.3 『The Long Lost Japan tour in 神戸』 12月11日(金)神戸・旧グッゲンハイム邸 open18:30/start19:00 ADV

  • 4AD現社長、Simon Halliday氏インタヴュー | Monchicon!

    The Mountain Goatsに続いては、4ADの現社長に登場いただきましょう。2008年のレーベルの規模拡大(Beggars BanquetとToo Pureとの吸収合併)に伴って4ADの社長に就任したSimon Halliday氏(以前はWarp USAに勤務)に話を聞きました。彼が語る、レーベルの状況と、今後のヴィジョンとは?(ちなみにこのメール・インタヴューが行われたのは去年の10月頃です) 質問作成、翻訳/佐藤一道

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