滋賀県警捜査1課と草津署などは15日、SNS(交流サイト)で知り合った県内の会社員男性(25)に対し、スマートフォンのビデオ通話機能で下半身を写して見せるよう要求したとして、強制わいせつ未遂の疑いで、兵庫県明石市の当時19歳の男子大学生(20)を逮捕した。直接接触せずに性的欲求を満たす目的でわいせつな行為を要求する「リモート強制わいせつ」容疑の立件は県警で初。 同課によると、大学生は女性になりすましてSNSで男性と知り合い、男性の下半身などの写真を送らせていたという。 逮捕容疑は5月上旬、情報通信機器を使って男性の下半身の画像を男性のスマホに送り、さらに「(インターネット上に)さらしていい?」などのメッセージを送って脅し、ビデオ通話機能で男性の下半身を写して見せるよう要求した疑い。 わいせつな画像などを要求する行為に、強要などより罪の重い強制わいせつ容疑を適用するケースは全国的に増えており