さいたま市立漫画会館の「魔夜峰央原画展」(11月末に閉幕)で、話題になった香りがある。作品にちなみ、ローズフレグランスで演出した会場。鼻腔(びこう)に届く爽やかな芳香には、深谷産の「食べられるバラ」が使われているという。協力したのは食用バラの栽培、そのバラを原材料とした加工食品と化粧品の開発販売を手がける会社「ROSE LABO(ローズラボ)」(深谷市)。農業の世界に飛び込み、20代で起業した田中綾華社長(30)は「バラを通して多くの人を幸せにしたい」と話す。
都心の芝生にひしめくキノコ 徹底管理が招いた悲しい状況 あとは掲載待ち!だったはずが… 関西地方の主要駅の一つ・JR神戸駅付近に、大量の毒キノコが生えている――。記者(27)はある日、そんなつぶやきをツイッター上で見かけました。人通りが多い都心に、一体なぜ? 深まる謎に、いてもたってもいられなくなり、その理由を取材してみることにしたのですが……。待っていたのは、予想外の結末でした。(朝日新聞神戸総局・黒田早織) 都心の芝生にひしめくキノコ JR神戸駅前で巨大な毒キノコが生えているらしい――。 10月上旬、私はツイッター上でたまたまそんなつぶやきを見つけました。時々利用する駅なのに気が付かなかったなんて、記者として悔しい。そんな気持ちもあり、記事になるかどうかは別にして、まずは時間を見つけて現場に行ってみることにしました。 キノコが生えていたのは、同駅北口の正面にある赤れんが造りの花壇でした
京都府亀岡市篠町の「町つくり推進会」長尾山部会に加わる住民らの畑で、サトイモの花が咲いた。育てて3年目で初の出来事といい、メンバーらは黄色い大きな花に驚いている。 サトイモは4月に50株植え、9月8日、1株から黄色い花が咲いているのを確認した。 花は中心部の棒状の「肉穂花序(にくすいかじょ)」と呼ばれる部分が13センチ、包み込むような黄色い「仏炎苞(ぶつえんほう)」は長さ29センチ幅7センチの大きさがあったという。その後もこれまでに4つの株がつぼみを伸ばし、複数の花を咲かせている。畑を管理している男性(82)は「花が咲くなんて驚いた。花の後、どんな実がなるか楽しみ」と話していた。 京都府立植物園によるとサトイモの花が珍しいものの、年1、2件は府民から連絡が寄せられるといい「熱帯原産のため、近年の気温上昇で以前より咲く事例が増えているのでは」としている。
京都府亀岡市の国史跡「千歳車塚古墳」で27日、毎年恒例の野焼きが行われた。市消防団千歳分団の約20人が出動して火を付けると、20分ほどで雑草が焼き払われ、黒々とした口丹波最大の前方後円墳が姿を現した。 古墳の維持管理や害虫駆除、史跡景観保全を目的に、毎年実施している。古墳は6世紀前半に造られ、全長82メートル。発掘調査はされていないが、大和政権と関わりのある有力な権力者が埋葬されているとみられている。 分団員たちが古墳の周囲に火を付け灯油を掛けると炎が高々と上がり、古墳表面を覆い尽くしていた枯れ草や雑草をあっという間に焼いた。すると、段状になっている前方部や後方部の古墳の威容があらわになった。 無事に野焼きを終え森川穣治分団長(43)は「千歳分団の年度を締めくくる位置付けの行事。一段落付きました」と安堵(あんど)していた。
肥料メーカーの多木化学(兵庫県加古川市)の株価が、5日急騰した。制限値幅上限の前日比1000円(19.42%)高の6150円だ。 それも朝一番にストップ高を記録してそのまま終値まで継続している。 急騰の理由は、バカマツタケの完全人工栽培に成功したと前日に発表したから。季節を選ばず大量栽培の道が開けたというので、投資家は飛びついたのだろう。バカマツタケが株価を大きく動かしたのだ。 バカマツタケはマツタケの近縁種。名前が名前だけに、マツタケより劣るように思いがちだが、実は姿もよく似ているうえに味と香りはこちらの方が美味しくて強いと言われるキノコである。 別名がサマツ(早松)であるように、マツタケより早く8~9月に発生することから名に「バカ」がついてしまった。なお生えるのは、松林ではなくミズナラやコナラなどの広葉樹林に多い。分布は全国ながら、あまり見つからないのでマイナーなキノコ扱いでほとんど市
こたえ ヤコウタケ(夜光茸)は、傘(かさ)が1センチくらいの小さなクヌギタケ属のきのこです。 光るきのことして知られるツキヨタケよりはるかに光が強く、それほど暗(くら)くなくてもエメラルド色に美しく光ります。 小笠原諸島(おがさわらしょとう)や八丈島(はちじょうじま)などで、雨上がりに広葉樹(こうようじゅ)の朽木(くちき)や竹などに発生します。 2015年、ヤコウタケにふくまれるヒスピジンという物質(ぶっしつ)とヤコウタケの酵素(こうそ)が反応(はんのう)して発光することが解明(かいめい)されました。 参考 「森林大百科事典」(独)森林総合研究 朝倉書店 サイエンスポータル「光るキノコの発光物質を特定」(外部リンク) https://scienceportal.jst.go.jp/newsflash/20150624_02/index.html 令和3年更新
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