朝日新聞デジタル：コスプレで生徒激励「校風」 教員の規律違反認めぬ判決 - 社会コスプレ姿の教員による受験生への激励が、学校の品位を汚す行為かが争われた訴訟の判決が１０日、京都地裁であった。大島真一裁判官は「品位を汚すとまで認めることはできない」として、元教員の女性（４０）に損害賠償を求めていた学校側の請求を棄却した。 判決によると、京都仏眼鍼灸（しんきゅう）理療専門学校（東山区）で勤務していた女性は２０１０年２月、あん摩マッサージ指圧師試験の会場で、校長に「すみません」と断った上で、コートを脱いで全身メード服姿となり、受験する教え子を激励した。 大島裁判官は、学校側がこの約１年後まで始末書の提出を求めなかったことなどから「そのような行為が許容される校風があった」と認定。「多少行きすぎだったとしても、服務規律違反とまで認めることはできない」と結論づけた。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする（会員の方） 無料会
