●新聞記事の罪深さと、当事者言論の意味深さ 8/19の毎日新聞デジタル報道センター記事「『生活保護で風俗やめられた』なまぽちゃんが伝えたいこと」は、多くの人の風俗に対する“常識的な”価値観に難なく受け入れられる記事でした。一方で、だからこそ、多くの問題を抱えた記事として、SNSで当事者らから批判の声も上がりました。 同時に、記事で取り上げられた当事者にネガティブな反応や嫌がらせツイートが当事者からくるようになったと聞きました。そして、私の記事批判のツイートがそのきっかけを作った、背中を押した形になったから、考慮してほしかったといわれ、申し訳ないと思うとともに、当事者に矛先が向かうことについてどうしたいいのかと悩み、考えました。 特に今回の記事のような、ある一人の当事者のTwitterアカウントやブログでの発信内容が際立って紹介されているような記事を批判すれば、そこで取り上げられている当事者