第3回 ryuchell 性は多様だ。ストレート、バイ、ゲイときっかり分かれているわけではなく、その間はグラデーションになっているのだ。 ゲイでありながらも、その当たり前の事実が飲み込めたのは、比較的最近だった。なぜなら私はゲイの中でも最右翼、根っからのドホモだからである。 スーパー銭湯やサウナで目の前を通り過ぎる様々な陰茎。これらを私は古代ローマ貴族の気分で優雅に眺めているのだが、ノンケの方々はこれに耐えられるのだろうかと昔から不思議だった。目の前を様々な女性器が通り過ぎたなら、私はショック死してしまう。 「陰茎なんて見るのも嫌!」というノンケ最右翼の方々は、最初からこういう場所には来ないのだろう。ということは今銭湯やサウナに来てる方々は「陰茎、まんざらでもないよ?」ということではないだろうか。こういうところでうっかりノンケに手を出して問題を起こすゲイの気持ちがわからなくもない(ダメです