昨年6月に京都市上京区の日蓮宗本山・立本寺(りゅうほんじ)から盗まれた仏像「月天子(がってんじ)」とみられる品が、インターネットオークションサイト「ヤフオク!」に出品されたことが2日、京都府警と同寺への取材で分かった。同寺は、仏像の傷跡などから実物の可能性が高いとみている。 月天子像は、高さ約50センチの木造で、数百年前から同寺にあったとされる。文化財の指定は受けていない。昨年6月6~7日に境内の刹堂(せつどう)から盗まれ、上京署が窃盗事件として調べていた。 大分県の古物商会社が今月1日午後3時15分、月天子像とみられる仏像を、納める厨子とともに出品した。出品後、ネット上で「盗品では」などの指摘が相次ぎ、2日午前10時半ごろに出品が取り消された。 同寺によると、出品時に紹介された仏像の傷跡や大きさなどから盗まれた月天子像で間違いないとみられ、同寺は「壊されていなくてよかった」と話した。出品
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