放送開始から15年以上、女の子向けアニメとして高い人気を誇る「プリキュア」シリーズ(毎週日曜、ABCテレビ・テレビ朝日系列)。2019年2月から放送中の16作目の「スター☆トゥインクルプリキュア」では、宇宙人のプリキュアが登場したり、キャラクターの肌色などがそれぞれに異なったりと、多様性を意識した内容が話題だ。
Article Articles and monologues about topics of France and sometimes of others. よくあるアニメ本かと思っていたが、読んでみたら意外に骨のある内容だった。特に面白かったのは、フランスに日本のアニメが浸透していった時期と、フランスにもともと住む中間層と他国からやってきた移民を混ぜ合わせるような都市政策が一種の社会実験としてフランスで進められていた時期が重なり合っていたという、日本からは見えにくい事実だ。 著者のトリスタン・ブルネは日本のアニメのことを思い出すと、当時住んでいたトルシーという郊外の町(Torcy パリの東約30キロ、RER A線上にある)の風景が一緒に思い出されるという。トルシーは1970年代に造られた、パリに働きに行く人々のベッドタウンで、『未来世紀ブラジル』のロケ地になったほど人工的に作りこまれた
細田守監督の最新作『未来のミライ』に、SNSなどで容赦ない批判の声が浴びせられている。本編よりも、その開始前に上映された『シン・エヴァンゲリオン劇場版』特報の方に話題が集中するという珍事まで起きてしまったほどだ。 近年の細田作品は、公開規模の拡大も影響して、作家性の深化とともに賛否が飛び交うケースが確かに多くなっていたといえる。だが今回の『未来のミライ』については、否定的な声が賛辞の声を圧倒しているのだ。これは細田監督の劇場作品としては、いままでになかった事態である。 果たして本作『未来のミライ』の映画作品としての出来は、実際どうだったのだろうか。ここでは本作の内容や、細田監督の過去作の比較などを通し、歯に衣を着せず批評しながら、なぜそのような否定的な意見が巻き起こったのかを考えていきたい。 描かれるのは、小さな世界と大きな世界 『未来のミライ』は、横浜の海沿いの景色を俯瞰した眺めを映し出
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