2019年3月末で閉鎖が決まっている小田原少年院で10月27日(土)、最後の施設見学会が実施される。午後1時30分から3時。参加自由で、公共交通機関で来場のこと。 同院は1875年に旧小田原藩の獄舎として使用されていたものを、県監獄本署小田原支署と称した。その後1906年に谷津に移転し、小田原少年刑務所として独立。関東大震災などで建物の一部が損壊するなど被害を受けた。当時の建物が現在も使用されており、歴史的建造物としての価値も高い。院内には樹齢300年以上とされるクスノキなどもある。 毎年約70人が職業能力指導などを受け、卒院する同院。近隣のボランティアが授業で講師を務めるなど、地域との交流も盛んだった。 地域住民向けに毎年開催している施設見学会。今回最後のため、応募制ではなく希望者全員が入場できる。また、閉鎖までのスケジュールなどを説明し、質疑応答も行われる予定。担当者は「これまでの感謝
戦争孤児だった小倉さんをモデルにした紙芝居(京都市伏見区) 太平洋戦争で戦争孤児になった京都市左京区の男性をモデルにした紙芝居を、伏見区の市民グループが作った。伏見区にあった戦争孤児らの一時保護所「伏見寮」での体験などを描き、関係者は「子どもたちに戦争の実相を伝えたい」と26日からの読み聞かせに向けて準備を進めている。 新日本婦人の会伏見支部などでつくる「ピースメッセージ展実行委員会」が作成。身近な地域での戦争の歴史を語り継ごうと企画した。 モデルは小倉勇さん(86)。終戦直前、13歳の時に空襲で母親を亡くし、親戚に預けられるも、飛び出して仲間と駅などで暮らすようになった。京都駅で警察に捕まり伏見寮に入った。最初は反発するが、園長との出会いでまじめに生きることを決意する人生を追うストーリー。 紙芝居では「おまえは何で生まれてきたんや」と親戚から投げつけられた言葉や、「大人がした戦争で何で苦
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