千葉県佐倉市にある国立歴史民俗博物館に収蔵されている『江戸図屏風』。 つい先日ウェブにて屏風を眺めていて面白いことに気がついた。 面白いといってもローカルな話で、個人的に面白く感じただけなので興味のない方は、サラッと聞き流して欲しい。 『江戸図屏風』とは江戸時代初期の頃の江戸の街とその周辺の地域の様子を描き表した資料で屏風が二つで1セットとなっている。 片隻(せき)のサイズは164.5cm×366.0cm。 三代将軍徳川家光が描かれていたり、当時の生活がしのばれる貴重な資料の一つとされている。 屏風の左隻には江戸城と江戸の街が描かれており、右隻は現在の埼玉県の一部、川越街道と中仙道の宿場町が中心となっている。 後述の右隻を眺めていると、ある小さなお城(埼玉県には70を超える城があるらしいので、何という城かはご想像にお任せする)の敷地内で、鷹の調教をしている鷹匠らしき姿が描かれている事に気が