今年の冬、「地球温暖化」について、ニュースなどでさんざん聞いたことと思います。米国の元大統領候補アル・ゴア氏による「不都合な真実」という書籍や映画も大きな話題になりました。 気象庁は今年3月1日「今冬の日本の気温は統計開始以来、第1位タイの高温」で、統計を開始した1899年以降で、これまで第1位だった1949年とならぶ、最も気温の高い冬だったと発表しています。気象庁では「2007年冬の日本が記録的な高温になったのは、背景に二酸化炭素などの温室効果ガスの増加に伴う地球温暖化の影響があるとみられますが、主な要因は、『冬前半を中心に北極付近から寒気が南下しにくい大気の流れが持続したこと』と、『エルニーニョ現象時によくみられるように、アリューシャン低気圧が平年より東に位置したため、冬型の気圧配置が現れにくかったこと』の二つが重なったためと考えられます」としています。 では、本当に地球の温暖化が進ん