少し前の記事ですが、TechCrunch で興味深いニュースを見ました。ブルックリン美術館で、キュレーターの役割を「集合知」に任せてしまおうという試みが行われているそうです: ■ ブルックリン美術館、大衆に写真選びのキュレーター役を丸投げ (TechCrunch Japanese) ブルックリン美術館が企画中の写真展"Click"について。この展覧会、公募で集められた写真作品をネットで確認/良い作品に投票することができ、得票数の多い作品が今年の夏に開催されるリアルの写真展に出品される、とのこと。仕組み自体はお馴染みの話ですね。 不特定多数の人々の知識や判断を一つに束ねるという、いわゆる「集合知」が専門家の能力をも上回るケースがあるということは、ITmedia 読者の皆さんには説明不要だと思います(集合知の方が常に優れている、という意味ではありませんが)。今回ブルックリン美術館が採用した方式