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ブックマーク / monoist.itmedia.co.jp (129)

  • 温度差の向きと電流の向きを直交可能な新熱電材料を開発

    産業技術総合研究所は2024年2月8日、島根大学との共同研究において、温度差の向きと電流の向きを直交可能な、新たな熱電材料を開発したと発表した。 1種類の材料の中で、結晶方位によって電子とホールの移動方向が異なる特性は、ゴニオ極性と呼ばれる。これは材料中を等方的に伝導する電子と、異方的(縦方向のみ)に伝導するホールのバランスにより生じる現象だ。 研究チームは、キャリア密度を制御したMg3Sb2とMg3Bi2の単結晶を作製し、ゼーベック係数の温度変化を計測した。Mg3Sb2はキャリア密度が1018cm-3以下でゴニオ極性を発現し、Mg3Bi2は1019cm-3の高濃度領域でも特性を示すことを確かめた。 また、Mg3Sb2とMg3Bi2は電子フェルミ面が球状であるのに対し、ホールフェルミ面は平らな形状をしている。島根大学が第一原理計算で検証したところ、このフェルミ面の異方性(バンド異方性)が、

    温度差の向きと電流の向きを直交可能な新熱電材料を開発
  • ゲルマラジオで考えるダイオードのはなし

    注目デバイスの活用で組み込み開発の幅を広げることが狙いの連載。第10回は、無電源でAMラジオを聞けるゲルマニウムラジオを元ネタに、ダイオードについて考えてみる。 はじめに 読者の皆さんも小さい頃、ゲルマラジオを作ったことがあるのではないでしょうか。アンテナさえ何とかなれば、無電源で、ラジオ放送局から送られてくるニュースや音楽、落語などさまざまなコンテンツがクリスタルイヤフォンから流れてくるのです。そして夜になればその音量はさらに上がり、秋の夜長を楽しむには最適なラジオでした。そのまま寝入ったとしても電気代や電池の消耗を心配する必要はありません。 最近「1N60」というかつてのラジオ少年なら誰でも知っているであろうゲルマニウムダイオードを入手しました。それでゲルマラジオを作ったのですが、今聞くとその音はとてもクリアで、受信電波を変換/増幅するスーパーヘテロダイン方式ではとても到達できないあ

    ゲルマラジオで考えるダイオードのはなし
  • 日本で話題にならない中国発のRTOS「RT-Thread」がじわじわと勢力拡大中

    で話題にならない中国発のRTOS「RT-Thread」がじわじわと勢力拡大中:リアルタイムOS列伝(8)(1/3 ページ) IoT(モノのインターネット)市場が拡大する中で、エッジ側の機器制御で重要な役割を果たすことが期待されているリアルタイムOS(RTOS)について解説する連載。第8回は、日以外でじわじわと人気が出始めているRTOS「RT-Thread」を取り上げる。 「RT-Thread」は日ではほとんど話題になっていないリアルタイムOS(RTOS)である。ただし、オープンソースベースでの開発がもう15年ほど続いており、広範な(しかも最近の)プロセッサのサポートや軽量といった特徴も相まって、(日以外で)じわじわと人気が出始めている。 ⇒連載記事「リアルタイムOS列伝」バックナンバー 2006年のプロジェクト開始から機能を順次拡大 プロジェクト開始は2006年で、2009年に

    日本で話題にならない中国発のRTOS「RT-Thread」がじわじわと勢力拡大中
  • Vlog業界を驚愕させた「LUMIX G100」の立役者、ノキアの「OZO Audio」とは

    ネット上で参照される情報はいまだテキストが中心ではあるが、若年層はテキストではなく、動画から多くの情報を得るようになっている。そして自分自身の意見もテキストではなく、動画のブログ、すなわち「Vlog」で発信するようになってきている。 2020年に入って、各カメラメーカーはVlogにフォーカスした製品をリリースするようになった。その一つが、パナソニックの「LUMIX G100(以下、G100)」である。マイクロフォーサーズのミラーレスカメラだが、これに搭載されたマイク機能が素晴らしかった。 3つの無指向性マイクを組み合わせることで、集音の指向性を自由に変えることができるのだ。自撮りの際は前方に、撮影しながらのレポートでは後方に、また話しながら移動すれば、顔がある方に指向性を動的に移動させる。顔認識技術とマイクの指向性を連動させているのだ。 この機能の実現に大きな役割を果たしているのが、ノキア

    Vlog業界を驚愕させた「LUMIX G100」の立役者、ノキアの「OZO Audio」とは
  • 村田製作所は全固体電池を2020年度中に量産へ、リチウムイオン電池も高出力化

    村田製作所は全固体電池を2020年度中に量産へ、リチウムイオン電池も高出力化:組み込み開発ニュース 村田製作所はオンライン展示会「CEATEC 2020 ONLINE」に出展する電池関連製品について説明。全固体電池は開発が順調に進んでおり、2020年度中(2021年3月まで)の量産開始という当初計画に変更はない。また、円筒型リチウムイオン電池については、50~60Aの大電流出力が可能な製品を開発しており2022年4月に投入する計画である。 村田製作所は2020年10月15日、オンラインで会見を開き、オンライン展示会「CEATEC 2020 ONLINE」(2020年10月20~23日)に出展する電池関連製品について説明した。注目を集めている全固体電池は開発が順調に進んでおり、2020年度中(2021年3月まで)の量産開始という当初計画に変更はない。また、円筒型リチウムイオン電池については、

    村田製作所は全固体電池を2020年度中に量産へ、リチウムイオン電池も高出力化
    vcc
    vcc 2020/10/19
    “全固体電池の高容量型は、長さ5.6×幅9.6×厚さ4.5mmの場合に電流容量が10mAhになる”
  • ArmマイコンのRTOSとして充実する「Mbed OS」に一抹の不安

    IoT(モノのインターネット)市場が拡大する中で、エッジ側の機器制御で重要な役割を果たすことが期待されているリアルタイムOS(RTOS)について解説する連載。第5回は、プロセッサコアIPベンダーのArmが独自に展開する「Mbed OS」を取り上げる。 ArmのリアルタイムOS(RTOS)「Mbed OS」は過去に何度か取り上げさせていただいた。最初は2014年のこちらの記事で、次いで2015年のこちらの記事、mbed 3.0の話、連載「IoT観測所」の第13回と第39回、そして2018年の「Mbed Linux OSに」絡んだ話といった具合だ。 加えて言うなら、2020年7月にArmがISG(IoTサービスグループ)を切り離すという報道があり、Mbed OSはどうなるのか? と思っていたら、最近になってロイターがこの計画が中止になったと報じている。これが事実ならまぁ一安心ではあるのだが、

    ArmマイコンのRTOSとして充実する「Mbed OS」に一抹の不安
  • 労働災害を“リアルに”追体験、安全教育市場に期待の危険誘発体感装置

    VR専門企業として安全教育、研究支援、アミューズメント技術などのVRシステムの開発を進めてきたソリッドレイ研究所は2020年6月8日、VR技術を用いた危険誘発体感装置「セーフマスター」の新製品の販売を開始した。 VR専門企業として安全教育、研究支援、アミューズメント技術などのVRシステムの開発を進めてきたソリッドレイ研究所は2020年6月8日、VR技術を用いた危険誘発体感装置「セーフマスター」の新製品の販売を開始した。危険誘発体感装置は「意図的に作り出された危険な状態に自分があると錯覚し、災害に遭ってしまうことを体験できる(錯覚体感できる)装置」(ソリッドレイ研究所 取締役 営業部長の伊藤竜成氏)だという。 ソリッドレイ研究所では、「VR技術で安全教育に貢献できることはないか」(伊藤氏)という思いから、2006年に旧セーフマスターを開発。主に製造業に向け20数台の販売実績があった。ただ、安

    労働災害を“リアルに”追体験、安全教育市場に期待の危険誘発体感装置
  • アマゾン買収から2年半、「Amazon FreeRTOS」は最も手頃なRTOSに

    アマゾン買収から2年半、「Amazon FreeRTOS」は最も手頃なRTOSに:リアルタイムOS列伝(2)(1/3 ページ) IoT(モノのインターネット)市場が拡大する中で、エッジ側の機器制御で重要な役割を果たすことが期待されているリアルタイムOS(RTOS)について解説する連載。第2回は、アマゾンの買収によってRTOSのメインストリームに躍り出た「Amazon FreeRTOS」について紹介する。 連載「リアルタイムOS列伝」の第2回、というかここ10年のリアルタイムOS(RTOS)の動向を概説した前回を除いて実質的な第1回になる今回は「Amazon FreeRTOS」をご紹介したい。 ⇒連載記事「リアルタイムOS列伝」バックナンバー Amazon FreeRTOSの話は、アマゾン(Amazon.com)による買収を受けてのこちらの記事で触れているが、簡単に説明すればもともとはリチ

    アマゾン買収から2年半、「Amazon FreeRTOS」は最も手頃なRTOSに
  • リアルタイムOSとは何か、ここ最近10年の動向を概説する

    リアルタイムOSとは何か、ここ最近10年の動向を概説する:リアルタイムOS列伝(1)(1/3 ページ) IoT(モノのインターネット)市場が拡大する中で、エッジ側の機器制御で重要な役割を果たすことが期待されているリアルタイムOS(RTOS)について解説する連載。第1回は、リアルタイムOSのここ最近10年の動向について概説する。 リアルタイムOS(RTOS)は、組み込み向けシステムにおいて、既に欠くことができない重要なコンポーネントになっている、と言うと「えー」という声も聞こえそうだが、事実そういうポジションにある。 RTOSとは何か、という話は3年ほど前にもTechFactoryで一度書かせていただいているが、要するに組み込み向けに最適化した(特にリアルタイム応答性能を重視した)軽量なOSである。 先述の記事では、以下の7つの特徴をご紹介した。 複数スレッド(タスク)の並行動作が可能 最

    リアルタイムOSとは何か、ここ最近10年の動向を概説する
  • 油圧ならトン単位の力も出せる、ブリヂストンのゴム人工筋肉 - MONOist(モノイスト)

    ブリヂストンは、「Japan Robot Week 2018」(2018年10月17~19日、東京ビッグサイト)において、アシストスーツや歩行トレーニング装置などに最適な空気圧式ゴム人工筋肉を展示した。既に、東京医科歯科大学 教授の川嶋健嗣氏や東京工業大学 教授の鈴森康一氏などと共同研究を進めているが、さらに実用化を加速するため今回の展示を契機に開発パートナー企業を募る。

    油圧ならトン単位の力も出せる、ブリヂストンのゴム人工筋肉 - MONOist(モノイスト)
  • ニトリも採用した自動物流倉庫、さらなる自動化に向けオカムラがAGVを開発中

    オカムラは、「国際物流総合展2020 -INNOVATION EXPO-」(2020年2月19~21日、東京ビッグサイト)において、物流向けのロボット製品を展示した。 同社はノルウェーAutoStoreが開発したロボットストレージシステム「オートストア」を国内向けに展開している。既にグローバルで400件以上の導入実績があり、国内もニトリの物流センターへの採用をきっかけに数十件以上が導入されている。 オートストアの高さ数m以上にもなる物流倉庫の中は、格子状に組まれた「グリッド(Grid)」が張り巡らされており、各グリッドには専用コンテナである「ビン(Bin)」が高密度に格納されている。このグリッドの上面を何台ものロボットが走行しており、出庫するビンを吊り上げて、物流倉庫の外面に設置されている「ポート(Port)」に搬送する。作業者はポートから出庫したいビンを指定するだけでよく、その場で待って

    ニトリも採用した自動物流倉庫、さらなる自動化に向けオカムラがAGVを開発中
  • マジでヘリウムが足りない

    この記事は、2019年8月6日発行の「製造マネジメント メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。 マジでヘリウムが足りない 製造業にとって、モノづくりをするための部品や材料、素材の供給を確保することは極めて重要です。当たり前のことですが、これらの供給のめどが立たなくなると“モノ”を作り出すことができなくなるからです。例えば、電気自動車の駆動用など一定レベル以上の出力を持つモーターを製造するには、ネオジムやディスプロシウムといったレアアースを用いた永久磁石が必要になります。2010年ごろ、これらレアアースの輸出元となっていた中国による輸出制限が大きな影響を与えたことはまだ記憶に新しいところです。 こうした中、2018年後半から新たに供給不足が懸念される材料が出てきました。それがヘリウムです。周期表で水素の次の2番目に出てくる元素であり、反応性が極めて低

    マジでヘリウムが足りない
    vcc
    vcc 2019/08/26
    ヘリウムは天然ガス田から抽出します。その産出量は米国が6割、カタールが3割。最大の産出国である米国はヘリウムを戦略物資に指定し、海外供給を2021年に停止する予定。
  • 亜酸化銅を用いた太陽電池の透明化に成功

    東芝は、亜酸化銅を用いた太陽電池の透明化に成功した。短波長光を吸収して発電し、長波長光を約80%透過する。同電池は地球上に豊富に存在する銅の酸化物を用いることから、低コスト化でき、素材として高効率な発電が期待できる。 東芝は2019年1月21日、亜酸化銅(Cu2O)を用いた太陽電池の透明化に成功したと発表した。性質の異なる太陽電池を重ねて太陽光の吸収波長域を拡大し、全体の発電効率を上げるタンデム型太陽電池の開発に寄与する。 透過型Cu2O太陽電池は、短波長光を吸収して発電し、長波長光を約80%透過する。同電池をトップセルに用いて、現在広く使われている結晶シリコン(Si)太陽電池をボトムセルに使用すれば、短波長から長波長までの光をエネルギーに変換できる。これにより、高効率なタンデム型太陽電池の開発が可能になる。 現在製品化されているタンデム型太陽電池には、市販の結晶Si太陽電池の1.5~2倍

    亜酸化銅を用いた太陽電池の透明化に成功
  • アマゾンがマイコン向け組み込みOSを無償提供、FreeRTOSにライブラリをバンドル

    アマゾンがマイコン向け組み込みOSを無償提供、FreeRTOSにライブラリをバンドル:組み込み開発ニュース Amazon Web Services(AWS)は、マイコンなどを搭載するIoTエッジデバイス向けの組み込みOS「Amazon FreeRTOS」を発表した。組み込みシステム向けのオープンソースのリアルタイムOS「FreeRTOS」をカーネルに採用し、クラウドとの接続、セキュリティの確保、メンテナンス簡略化などの機能をライブラリで提供するものだ。

    アマゾンがマイコン向け組み込みOSを無償提供、FreeRTOSにライブラリをバンドル
  • 組み込み業界に大インパクト「Amazon FreeRTOS」の衝撃

    AWS re:invent 2017」で発表された「Amazon FreeRTOS」は組み込み業界に大きなインパクトを与えることになりそうだ。ベースとなるオープンソースのMCU向けRTOS「FreeRTOS」、FreeRTOSとAmazon FreeRTOSの違いについて解説する。 米国時間の2017年11月27日~12月1日にかけて、ラスベガスで「AWS re:invent 2017」が開催された。この基調講演の中で、アマゾン(Amazon)はIoTに向けて幾つかの新しい発表(https://www.businesswire.com/news/home/20171129006079/en/AWS-Announces-Slew-New-IoT-Services-Brings)を行っている。そのうちの1つが今回ご紹介する「Amazon FreeRTOS」である。 Amazon FreeRT

    組み込み業界に大インパクト「Amazon FreeRTOS」の衝撃
    vcc
    vcc 2018/04/02
    FreeRTOSのは、非常に軽量なリアルタイム向けのOS。6K~12KB程度のフットプリントで、マルチタスク環境と、セマフォ/ミューテックスによるタスク同期、柔軟なソフトウェアタイマー、割り込み管理。
  • 品質問題の処方箋、最初の一歩は「AI活用による検査自動化」から

    製造業における課題として大きな注目を集めている品質問題。その解決策のひとつとしてAIの活用に関心が集まっている。その中で、実績が出始めているのが検査工程でのAI活用だ。先行して多くの導入事例を持つNECに話を聞いた。 2017年の製造業にとって大きく影を落としたのが品質問題だ。背景の1つとしてあるのが、製品の複雑化と労働人口減少による人手不足である。従来に比べ人手を確保するのが難しくなり、さらに長年の習慣化や仕組みの形骸化などが加わったことで、組織内でこの問題を解決できなくなってきているのだ。 こうした品質問題への対策は多くの日の製造業にとって急務であるといえるが、従来通りのやり方で解決するのは現実的に難しくなってきている。以前のように人手や時間を十分にかけることは、人材確保と市場競争の両面で難しい。このような中で、品質を高めるためには、組織全体で品質に対する取り組みを高度化する必要があ

    品質問題の処方箋、最初の一歩は「AI活用による検査自動化」から
    vcc
    vcc 2018/03/23
    検査工程にある製品を撮影したデータからAIを活用して特徴量を抽出し、良品か不良品かを判定する。1個数秒程度で判定することが可能で、自動で処理し続けることができる。
  • アラスがPLMのカバー範囲を拡張、システムズエンジニアリングに加えMESやMROも

    アラスがPLMのカバー範囲を拡張、システムズエンジニアリングに加えMESやMROも:製造マネジメント インタビュー(1/2 ページ) 好調を維持しているPLMベンダーのアラスだが、IoT時代を迎えた製造業に対してさらなる提案を行うべく、Aras Innovatorを「製品イノベーションプラットフォーム」に進化させるための取り組みを加速させている。これまでもシステムズエンジニアリングなどに注力してきたが、さらにMESやMROもカバーしていく方針だ。 PLMプラットフォーム「Aras Innovator」を展開するアラス(Aras)が、さらなる事業拡大に向けた布石を打ち始めている。グローバルの売上高は、2017年も前年比40~50%増と大幅な伸びになる見込みで、2018年2月にはBMWがテストデータ管理のバックボーンにAras Innovatorを採用したことを発表するなど好調に推移している。

    アラスがPLMのカバー範囲を拡張、システムズエンジニアリングに加えMESやMROも
    vcc
    vcc 2018/03/19
  • SPICEモデルとライブラリ(その1)

    設計した回路をSPICEで解析するには、使用している部品のSPICEモデルが必要だ。第10回では、このSPICEモデルについて解説する。 これまで連載の中で述べてきた、「分かって設計する」という目的でSPICEを導入し、「さあ! 設計を始めよう」と勇んで回路図を作成する段階になって問題となるのが、“ツールに標準で含まれている半導体素子のモデルは圧倒的に海外製品が多く、日製半導体素子のモデルは少ない”という点です。 抵抗やキャパシタのように値しか設定しないものは構わないとしても、半導体素子のように型番ごとに特性が大幅に異なる場合のシミュレーションは、目的とする型番で行わなければ当然、設計に役立つ結果は得られません。たとえ、目的がアイデアの確認であったとしても、的外れな部品のモデルを使っていては、その結果を信用することはできないのです。 半導体素子モデルの登録数の不足は、「LTspice」の

    SPICEモデルとライブラリ(その1)
  • ソラコムがフルMVNOに、「加入者管理機能をオープン化」

    ソラコムはIoT通信プラットフォーム「SORACOM」の新機能を発表。データ通信サービス「SORACOM Air for セルラー」のクローバル向けSIMで、加入者管理機能(HLR)を独自に実装するとともに、IoTデバイスの量産時に求められる組み込み型SIM(eSIM)の提供も始める。これに併せて、クローバル向けSIMの新たな料金体系「plan01s」も導入する。 ソラコムは2017年10月11日、IoT(モノのインターネット)通信プラットフォーム「SORACOM」の新機能を発表した。データ通信サービス「SORACOM Air for セルラー」のクローバル向けSIMで、加入者管理機能(HLR)を独自に実装するとともに、IoTデバイスの量産時に求められる組み込み型SIM(eSIM)の提供を始める。これに併せて、クローバル向けSIMの新たな料金体系「plan01s」も導入する。 SORACO

    ソラコムがフルMVNOに、「加入者管理機能をオープン化」
    vcc
    vcc 2017/10/12
    MVNOのレイヤー2接続によってサービスを提供してきたのでSIMの認証はMNOのHLRサーバを用いる必要があったが、ソラコム側でHLRを独自に実装したことにより、SIMの発行と認証を完結できるようになった。
  • 国際標準となったCHAdeMOのジレンマ、高出力化とコストの兼ね合い

    国際標準となったCHAdeMOのジレンマ、高出力化とコストの兼ね合い:和田憲一郎の電動化新時代!(23)(1/3 ページ) 急速充電の規格として国際標準となったCHAdeMO規格が、ここにきて大幅に使用電流値を上げるなど仕様のバージョンアップを考えているようだ。なぜ、この段階で仕様の大幅に変更するのか。その背景や他規格との連携、課題などについてCHAdeMO協議会関係者からヒアリングを行った。 電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)のDC充電方式は、2014年4月開催のIEC(国際電気標準会議)でCHAdeMO規格が他方式とともに国際標準として承認され、世界各地で実用化が進んでいる。最新の情報によれば、グローバルで1万3614基(日6945基、欧州4051基、北米2097基、その他521基)が設置され、世界で最も充電ポイントの多い急速充電規格となっている。 そのような中

    国際標準となったCHAdeMOのジレンマ、高出力化とコストの兼ね合い
    vcc
    vcc 2017/09/27
    日産自動車の「リーフ」で最大30kWh、長距離EVは60~80kWhと大きくなっている。急速充電するために、これまでの500V、125A(最大出力50kW)から500V、400A(最大出力150kW級)まで拡大を行う。