『「ない仕事」の作り方』(文藝春秋)が、発売1カ月で三刷を突破したみうらじゅん。「マイブーム」や「ゆるキャラ」の名付け親で、いとうせいこうとともに手がけた連載「見仏記」がのちの仏像ブームを巻き起こすなど、手法にこだわらず次々と新しいものを生み出し続けている。デビュー35周年を迎えた彼はなぜ世の中にない仕事を作り出すのか。
●自分が自分の上司になれる人「自分が自分の上司になれる人」というのは抽象的な表現ですね。以下のようにパラフレーズしてみましょう。 ・混沌とした状況を整理して、人に振り分けられる形の「仕事」に分割することができる人。 ・分割された「仕事」の内容や難易度を見極めることができる人。 ・メンバーの中でその「仕事」に適している人材として「自分自身」にその仕事を割り当てることができる人。このような人をイメージしました。 フリーランスであろうがそうでなかろうが、「仕事」は無から自動的に生まれてくるものではありません。必ず誰かが混沌とした状況から「仕事」を切り出してくるものです。 はい、この「仕事」は、 この資料をもとにしてこういう文章を書くもの。 何月何日までに書いてくださいね。こういうのが「仕事」の指示ですよね。こういわれてきちんと期日までに仕上げるのは「仕事をちゃんとやる」ということです。 でも、よ
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