ta-nishi.hatenablog.com togetter.com 上のブログ記事を読んで、「はてな非モテ論壇懐かしい」という気持ちになった。そして、あれから10年以上経って、私はわりと「ありのままの自分」に近い形で恋愛できたなと思った。 Ta-nishi氏と私が大きく違う点は、私はさほどモテや恋愛に執着していなかったことだろう。自分に合う相手と出会えて恋愛できればいいけれど、そうでなければ一生処女でもいいやと思っていた。当然、特にモテる努力をしないので、いわゆる「喪女」だった。そんなわけなので、初めて付き合ったり性行為をしたりという体験は、けっこう遅かった。 私にとっては、自分が誰かと付き合えないことよりも、いい年した大人が恋愛未経験なのをおかしく思う社会のほうが問題で、息苦しさを感じていた。私が非モテ関係の話に興味を持っていたのもそういう理由だ。当時は今より恋愛未経験者に対する風
15年ほど前の私は、当時はてなダイアリー界隈で流行していた「非モテ論壇」の一員だった。「スクールカースト」をはてなキーワードに登録した人間だと言えば、伝わる人には伝わるのかも知れない*1。 最近流行の弱者男性論の内容は、当時の非モテ論と重なる部分が非常に多い。焼き直しと言ってもいい。唯一違うのは、当時の非モテ論壇では現在弱者男性の定義のひとつとされている「経済力」が完全に無視されていたことだ。 当時の非モテ論者は20代の若者がほとんどで、半分くらいは学生だった。この年代の若者にとってモテと経済力はほとんど相関がなく、モテを左右するのは主に容姿やコミュニケーション能力やサークル内での立場等、要は「異性にとっていかにイケている存在か」という「恋愛規範」にいかに乗れているかという部分で勝敗のほとんどが決する。当時の非モテ論壇で経済力が全く重視されていなかったのは、論者の若さに拠る部分が大きかった
たにし @Tanishi_tw はてなブログに投稿しました #はてなブログ 弱者男性論者を見ていると、「社会性という名の悪」に対してあまりにも潔癖すぎると強く感じてしまう - 自意識高い系男子 ta-nishi.hatenablog.com/entry/2021/05/… 2021-05-05 15:50:44 リンク 自意識高い系男子 弱者男性論者を見ていると、「社会適応という名の悪」に対してあまりにも潔癖すぎると強く感じてしまう - 自意識高い系男子 15年ほど前の私は、当時はてなダイアリー界隈で流行していた「非モテ論壇」の一員だった。「スクールカースト」をはてなキーワードに登録した人間だと言えば、伝わる人には伝わるのかも知れない*1。最近流行の弱者男性論の内容は、当時の非モテ論と重なる部分が非常に多い。焼き直しと言ってもいい。唯一違うのは、当時の非モテ論壇では現在弱者男性の定義のひと
前回の記事について、muffdiving氏から詳細な批判があったので、お応えしていきます。 まず先に言うと、muffdiving氏の批判は基本的に正しいです。前回の記事はちょっと「非モテ」側に寄って読み込み過ぎだったので、その点を指摘されるのは尤もなところですし、論旨とずれている記述もありました。それらとは別に「結論」をきちんと読み取って戴けたことには感謝します。 前回の記事の最もおかしな点は、私が「非モテ」を前提に話をしようとしていながら、「非モテ」についての説明を欠いていたこと、森岡氏の言説の「通常レベルでの妥当性」と「非モテレベルでの妥当性」の区別をしていなかったことでした。なので、(前回の反省も込めて)今回はまず「非モテ」を名乗る人達の特徴から話を始めようと思います。 「非モテ」の由来については以前にも語ったことがあるのですが、そこでは「恋愛(交際)経験がなくモテない人の自称」と定
2018.06.02 16:15 男たちよ、幸せになって書を捨てよ! 『モテたいわけではないのだが』刊行記念トイアンナ×二村ヒトシ/トークイベントレポート 2018年4月、恋愛記事を多く執筆するライターのトイアンナさん・著『モテたいわけではないのだが ガツガツしない男子のための恋愛入門』(イースト・プレス)が刊行され、好調な売れ行きを見せている。20代男性の4割が童貞だと言われているこの時代、男性たちの恋愛観はどう変化し、どこに向かっているのか。5月、『すべてはモテるためである』(イースト・プレス)の著者でAV監督の二村ヒトシさんを迎え、トークイベントがおこなわれた(司会はライターのアオヤギミホコさん)。男の「モテ」とは何か? 男の「恋愛」とは何か? そこにヒントが散りばめられていた。 モテる同性はダサい? 変化した20代男性の恋愛観二村ヒトシ(以下、二村) 僕が書いた『すべてはモテるため
※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています 大学生男子が朝起きたら美少女……ではなかった漫画『朝起きたらブスだった』(著・お肉おいしい)。それまでブスを馬鹿にしてきた彼が実際に女子になって、かわいくなるための苦労に気づいていく物語が、男子の知らない“ハードモード”な世界を教えてくれます。 朝起きたら女の子になっていたけど…… 朝起きたら女の子に しかし美少女ではなく、顔はそのままの「ブス」だった男子のお話……! 「何でうちの学校の女子ブスばっかなんだろ」と“童貞特有の理想の高さ”をみせる主人公・青葉光。それに腹を立てたお姉さんに黒魔術で女になる呪いをかけられます。女子として1日過ごしてみるよう提案された彼は、すっぴん&メガネのままノリノリで大学に行きますが……? 意気揚々と“おめかし”して出掛けますが……? なにこれ辛い その結果は、周囲にじろじろ見られ、ウェイ系男子に罰ゲ
恋愛やセックスは個人の自由 今回、現代ビジネスから「日本の男性の童貞率が上昇している件について書いてほしい」と依頼をもらった。 そこで添付のデータを見ると「18歳から39歳の女性のうち、性交渉経験を持たない人の割合は1992年の21.7%から、2015年には24.6%に上昇した。同期間の同じ年齢層の男性の童貞率も、20%から25.8%に上昇していた」とあった。 言うほど増えてへんやん。 これが第一印象である。23年前と比べて、女性の処女率は2.9%上昇、男性の童貞率は5.8%上昇。たしかに増えてはいるが、べつに驚くほど増えてはいない。 それに、この手の調査は質問が曖昧だ。「陰茎を膣内に挿入したことはありますか?」ならわかりやすいが、「性交渉の経験はありますか?」の性交渉とは、どこまでを指すのか。 「陰茎をハイヒールで踏まれたことはある」「交際相手と全裸で相撲をとったことはある」等は性交渉に
川口美樹 恋愛プロフェッショナル 元俳優。1,000人以上の人生相談経験を元に、恋愛市場への本質的な情報発信を開始。恋愛・結婚・ジェンダー・夫婦・SEX・キャリアについての総合雑誌のような存在を目指し、講演も行う。書籍『なぜあなたの恋愛は思い通りにならないのか?』 はじめまして恋愛プロフェッショナルの川口美樹です。 これを読んでいるあなたはきっと、自分がモテないことに悩んでいて、モテている男に嫉妬してはそんな自分が嫌いになって自信をなくす、、、そんな日々を送っているかもしれません。 僕は今恋愛のプロとして様々な方にアドバイスをさせていただいていますが、そんな僕に「モテるコツ」を聞かされても、『もともとモテていたやつに俺の気持ちなんかわかんねーよ』って思うかもしれません。 あなたが今何歳なのか分かりませんが、僕は24歳まで童貞でした。学生の時にはふられたことも何回もあるし、自分の顔にニキビが
「芸能界一のモテ女優」が一生の伴侶に選んだのは、日本中が驚く意外な相手だった。モテる女性は結婚を決めるとき、相手の何を見ているのか。出会い、恋愛、結婚……男女のさまざまなステージにおける心の機微に詳しい恋愛アナリストのヨダエリが、今回の電撃婚を読み解く。 女優の蒼井優さん(33歳)とお笑いコンビ「南海キャンディーズ」の山ちゃんこと山里亮太さん(42歳)が結婚した。 芸能界一のモテ女優と言われる蒼井優と、非モテキャラを打ち出しているお笑い芸人。予想外すぎる組み合わせと交際2ヵ月で入籍という電撃ぶりに多くの人がざわめく中、6月5日には結婚記者会見が開かれた。 結論から言うと、誰もが2人の未来を応援したくなる、そんな会見だったと思う。 だが、中には「なぜ蒼井優は山ちゃんを選んだのか」という疑問を感じている人もいるかもしれない。「他にもいい男はたくさんいたのではないか」と。 しかし、2人が結婚した
昨日の夜、ブス山さんに呼ばれ飲んできた。ちなみにブス山さんとはこんな人。 (過去記事)ブス山さんのモテ哲学 - (旧姓)タケルンバ卿日記 で、居酒屋でふたりで会い、いつものようにバカ話をしながら飲んでいると、突然言い出した。 「今度、結婚するの」 へえ、結婚するんだ……って、マジ!? 結婚するの? 「うん。決めたんだ」 ほえほえほえ、そりゃめでたい。おめでとうございます。どんな人と? と聞くやいやな写真をとりだした。これまで残念なビジュアルのクセに、城田優クラスのイケメンを思うがままに操っていたブス山さんである。ブサイクのクセに、イケメンをフリまくっていたブス山さんである。こやつを陥落させたのだから、さぞかしグットルッキンな男であろうと写真を見ると……あら、ブサ山くんじゃあーりませんか。残念フェイスじゃないですか。あれだけイケメン好きだったのに。 「意外でしょ?」 ゴホッ、ゴホッ。ヤバイ、
知り合いに見るからに残念なビジュアルのブス山さんがいるわけだが、このブス山さんが何故かモテる。「え?お前が?」というくらいモテる。そんじょそこらのモテ系ビジュアルの子よりはるかにモテる。 いや、本当にビジュアルは残念なのよ。遺憾レベル。恋愛ゲームならば、明らかに「Very Hard」でプレーしている厳しさ。デフォルトでモテる風貌の「Easy」とは比べ物にならんくらいハンデを背負っているにも関わらず、男から告白してくるし、振られるどころか、振る側であるし、ちょくちょく別れているものの、1週間もすれば新規彼氏ゲット。おまけに男のオレから見ても、なかなかのイケメンを彼氏にしている。物凄い不思議なブス山さんなのだ。 ただ一緒に話すとモテる理由がわかる。ちゃんとモテ哲学がある。ここで「ブス山さん語録」を。 「CanCam」「anan」をいくら読んでもモテない ブス山さん曰く「男にモテたいのに、男が読
恋愛工学は女性蔑視だが、『それゆえに』ミソジニー男性から支持されている http://d.hatena.ne.jp/kanjinai/20170202/1486027602d.hatena.ne.jp 森岡先生が批判するように、恋愛工学が女性蔑視だというのはその通りなのだけれど、恋愛工学生にこの言葉は届かないと思う。なぜなら恋愛工学は女性蔑視で「あるがゆえに」、ミソジニー男性から支持されている思想だからだ。 恋愛工学で描かれる女性像は、酷く露悪的で、利己的で、エゴイズムに満ちている。男性の誠実さ、優しさではなく、容姿、社会的地位、権力、カネ、表層的なエスコートテクニック等に惹かれ、股を開く。『※ただし、イケメンに限る』というネットスラングに代表されるこうした「醜い」女性像は、しかし、ただの被害妄想と言い切ることはできない女性像だと私は思う。 「女性を思いやれる、優しく誠実な人間」よりも、「
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