私シェイクスピア研究者だけど、こんな配慮、研究者のほうでは全く要らないです。原著の初版が図書館に入ってるならどんどん翻案を作って頂いてけっこうです。そのほうが時代による解釈の変遷がわかるので研究しやすいです。意味不明な基準を「後の… https://t.co/PBfiX3KI9H
私シェイクスピア研究者だけど、こんな配慮、研究者のほうでは全く要らないです。原著の初版が図書館に入ってるならどんどん翻案を作って頂いてけっこうです。そのほうが時代による解釈の変遷がわかるので研究しやすいです。意味不明な基準を「後の… https://t.co/PBfiX3KI9H
怒りを歌え、女神よ、ペーレウスの子アキレウスの (呉茂一訳『イーリアス』第一書) ヨーロッパ文学の歴史は激おこぷんぷん丸から始まるというのは、よく言われる話です。いえ「激おこぷんぷん丸から始まる」と言っているのは私だけかもしれませんが、とにかく怒りから始まるというのはしばしば指摘されます。 トロイア戦争を描いた古代ギリシアの叙事詩『イリアス』は紀元前8世紀頃に成立したと考えられており、英雄アキレウスの怒りを歌うべく、語り手が芸術の女神ムーサから霊感を賜ろうと祈るところから始まります。『ギルガメシュ叙事詩』などさらに古い文学作品もありますが、とにかく『イリアス』がヨーロッパ文学の祖のひとつであることは間違いありません。 無神論者の私は女神に頼れませんが、今回は私の怒りを書こうと思います。アキレウスが怒っていたのは、戦利品として獲得した愛人ブリセイスをギリシア軍の大将アガメムノンが奪おうとした
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