2017.02.19 Ridilover Social Issue Conference 2017「CROSS POINT」優勝
2017.02.19 Ridilover Social Issue Conference 2017「CROSS POINT」優勝
日本で心臓が突然止まってしまい亡くなる方は1日平均195人。 心停止者の命を救うため、位置情報を起点にSOSを受発信してAEDを届ける仕組みをつくるアプリ「AED SOS」を開発しています。 「AED SOS」は実証実験で得られた結果をもとに、現在改良を進めています。 日本では心臓が突然止まってしまう方が年間約75,000人以上います。 そしてその9割以上の約71,000人がそのまま亡くなってしまっています。 1日平均にすると約195人もの人が突然の心停止で亡くなっている計算です。 (※データ参照元:総務省消防庁 平成26年版救急救助の現況) 心停止状態の人は何も処置をしなければ1分経過するごとに生存率が10%低下します。 119番に通報しても救急車が到着するのは全国平均で8.5分、救急車を待つだけでは多くの場合手遅れになります。 救急車到着までの間に、その場にいる人が一次救命処置として胸
先日、愛知県尾張旭市の消防本部をAED SOS開発メンバーの小野と訪問してきました。 尾張旭市は、今年5月に市内の全てのコンビニにAEDを設置という素晴らしい取り組みをされています。 なぜコンビニにAEDを設置すると良いのか、それはコンビニは24時間空いているからです。 突然の心停止が起きやすい時間帯は夜〜朝で、その時間帯はAEDが置かれている多くのビルや公共施設は鍵が閉まっており外からAEDをとることができません。 24時間空いているコンビニなら深夜や早朝でもAEDを確保することができます。 それにコンビニの場所はみんなが知っています。「コンビニに行ってAEDとって来て」となれば付近のAEDを探す手間もなくなります。 よってコンビニにAEDを設置することはAED使用率の向上において非常に有効であり、助かる命を増やすことができます。 尾張旭市では市がAEDをリースし、コンビニ側は設置スペー
先日、名古屋で開催された市民フォーラム「減らせ突然死〜使おうAED〜」に行ってきました。 テーマは心肺蘇生法教育を学校教育に導入する課題を考えるというものです。 登壇された有識者の方々の熱意が伝わってくる、素晴らしいイベントでした。 イベントの様子をNHK名古屋放送局がニュースで伝えていますのでぜひこちらもご覧下さい。 http://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20140705/5222471.html 最初に国士舘大学の田中秀治先生の基調講演で、日本の学校における心肺蘇生教育の現状についてお話がありました。 その内容を簡単に紹介させて頂きます。 突然の心停止は元気で健康な子供にも起こりうるものです。 また心停止者の救命方法である心肺蘇生法やAEDの使用はそれほど難しい内容ではなく、子供でも一定の年齢に達しさえすれば大人と同じように実行できるものです。 生徒達は心肺
京都大学とCoaido(コエイド)、心停止者救命時の救助者要請アプリ「AED SOS」開発の共同研究を開始今年はAED導入10周年【位置情報で心停止の現場と救助者を即座につなぎ命を助けるアプリ】 心停止者救命支援アプリ「AED SOS」を開発しているCoaido株式会社(本社:東京都板橋区、代表取締役CEO:玄正 慎)は、2014年8月6日より、国立大学法人京都大学(本部 京都市左京区/総長:松本 紘)と心停止者救命時の救助者要請アプリ開発に関する産学共同研究を開始したことをお知らせ致します。 ■共同研究 概要 本共同研究では、京都大学環境安全保健機構附属健康科学センター 石見拓准教授の監修と協力のもと、Coaido株式会社が開発中の心停止者救命支援アプリ「AED SOS」の実証実験を実施し、実際の心停止者救命の現場におけるアプリの効果を検証し、救命率を向上する研究を行ってまいります。 本
駅や、ビルの中で良く目にする、心停止の現場で使われるAED。突然の心停止や突然死はいつ自分の目の前で起こってもおかしくない話だが、いざとなると最寄りのAEDがどこにあるのか、どう対処していいのか、パニックに陥ってしまう。 その緊急事態を、ITやアプリの力で解決しようという試みが、京都大学とCoaido(コエイド)の共同開発中の新アプリ「AED SOS」でされている。 人命救助の現場で将来役立つアプリを開発しているスタートアップ企業、Coaido株式会社の代表取締役 CEOの玄正 慎氏に話を聞いた。 ■心停止の現場の厳しい現実とITの力 Q、ずばり、「AED SOS」とはどのようなサービスですか? 「AED SOSは、心停止の現場にすぐに付近の救助者を呼んで命を救うためのSOSアプリで現在開発を進めています。心停止者の救命は時間との勝負であり、救急車を待っているだけでは手遅れになります。そこ
このプロジェクトを立ち上げた共同創業者にも家族を亡くした経験から参加している者がおります。 この新着情報にもたびたび登場している、アプリ開発のUI/UXデザインとマネジメントを担当している小野です。 彼は、高校三年生の時に同居していた祖父(享年71歳)が倒れ、救急搬送されましたが亡くなったそうです。 今回は、彼が参加に至った経緯を彼の言葉でご紹介します。 小野 「祖父が倒れた高校三年生の当時、心肺蘇生の知識は知っていましたが、目の前で起きている現実に戸惑い、何もすることが出来ませんでした。 家族も同様に、おじいさんに呼びかけ続けることと救急車を呼ぶことしか出来ませんでした。 その時の何も出来なかった悔しい思いややるせなさを引きずって、今も生きています。 玄正さんからAED SOSについて聞かされた時、こんな仕組みがあの時あったらおじいさんを助けられたかもしれないな。。。と、思ったのが参加を
私がお聞きした電車内での心停止者救命のエピソードを一つ、ご紹介します。 Aさんが電車に乗っていたときのことです。 突然、列車内が騒がしくなり、Aさんは何が起こったのかと声のするほうを見ました。 すると目の前で人が倒れています。 Aさんが駆け寄ると倒れた人は意識がなく、呼吸が正常ではありません。 Aさんはすぐに心停止だと判断し、胸骨圧迫を開始しました。 すると近くにいた乗客が、列車の緊急通報ボタンを押そうとしていました。 Aさんは胸骨圧迫を続けながら、「緊急通報ボタンは押さないで! 押すと電車が急停止してしまい、AEDがすぐに使えなくなる。車掌さんに連絡して、次の駅でAEDを用意してもらうよう伝えて下さい!」 乗客が車掌さんに連絡をとり、次の駅に着いたときには駅員さんがAEDが準備していて、すぐに使用することができました。迅速にAEDの電気ショックができたおかげで、その方は一命をとりとめまし
毎日180人が突然死している社会問題の解決を目指すアプリ はじめまして、iPhoneアプリ企画開発者の玄正 慎(げんしょう まこと)と申します。日本では心臓が突然止まってしまう人が年間で約73,000人もいて、その9割にあたる約65,000人がそのまま亡くなってしまっています。1日平均にすると約180人もの人が亡くなっている計算です。突然の心停止は高齢者だけでなく子供や健康な若者でも、誰にでも起こりうるものです。 私はいまこの大きな社会問題の解決を目指し、心停止の現場にすぐに付近の救助者を呼ぶことで、迅速に適切な措置を施し命を救うアプリ「AED SOS」の実現に取り組んでいます。 しかし、現在アプリの開発運営費が不足しています。愛する 家族の突然の死に直面し、やりきれない思いをする人が毎日 大勢います。そうした方を一人でも減らすためのアプリが開発・運営 できるように、お力をお貸し頂けません
本日、320万5000円のご支援を頂き、目標金額を無事達成することができました! ご支援頂いた方々、応援頂いた方々、本当にありがとうございます。 278人もの方々にサポーターとしてご支援を頂き、大変嬉しく思います。 同時にこのアプリに皆様が大きく期待して頂いているのを感じ、実現に向けて気が引き締まる思いです。 心停止者の命を救える社会の実現のためには、アプリ開発だけでなく、これから様々な課題を乗り越えていかなくてはなりません。 私たち1社の力だけでは、この大きな社会問題の解決は困難です。 皆様の知恵やお力をお借りして、一つの大きなムーブメントを作って行く必要があります。 共に力を合わせて、当たり前に心停止者の命が助かる未来を作りましょう! 引き続き、AED SOSプロジェクトの応援を宜しくお願いいたします! 玄正
「心停止」は年間7万件以上発生、9割が亡くなる 9月9日の「救急の日」からほどなくして、大きな社会問題について話を聞くことがあった。日本において年間7万件以上(1日約200件)*起きている「心停止」だ。 今回紹介するCoaido(コエイド)株式会社は、「ITとデザインの力で当たり前に心停止者の命が助かる未来を作る」というミッションを掲げ、人命救助応援要請アプリ「AED SOS」を開発している。コエイドは造語で「共に救助する」という意味。CEOの玄正慎氏、取締役を務める小野哲生氏に話を聞いた。 AED SOSは、「スーパーハッカソン2013 in Summer」における「○○における20秒の問題を解決する製品」というテーマのもとで生まれたアイデア。そのほかのハッカソンでも次々受賞し、評価を受けたことで実現化に向けて動き出した。 開発の背景には大きく複雑な社会課題がある。心停止者の生存率は、何
みなさま、こんばんは。いまは週刊アスキーの吉田でございます。さて突然ですが、AEDをご存じでしょうか。「Automated External Defibrillator」の略で日本語では自動体外式除細動器と呼ばれる、れっきとした医療機器です AEDを簡単に説明すると、機器の音声ガイダンスに従って操作すれば、心停止を起こしている人に対して素人でも適切な電気ショックを与えられる救命機器。 心臓が停止している時間が長くなるほど急激に生存率が落ちていくので、救急車がすぐに来られない場所に心停止した患者がいる場合、AEDによって心停止状態から復帰させることで生存率が上がるというわけです。一般には心停止から5分以内にAEDを使って心臓を動かせば、生存率が大幅に向上するそうです。 とはいえ、AEDは民間レベルでは設置義務はなく、どこにでもあるというわけではありません。最近の新しいビルには設置されているこ
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