イラン核問題 1、 5月31日、笹川平和財団主催モッタキ・イラン外相を招いた昼食会に出席した。 モッタキ外相は席上、イラン、ブラジル、トルコの3首脳が発表した宣言に沿ってイラン核問題を解決していくべきである、この宣言は岡田外相とも検討してきた案である、クリントン国務長官は否定的であるが、オバマ大統領はブラジルのルラ大統領、トルコのエルドアン首相に親書を出しているが、それほど否定的ではない、など話すとともに、イランの核開発は原発のためであり、平和目的であり、イランの権利であることを強調していた。 2、 昨年イランがテヘラン研究所での医療用アイソトープ製造の必要から20%濃縮ウランを 購入したいとしたのを受け、10月にP5+1とイランの会合で、イランが3,5%濃縮ウランをロシアに搬出する、仏がそれを20%濃縮ウラン燃料に加工しイランに返すとの合意がアドレフで成立したとされた。しかしその