台湾の中心都市、台北には、日本統治時代の建築物が数多く残っている。高さ60メートルの塔がそびえる総統府(旧台湾総督府)など官公庁だけでなく、街角のそこかしこに、商店や民家がしっとりと落ち着いた姿を見せる。◎ ◎ ◎勤め先辞めフリーで台北に住む私は15年かけて、こうした老建築を撮影してきた。日本時代の建築をつぶさに観察することは、激動の近現代史を生き抜いてきた台湾の人々の生を改めて見つめるこ
「どうなっているんだ。こんな人事、不満が出るよ」。翌日の内閣改造の全容がみえた2日夜、衆院議院運営委員長の佐藤勉(65)は周辺にぶちまけた。5月に棚橋泰文(54)らと谷垣グループを割って新・麻生派の結成に加わったが、佐藤も棚橋も閣僚で処遇されなかった。首相の安倍晋三(62)は今回の内閣改造・自民党役員人事で「安定」を重視し、閣僚経験者の再起用が目立った。ポストから遠ざかった議員には不満が募る。
5月20日、サウジアラビアの地元メディアが流したワンシーンは、日米の外交関係者や経済人に衝撃を与えた。サウジの首都リヤドにある宮殿。豪壮なじゅうたんと白い壁に囲まれた大広間の真ん中に米大統領のトランプとサウジ国王のサルマンが腰掛けている。両サイドの壁際には民族衣装のサウジ政府高官と、米国から訪問した関係者がそれぞれ分かれて陣取る。米国側から歩み出たのが、ソフトバンクグループ社長の孫正義だった
ワシントンでの20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議に出席していた麻生太郎副総理・財務相が23日夕、帰国した。経済問題の窓口はアソウ――。トランプ米政権にそんな認識をさせたことが、麻生氏にとって大きな成果だった。「自由貿易、経済について、前任の方よりはるかにわかっておられる。私の勘では、金融、経済の実務がわかっている方だ」。21日に記者会見した麻生氏は、ムニューシン米財務長官を高く評
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