「はてブ」に見るソーシャルブックマークの限界 連載の前回で、「外界からの影響や、本人の内なる精神的志向などをパラメーター化し、情報収集の精度を上げる方法はないのだろうか?」と書いた。 この「外界からの影響」というのは、つまりはWeb2.0の用語で言えば「ソーシャル」にほかならない。「はてなブックマーク」や「digg」などのソーシャルブックマークが、その代表的な存在だ。その人が属しているコミュニティーや人間関係などを考慮していくことによって、集合知の精度を高めていこうという考え方である。 だがこのソーシャルをパーソナライズ情報収集に応用しようと考えた場合、ひとつの問題が生じる。つまりソーシャル――社会とは、いったいどのような社会を指しているのかということである。あるひとりの個人が参加しているコミュニティーを考えてみよう。最小の単位はおそらく家族で、そこから友人、近所の人、会社の同僚、趣味を同
このブログのいくつかの記事は、割と多くの方のはてなブックマークに載ってます。僕もはてブは利用してるんですが、これって一種の「逆サトラレ」な気がします。 はてブは、記事を登録した上でそこにコメントをつけるんですが、アクセス解析からそのはてブに飛べば一応そのコメントは管理人が見えますし、アクセス解析なくてもRSSリーダーとかから分かります。 ところが、こうしたはてブのコメントは、つけてるほうとしてはあまり見られるという意識がないのでたまにそのコメントの内容をめぐってトラブルが発生します。しかし同じトラブルでも、ブログのコメント欄とはちょっとわけが違う。ブログのコメント欄は明らかに記事を書いた人にも、それを見た人にも、みんなに見られるという意識が働くわけです。手軽にブクマできて、手軽につけられるはてブのコメントは、いわば簡単な感想みたいなものに近い。 はてブのコメント欄にコメントを書き、それをブ
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