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思想に関するImamuのブックマーク (746)

  • 映画『PERFECT DAYS』の平山(役所広司)は、フェイクかガチか?|伊藤聡

    『PERFECT DAYS』への批判映画『PERFECT DAYS』は、見る人によって評価が分かれる作品である。トイレ清掃員として働く男、平山(役所広司)の生活を描くこの映画だが、肯定する意見と同等に批判も多い。例をあげれば、映画そのものが広告的だとの指摘がある。曰く、劇中で平山が清掃するのは「世界的に活躍する16人の建築家やクリエイターがそれぞれの個性を発揮して、区内17カ所の公共トイレを新たなデザインで改修する、渋谷で20年から行われているプロジェクト『THE TOKYO TOILET』」で実際に作られた美麗なトイレであり、このプロジェクトを推進する柳井康治氏(ユニクロ社長の次男)が、映画『PERFECT DAYS』のプロデューサーでもあるというのだ*1。風呂なしの安アパートに住む、薄給のトイレ清掃員のつつましやかな暮らしを肯定的に描く映画の製作者が、4兆円以上の資産を持つ大富豪一家の

    映画『PERFECT DAYS』の平山(役所広司)は、フェイクかガチか?|伊藤聡
    Imamu
    Imamu 2024/02/19
    「「つねに細部に気を配り、生活の美しさを保つ」ことと「映えを意識する」ことのあいだには、客観的に見てほとんど差異がない。生活を美しくしようと心がける人の所作は、どこか演技的になり、他人からはフェイク」
  • テオフィル・ド・ジロー『反出生主義者宣言』序文|Japanese Doomer

    人類を耐え難いほどに日々苦しめているすべての不幸の真の立案者たち、つまり祖先たちを告発する時が来た。 哲学は、人間の心を悩ませるすべての疑問を議論してきたが、ひとつだけ例外があった。それは子産みの倫理的妥当性についてである。あたかも生殖が私たちの究極の偶像であり、私たちの千年王国であり、問いただす権利はないと思わされる装甲に覆われた聖域であるかのようだ。しかし、産み殖やすということの奇妙な神聖さの背後には、注意深い観察者なら誰でも発見できるはずの多くの倒錯が潜んでいる。 未創造の生命に人生を押し付けることの是非をめぐる議論は、未創造の生命が、その受け入れがたい困難をすべて事前に知っていれば、おそらく拒むであろう人生に基づいて行われなければならない。 生誕を称賛する者たちが巣う不健全で詭弁的な建造物を解体しようと試みたがほとんどないとしても、一方で、あらゆる時代、あらゆる大陸の一群の著者

    テオフィル・ド・ジロー『反出生主義者宣言』序文|Japanese Doomer
    Imamu
    Imamu 2024/02/09
  • 早わかり加速主義: ポスト・インターネット状況下の小説(春海水亭、佐織えり、quiet)|Bandit Magazine

    Chat GPTが話題になった2023年、私たちはどんなに難しい論文もその要約によってファストに理解することが可能になっている。長文や難文が要約によって「早わかり」されることが当たり前になった現在、剥き出しの結末によって物語を「早わかり」させることに特化したポスト・インターネット状況下のウェブ小説は私たちにどんな認知をもたらすのか。江永泉は、加速主義を鍵概念としてポスト・インターネット下に流通する情動を剔出する。 (執筆・江永泉) 1. 加速主義とは何か。様々な説明ができるが、ここでは次のような一節の参照から始めたい。ある座談の中での、仲山ひふみの発言である。 当初はイギリスのクラブミュージックとも密接なつながりを持ったインターネット上のサブカルチャーとして、まさに加速した状態から始まった 千葉雅也ほか「加速主義の政治的可能性と哲学的射程」 『現代思想 特集=加速主義』2019年6月号、p

    早わかり加速主義: ポスト・インターネット状況下の小説(春海水亭、佐織えり、quiet)|Bandit Magazine
    Imamu
    Imamu 2024/01/07
    「ホラー系ウェブ小説と芥川賞作品に通底する「操作ログ」めいた殺伐としたリアリティ」「早わかりの加速がもたらす笑いは〜グリッチ(バグ)を利用したゲームのRTA(リアルタイムアタック)動画がもよおす笑いとも」
  • 干さオレ~三軒茶屋逢瀬篇~(第七回)|文学+WEB版

    文芸批評と文学研究の雑誌『文学+』 運営「凡庸の会」、3号刊行中。 WEB版は中沢エクセルシオール忠之が運営。 連絡はbonyou.org@gmail.com 雑誌の購入はTwitterのプロフィール欄から是非! https://twitter.com/bungakuplus

    干さオレ~三軒茶屋逢瀬篇~(第七回)|文学+WEB版
    Imamu
    Imamu 2023/12/21
    「分人主義とは結局、山本七平がいう「空気」の支配に準じた幇間の歓迎にすぎない」「平野が分人主義を「比率」の問題として捉えている」「ポリアモリーの場合、この論点は複数パートナー間の序列として顕在化」
  • トマス・ネーゲル「アホらしさ」 - うつし世はゆめ / 夜のゆめもゆめ

    タイトルのthe absurdは翻訳だと「人生の無意味さ」になっている。定訳は「不条理」。個人的には「アホらしさ」がいいような気がしているのでそれでいく。 以前からこの論文は構成がわかりにくいと思っていたのでメモ。 コウモリであるとはどのようなことか 作者: トマス・ネーゲル,永井均出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 1989/06メディア: 単行購入: 3人 クリック: 42回この商品を含むブログ (38件) を見る Thomas Nagel, The absurd - PhilPapers Nagel, Thomas (1971). The absurd. Journal of Philosophy 68 (20):716-727. よくある議論 多くの人は人生はアホらしい、不条理なものだと感じている。ネーゲルの念頭にあるのはカミュやサルトルだろう。 ネーゲルはこの直観をうまく表現

    トマス・ネーゲル「アホらしさ」 - うつし世はゆめ / 夜のゆめもゆめ
    Imamu
    Imamu 2023/12/20
    「タイトルのthe absurdは翻訳だと「人生の無意味さ」になっている。定訳は「不条理」。個人的には「アホらしさ」がいいような気がしている」「生の真剣さを放棄する/自殺/反逆と嘲笑/アイロニー」
  • 人は誰しも、テープ起こしをしている:美学者・伊藤亜紗に訊く|ヒルズライフ

    サイトは、パートナーとともに CINRA, Inc.が企画運営・編集している メディアです。 運営会社:CINRA, Inc. パートナー:森ビル株式会社 多くの人は、テープ起こしが自分の人生に関係があるとは思わないかもしれない。しかし、それぞれ異なる生を送っている私たちにとって、ある身体から発せられ、それを異なる身体がどう受け止めるのかという“記憶と記録”をめぐる問題は、実は身近な重要テーマだといえるのではないだろうか。音声認識AIが発展しつつある現在ならば、なおさらだ。 インタビュー連載「編集できない世界をめぐる対話」第7回は、近年話題の美学者・伊藤亜紗をゲストに迎えた。目の見えない人や吃音のある人などさまざまな障害をはじめとして、各々の体を生きる人々にインタビューしてきた伊藤は、記事のインタビュアーと以前にはじめて会った際、「テープ起こしが好きだ」と話していた。あの大変なテープ起

    人は誰しも、テープ起こしをしている:美学者・伊藤亜紗に訊く|ヒルズライフ
    Imamu
    Imamu 2023/10/07
    「インタビューを経てテープ起こしをしていると、その人の体を愛でているような感覚」
  • バーチャルYouTuberとはどんな労働か?:疲労するペルソナのおもちゃ的労働

    ただ遊んでいるだけ?バーチャルYouTuberはどのような種類の労働をしているのだろうか? 彼らはいっけんただ遊んでいるだけのようにみえる。YouTuberであれば、ふつうの人ができないようなふざけた企画を実行してみたり、バーチャルYouTuberであればもっぱらゲーム実況配信をしていたりしている。 しかし、彼らはしばしば疲れている。そのペルソナは疲れを隠しきれない。もし遊んでいるだけなら、疲れるということはない、疲れる前にやめられる。でも彼らは疲れても配信を止められない。それは配信が彼らの労働=仕事だからだ。では、彼らは配信という仕事の何に疲れるのだろうか? そのもっとも目立つ理由の多くは、彼らへの心ない誹謗中傷であろう。彼らへの何らかの理由に基づいた悪意や敵対心に基づいて、彼らのキャラクターの名前を使って、そのキャラクターをまとう人=中の人にまで貫通するような呪いがかけられる。 けれ

    バーチャルYouTuberとはどんな労働か?:疲労するペルソナのおもちゃ的労働
    Imamu
    Imamu 2023/09/16
    「おもちゃ的労働とは、周囲の人々がインタラクトするための表情や身体の動きを生み出すために感情・態度・存在のあり方を管理することで賃金を得る労働」「感情労働のなかでも特殊なタイプの疲労を」
  • 【批評の座標 第10回】溶解意志と造形意志——種村季弘と「水で書かれた物語」(後藤護)|人文書院

    『ゴシックカルチャー入門』『黒人音楽史――奇想の宇宙』を著し、「暗黒批評」を掲げる批評家・後藤護が取り上げるのは、ホッケ『迷宮としての世界』やマゾッホ『毛皮を着たヴィーナス』の邦訳で名高いドイツ文学者・評論家の種村季弘。ゴシック、バロック、マニエリスムをキーワードに黒人音楽からサブカルチャーまで縦横無尽に論じる後藤が、種村の原初体験からその仕事を貫く質を描き出します。 批評の座標 ーー批評の地勢図を引き直す 溶解意志と造形意志——種村季弘と「水で書かれた物語」 後藤護 水に背いた「火性の人」 「戦後焼け跡派」、「戦後闇市派」を自認する種村季弘(1933-2004)は、東京大空襲で生まれ故郷の池袋を焼き尽くされ、その結果「瓦礫」なり「無」なりが原風景、彼の思想のスタート地点になった。種村の初仕事であり、その後の活動全てに一貫するモチーフを提供することになったG・R・ホッケ『迷宮としての世界

    【批評の座標 第10回】溶解意志と造形意志——種村季弘と「水で書かれた物語」(後藤護)|人文書院
    Imamu
    Imamu 2023/09/14
    「明晰な酩酊者というこの矛盾形容」「溶けきれないオブジェ主義者」
  • 【批評の座標 第9回】オブジェと円環的時間――澁澤龍彦論(七草繭子)|人文書院

    第9回に取り上げるのは、サドをはじめエキセントリックな外国文学の紹介者であり、古今東西の奇譚を蒐集するコレクターであり幻想的なエッセイスト、そして遺作として『高丘親王航海記』を遺した小説家でもある、あまりに多彩な顔をもつ澁澤龍彦。澁澤のオブジェへの偏愛を軸に、その冒険的な知性の輪郭を鮮やかに描きだすのは、今回の論考でデビューを果たす七草繭子(N魔女)です。 批評の座標 ――批評の地勢図を引き直す オブジェと円環的時間――澁澤龍彦論七草繭子 一 序文貝殻や骨は、いわば生の記憶であり、欲望の結晶である。生はそのなかで、かっちりと凝固し、つややかに光り、歳月に耐えた永遠性を誇っている。[1] 寝る前には必ずガラスに閉じ込められた半透明の海月のオブジェを眺め、起きたら自分もガラスの海月になっていたら良いのに、と思いながら眠る。子供の頃からオブジェが好きだった。 幼少期、祖父の家には沢山のオブジェが

    【批評の座標 第9回】オブジェと円環的時間――澁澤龍彦論(七草繭子)|人文書院
    Imamu
    Imamu 2023/08/31
    「オブジェを吞みこみつつも、同時に呑みこまれたいという願望」「気取りはストイシズムによって自らを客体化=オブジェとして扱う」「類型に落とし込んだ自分」
  • 【リレーコラム】魔女と蜘蛛とサイボーグ(まどかしとね) | Fashion Tech News

    今日、わたしたちが魔女という言葉から連想するのはどのようなイメージ、物語でしょうか。魔女狩り、マレフィキウム[2]、民間の医療家、美魔女? それとも羽の生えた恐ろしい怪鳥? あるいは、森に住む自立した賢い女性の姿でしょうか? 魔女は人々の望みやおそれが投影されるスクリーンの役割を果たしてきました。 とりわけ初期近代に宗教的異端者やハンセン病患者、ユダヤ人に対する蔑み・恐れが「魔女狩り」と呼ばれる大量殺戮を引き起こしたことは知られています。その被害者の多くが女性でした。女性の大量虐殺、いわゆる「フェミサイド」としての側面も、魔女のイメージを語る上では避けては通れません。 また、現代の魔女イメージは、産業革命の時代に流行したロマン主義と呼ばれる文化運動の影響も受けています。男性の領域とされていた科学や合理性、理性から外れる、主観性、感情、反抗、自然という女性に特権的だとされる要素を評価するロマ

    【リレーコラム】魔女と蜘蛛とサイボーグ(まどかしとね) | Fashion Tech News
    Imamu
    Imamu 2023/05/23
    「俗世で生きのびるためのサイボーグ」「内在するとは、世界の外部や全体を志向することなく、この大地=世俗(earth)にしがみつきながら実践を繰り返していく」
  • 暗黒批評家・後藤護さんがSNS全盛の令和にこそ「黒人音楽」を通して探りたかったものとは | fumufumu news -フムフムニュース-

    複雑で混沌とした黒人音楽の世界を探るためフリー・ジャズを取り上げた “S級”ミュージシャンのアルバート・アイラーならではのすごさとは 書が目指したのは、狂気と病みをはらんだ『ill』の方向性だった SNS全盛となった現代では「感情をいったん遮断する作業が必要」 『黒人音楽史―奇想の宇宙』(中央公論新社)の著者で暗黒批評家及び映画音楽ライター、翻訳家の後藤護さんインタビュー第2弾をお届けします。第1弾では、一見結びつかないようなブルースと鳥獣戯画を合わせて論じた背景などを伺いましたが、後半の話題はジャズやヒップホップについて。そうした黒人音楽から見えてくるのは、どのような風景だったのでしょうか。 (インタビュー第1弾:ブルースと「鳥獣戯画」はリンクしていた!? “暗黒批評家”がいざなう目からウロコの黒人音楽の世界) 複雑で混沌とした黒人音楽の世界を探るためフリー・ジャズを取り上げた ──

    暗黒批評家・後藤護さんがSNS全盛の令和にこそ「黒人音楽」を通して探りたかったものとは | fumufumu news -フムフムニュース-
    Imamu
    Imamu 2023/05/20
    「感情をいったん遮断する作業」「“黒人はオブジェクトだから、感情がなく涙は流さない”とされていた〜その存在を論じることで、令和におけるSNS全盛時代やポスト・トゥルース〜時代を生きる術」
  • じつはセンター街にいた「ギャル・ギャル男」は、その後の人生で「成功」していた…!(飯田 一史) @moneygendai

    前編記事「「オタクに優しいギャル」が流行る今こそ知りたい「全盛期のギャル・ギャル男」のリアルとその後」では、かつてのギャル・ギャル男たちが当時経験したことや、当時の想いなどを紹介した。続くこの後編記事では現在の仕事や、その成功のカギを引き続き紹介していく。 90年代から2000年代にかけてギャル・ギャル男としてイベサーに集まっていた「都会の高学歴の不良」たちは、肌を焼くのをやめて社会人になったあとで、いったいどんな人生を歩んでいるのか。イベサーで培った経験や価値観は、仕事とどう結びついているのか。 自身も2001年に渋谷センター街のイベサーに参加し、筆頭イベサーの代表を勤めた後、社会学の研究者としてイベサー参加者とOBへのフィールドワークを約20年にわたって続け、特殊詐欺犯から上場企業経営者までの多様な「その後の人生」も追った『若者たちはなぜ悪さに魅せられたのか 渋谷センター街にたむろする

    じつはセンター街にいた「ギャル・ギャル男」は、その後の人生で「成功」していた…!(飯田 一史) @moneygendai
    Imamu
    Imamu 2023/05/05
    「ヤクザの組の標語にも孔子を少し変えただけのものもある。人を治めるには中国思想がいい」と後に語るよう」「「マキャベリだと人が付いてこないんだよ。孫子の方がいい」」
  • 不眠、社会化されない病のエセー|伏見瞬|晶文社

    注目の書き手にいまの関心事を綴っていただく「マイ・スクラップブック」。第4回は、批評家・伏見瞬さんにご寄稿いただきました。 著者が長らく苦しまされてきた不眠症について。眠れないことの恐怖とは。 「不眠は現代において反=社会的な病だ――」 「第七に睡眠」 どんな運動体でも共同体でも組織体でも、眠りをおろそかにするものはすべて信用に値しない。人が共に生きるための前提条件、つまり孤独の根拠を無視しているからだ。 森元斎は無政府主義を平易に解説せんとした『アナキズム入門』(ちくま新書,2017)において、19世紀ロシアの革命徒ミハイル・バクーニンの以下の言葉を引いている。スイス・ジュラ地方でインターナショナル会員と議論した際に、バクーニンが人間の幸福について語ったものだという。 「第一に自由のために闘い死ぬこと、第二に愛と友情、第三に科学と技術、第四に喫煙、第五に飲酒、第六に事、第七に睡眠」 森

    不眠、社会化されない病のエセー|伏見瞬|晶文社
    Imamu
    Imamu 2023/04/26
    「ごくありふれた地獄でしかない。だが、どんなに大勢が経験していても、不眠は個人的な体験にとどまる。不眠は社会化されない」
  • もううんざり! 競争社会から降り始めた現代のディオゲネスたち(木澤 佐登志)

    私たちはなぜ有用な人間であることを証明しつづけなければならないのか? 「生産性」という病に取り憑かれた社会を解剖し、解毒剤を練り上げる、気鋭の著者による待望の新連載! 第1回は、寝そべり主義、#最後の世代、ゴブリンモード、大量離職、サイレントテロなど、生産性のロジックを基盤とした苛烈な競争社会に対して静かなる抵抗を始めた、「現代のディオゲネスたち」を追う。 (毎月1日頃更新) 寝そべることで見えてくる世界の真実 ふたつの記事からはじめたい。 ひとつ目は、『ダイアモンドオンライン』に掲載された「中国の過酷な受験戦争を勝ち抜いた若者が「寝そべり族」になってしまう理由」という二〇二一年七月の記事。 経済の急速な発展による社会競争の激化。格差のとどまることを知らない拡大。壮絶さを極める過酷な受験戦争。そんな厳しい競争社会である中国、そこで生きる若者たちがいま、静かに競争から降りようとしているのだと

    もううんざり! 競争社会から降り始めた現代のディオゲネスたち(木澤 佐登志)
    Imamu
    Imamu 2023/03/02
    「躺平主义(寝そべり主義)」「“goblin mode”(ゴブリンモード)」「ディオゲネス症候群(Diogenes syndrome)」なつかしき「サイレントテロ」
  • 「殺すことはない」 - shinichiroinaba's blog

    大昔に河出の『文藝』のアンケートに答えたことが触れられていた 「もっと明瞭な殺人否定論はないのですか?」 「たしか、いなば先生 @shinichiroinaba が大昔に少年向けに書いたものがあって、まず君には、殺されたくない大事な人たちがいる。ところで他の人たちも、同様の人たちを抱えている。だから人を殺してはいけない。記憶が朧げですが、かなり簡明です」 — 遠藤 with another view (@endoucom) 2023年2月15日 ので少し追記する。 「殺してはいけない」というルールは見ればわかる通りネガティヴな禁止の形をとっている。強い道徳的義務、いわゆる完全義務の多くはこのように「なになにしてはいけない」という形をとり、「なになにすべきだ(しなければならない)」というポジティヴな形をとらない。ポジティヴな義務は多くの場合「なになにしたほうがよい」という推奨の形をとる。そう

    「殺すことはない」 - shinichiroinaba's blog
    Imamu
    Imamu 2023/02/17
    「「殺してはいけない」というネガティヴな禁止よりも「生かす方がよい」というポジティヴな推奨がルールとしてより上位に置かれるべき」
  • ドラマ『エルピス』が描く、守るべき者がいる人間の弱さと悪について[第13回] ぼんやり者のケア・カルチャー入門

    『女の子は当にピンクが好きなのか』・『不道徳お母さん講座』で話題の堀越英美さんによる新連載「ぼんやり者のケア・カルチャー入門」。最近よく目にする「ケア」ってちょっと難しそう……でも、わたしたち大人だって、人にやさしく、思いやって生きていきたい……ぼんやり者でも新時代を渡り歩ける!? 「ケアの技術」を映画・アニメ・漫画など身近なカルチャーから学びます。第13回のテーマは、話題のドラマ『エルピス』と凡庸な悪、そしてケア。 ※この記事にはドラマ『エルピスー希望、あるいは災いー』の物語の核心部分に触れる記述を含みます。 「(子供と一緒にいると)うちは自分が弱なった気がします」。ファッションデザイナーの小篠綾子をモデルにした2011年度のNHK連続テレビ小説『カーネーション』に、印象的なセリフがあった。戦前昭和の時代に立体裁断を編み出し、洋裁で身を立てる道を猪突猛進に切り開いてきたヒロインの糸子は

    ドラマ『エルピス』が描く、守るべき者がいる人間の弱さと悪について[第13回] ぼんやり者のケア・カルチャー入門
    Imamu
    Imamu 2023/01/27
    「守るべき者がいる人間は弱くなる。その弱さが悪をはびこらせる」
  • あの頃の前田敦子 (1)|愛のある批評|西村 紗知|webちくま(1/3)

    Imamu
    Imamu 2022/11/24
    「アイドルについて語るにあたっては自己批判が伴わなければならなくなり」「ファンの自意識は肥大化の一途」「ファンとの相互作用により、ますますアイドルたちは「その程度」性へと降りられなくなっているように」
  • リラックマのための断章|西村紗知|晶文社

    マイ・スクラップブック第2回は、批評家・西村紗知さんにご寄稿いただきました。 キーホルダーやラバーストラップ、文房具にスマホカバーなど街中のいたるところで目にするファンシーキャラクター。自身も愛好家である著者がファンシーキャラクターを欲する心性を探ります。消費と欲望の<かわいい>論。 「リラックマは我々の道徳にまつわる矛盾のもとに「やってくる」――」 序文ある日急にリラックマ(※)が欲しくなった。 コンビニのコラボアイテムを視界に入れたのか、何かSNS上でたまたま見かけたのがきっかけだったのか、まったく記憶が定かでないが、ある日、筆者は気が付いたらキデイランド吉祥寺店にいた。 もともと、それが漫画などの「作品」の登場人物だったのか、それとも最初から玩具・雑貨・文房具のメインの意匠として生み出されたものだったのか、その来歴はさまざまであるが、キデイランドでは「ファンシーキャラクター」たちは各

    リラックマのための断章|西村紗知|晶文社
    Imamu
    Imamu 2022/09/18
  • Dr. RawheaD on Twitter: "「サピエンス全史」の著者、ユヴァル・ノア・ハラリが、自分が編みたい「物語」を編むために科学や事実といったものを割愛したり歪曲していることを指摘する記事。この手のストーリーテラーを「サイエンス・ポピュリスト」と呼び批判している。 https://t.co/q9tiCvaNXG"

    Dr. RawheaD on Twitter: "「サピエンス全史」の著者、ユヴァル・ノア・ハラリが、自分が編みたい「物語」を編むために科学や事実といったものを割愛したり歪曲していることを指摘する記事。この手のストーリーテラーを「サイエンス・ポピュリスト」と呼び批判している。 https://t.co/q9tiCvaNXG"
    Imamu
    Imamu 2022/07/12
  • 心理学・行動経済学等の著名な研究論文が次々に追試失敗【心理学】|手記千号

    心理学の研究論文は再現性が低いことが指摘されていました。再現性が低くなる原因は、学界全体に「疑わしい研究手法 (QRPs)」が蔓延していたことにあるとみられます。 現在は学界全体をあげての対策が行われているようです。研究の事前登録、データの公開、追試などが重視されるようになっています。 学界は正しい方向に進んでいるようですが、だからこそ、重要な発見だとみなされてきた過去の研究成果が次々に覆されているようです。 少々調べましたが……、いやはやこれは……脱力しました。心理学以外の分野でも援用されている有名な研究たちが、あれもこれも。興味を引かれたものに重点をおきつつ、ざっくりとメモ的にまとめておくことにします。 2021年9月12日追記 追試というのは、1年半以上かかるものも珍しくないようです。かなりの時間・精神力・体力を要するのに対して、見返りが少ないものといいます。この記事では多くの研究の

    心理学・行動経済学等の著名な研究論文が次々に追試失敗【心理学】|手記千号
    Imamu
    Imamu 2021/10/31
    「心理学の研究論文は再現性が低いことが指摘されていました」