ホニャララに最も近いホニャララ、という言葉の取り扱いにはじゅうぶん注意していただきたい。みの、もしくはもんた程度には性質が悪すぎる。誉めてると思わせといて、油断したところへ後ろから膝カックン。そんなん、誰だってイチコロです。だから「NBAに最も近い男」とか「三冠王に最も近い男」と例えられても喜んでる場合ではありません。確かにまあ、誉めてるようにも取れますが、実は遠回しに近くても届かないだろうと二流呼ばわりしているに過ぎませんし「きみって、ヒトに最も近い類人猿?」とボノボさんに言ってみたところで、バナナを欲しそうな目でひたすら見つめる程度のリアクションしか期待できそうにありません。ん?分かりづらい?つまらない?太りすぎ?ああ、そうですか。ではもう少し噛み砕いて説明します。合コンでとてもかわいい女子に出くわしたとします。その時、僕が「あなたはとてもかわいい。なので僕はあなたのことを、小倉優子さ
~第四回萌理賞~ 未発表オリジナルの創作小説・イラストを募集します。 創作物の紹介ではなく、書き下ろしでお願いします。 最も優れた作品には200ptを差し上げます。 応募者全員に共通する課題テーマは「萌え」(具体的には、少なくとも一人は美少女キャラが登場すること)、 課題モチーフは、「秋」「メイド」「ウェイトレス」「ウェディング(ドレス)」「ゴシックロリータ」のいずれか選択(複数可)してください。 400字程度(一割程度の誤差は可)の日本語文章、または最大400kb(メジャーなデータ形式)の画像・音声・動画等を、回答で掲示(画像等はリンク)してください。 投稿作品は「萌え理論Magazine(http://d.hatena.ne.jp/ama2/)」または「萌え理論Blog(http://d.hatena.ne.jp/sirouto2/)」への転載をご了承ください。 その他細かい事項はht
誰だってあるだろう?今自分が必死になって何かにしがみついてるって時が、異邦人によって今にも開け放たれようとするドアをがむしゃに押し止めようとしている時が。 恐い夢を見たときなんてそうだ。ゾンビが後ろから迫ってくる。必死になって逃げて、逃げて、とうとう行き止まりに追い詰められる。でも大丈夫。だってこれは夢だって知ってるから。いつだってそう。ちゃんと都合よく覚めるもんさ。ほらこいよゾンビ。かじりついてごらん?そうやって悠悠自適に構えていたら、あれ噛まれたぞ?痛い、痛い、おい、終わるんじゃないのか?なんで続きがあるんだ。どうしてだ?夢じゃなかったの? スイッチを押さないまま放置し続ければ、いずれ劣化して壊れてしまう。カチカチやっても明かりはつかないままで、壊れたことに気付かないままで。僕は部屋のライトを点灯しようとしたけれど、何度押しても反応はなかった。 僕はずっとスイッチを見ていた。押すのなん
校舎裏に呼び出されたと思ったら、やはり告白だった。 泣いて走り去る後ろ姿を見送って、軽く溜息をついたときに。 「ねえ!」 空から声が降ってきた。 見上げる。 青い空と、入道雲と、陽光を反射する純白のセーラー服。 屋上の手すりから、誰かが身を乗り出していた。 「きみ、告白されてたね」 響きの良いその声には聞き覚えがあった。 同じクラスの……、なんていったっけな。 「ずっと見てたんだよ」 告白されたところなんて、見られて嬉しいものでもない。 ――クラスメイトには黙っといてもらえないかな。 そう言うつもりで口を開いて、 「私、ここから飛び降りるつもりだったの」 出しかけた言葉を思わず呑み込んだ。 ここからって、そこ屋上ですよ。 「けど、やり残したこと思い出しちゃった」 彼女の声は弾んでいた。 「私ね、きみのこと、ずっと見てたんだよ!」 第三回萌理賞 非投稿作品 テーマ:「上/下/同級生」 350
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