kenzee「ボクはレコードのジャケットがたくさん載ってる本が大好き。ジャンルは問わず。その手の本を音楽聴きながら日がな眺めて一杯やるのが幸せな時間だヨ。最近ヒットしたジャケ本はコレ。「ラグジュアリー歌謡」(DU BOOKS)。 こんな中身。 いったい「ラグジュアリー歌謡」ってなんだんねん。こういう定義のよう。 おもに80年代の、バブリーな予算と楽曲のクオリティが幸せな正比例をしている音楽。テレビドラマ、アニメ、CMなどのブラウン管から浴びた、お茶の間感覚の親しみやすさもありながら洗練された楽曲。どうしても漂ってしまう上品さ。アイドル歌謡でありながら、洋楽志向のジャパニーズ・ポップスだけがもつ、カフェではなくパーラーな感覚……。そうした要素を「ラグジュアリー」という言葉に込めたつもりです。(前掲書・まえがき(藤井陽一)) マ、言わんとするところはわかります。シティポップスとなにが違うの?と