住宅ローン金利の上昇を、昨日報道各社が一斉に伝えた。朝日新聞では朝刊の一面で「住宅ローン金利引き上げ 来月分大手行、2カ月連続」として、10年固定が0.1%~0.2%上昇すると報じている。 すでに6月の住宅ローン金利を公表しているソニー銀行では、10年固定が1.406%から1.692%へ、0.286%も上昇した。この上昇幅についてソニー銀行は「1ヶ月でこれだけ上がる事は滅多に無い」とコメントを出しており、15年~20年超の固定金利も0.1%~0.2%ほど上昇している。■変動から固定へのシフトが一気に始まった。 これを受けてすでに住宅ローンを借りている多くの顧客が変動から固定への乗り換えを検討し、新規にローンを組む購入予定者も一気に固定へ流れていると言う。5月21日のワールドビジネスサテライトでは購入予定者の77.4%が固定金利での購入を検討していると伝えられた。 これらの動きは全て4月4日