中古住宅市場が活性化すると言われて久しいが、一向に活性化する兆しを見せない。今後もこの状況は続くし、俺は活性化することなどないと思っている。そもそも、何故中古住宅市場そのものが活性化すると思っているのか理解に苦しむが、空き家が増えてきている事に比例してリノベーション・リフォーム事業などで中古住宅を再生して低価格で売り出そうという意図がそこにある。目標は2020年までに中古住宅市場やリフォーム事業の規模を倍増させるとともに、良質な住宅のストックを形成すること。しかし、リフォーム事業の規模を拡大させることはわかるが、中古住宅流通を倍増なんて、こんな事が本当にうまくいくのだろうか? スポンサーリンク 不動産業界に関する成長戦略に無理がある 上記の資料は中古住宅市場活性化を理由づけるための閣議決定資料だが、確かに取り組むべき課題であることは否定できない。ただ、リフォーム市場の拡大は見込めるかもしれ