米国サン・マイクロシステムズの幹部は3月1日、オープンソースのJava対応統合開発環境「NetBeans IDE」において、スクリプト言語のRubyと、Java仮想マシン上で動作するRubyインタープリタのJava実装「JRuby」を利用できるようにしたことを明らかにした。 NetBeans IDEでのRubyサポートは、プラグイン・ソフト「NetBeans Ruby Pack」の形で実装される。同プラグインは、3月1日時点では早期アクセス版という位置づけだ。 サンの幹部によると、一般的にRuby開発者はIDE(統合開発環境)を使用していないという。しかし、同社のシニア・スタッフ・エンジニアであるトー・ノーバイ氏は、「今回の機能強化で、Rubyベースのソフトウェア開発環境が整った」と語り、今後はRuby開発者がIDEを積極的に利用するとの見通しを明らかにした。 サンは、昨年からRubyの人