半径 111 の円の円周の長さは,2π2\pi2π である。 また,この円に内接する正八角形の一辺の長さは,余弦定理より 1+1−2cos45∘=2−2\sqrt{1+1-2\cos 45^{\circ}}=\sqrt{2-\sqrt{2}}1+1−2cos45∘=2−2 よって,82−2<2π8\sqrt{2-\sqrt{2}} < 2\pi82−2<2π つまり 42−2<π4\sqrt{2-\sqrt{2}} <\pi42−2<π という円周率の評価を得る。左辺を計算すると 3.061...3.061...3.061... となるので,円周率が 3.053.053.05 より大きいことが証明された。 定番の手法で知っている人も多いでしょう。試験上では計算機が使えないのでルートの大雑把な評価が求められます。 この解法では,42−2>3.054\sqrt{2-\sqrt{