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ブックマーク / yosyan.hatenablog.com (50)

  • 医療閑話・今のワクチン問題を巡る話題 - 新小児科医のつぶやき

    業にかなり影響している問題なのでもう1回。 ■化血研問題のわかりにくさ 前回も引用した1/8付化血研HPより、 今回の処分は、弊所が、血漿分画製剤について長年にわたりこれを承認書と異なる方法で製造するとともに不正な製造記録を作成しこれを隠ぺいしていたこと、及び、独立行政法人医薬品医療機器総合機構による同製剤に関する立入調査において適切な対応を行わなかったこと、並びに、ワクチンについて厚生労働省の報告命令に対して適切な報告を行わなかったことによるものです。 私の知る限りではポイントは、 承認書と異なる方法で製造 不正な製造記録を作成しこれを隠ぺいこの2点のようです。ほんじゃ、これまでの薬事法に基づく業務停止にどんなものがあったかを2010/4/14付薬事日報「田辺三菱製薬に25日間の業務停止‐申請データ差替えで行政処分」を参考にしてみます。 薬事法に基づく業務停止は、過去に日商事の105

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    a-lex666 2016/01/24
  • ちょっとディープな世界のムック - 新小児科医のつぶやき

    ■AWG電子照射機 医学博士高原喜八郎公式サイトのAWGについてから引用します。まず概要です。 当クリニックで採用しているAWG(Arbitrary Waveform Generator)は、直訳すると「段階的マイナスイオン電子投射機器」の略号です。AWGによる電子(=マイナスイオン)の投射により、ウィルスを破壊し、身体のずれた機能を戻し、低下した能力を引き上げることができます。 AWGは、既存の「マイナスイオン発生機」と呼ばれるものと一線を画するもので、電子そのものを体内に送り込むことが特徴です。また、投射の時間や出し方を微細に調節することによって、目的とする効果を最大限に発揮することができます。 どうやらマイナスイオン化した電子を体内に直接送り込むによって治療効果を発揮させる治療機器のようです。原理も一部ですが引用しておくと、 投射された電子は、強烈にウイルスやバクテリア等の殺滅、病巣

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    a-lex666 2014/11/29
  • お薬手帳騒動 - 新小児科医のつぶやき

    久しぶりに医療系の話題を書いてみます。ツイッター界隈でも少々話題になったもので概略は、 診療報酬改定で調剤薬局でクスリをもらう時にお薬手帳への記載を断ったら20円安くなるぞ! 拡散!! お薬手帳の意義は長くなるので今日はあえて割愛します。厚労省のお家芸である「○○をしたら高くなる(安くなる)」の誘導方式は、ごく簡単にまとめると、 お薬手帳がなければ 普及促進の動機 調剤薬局 患者 安くなる プラス マイナス 高くなる マイナス プラス こんな構図になります。今回の方式は調剤薬局側にペナルティを課したので患者側にマイナスのモチベーションが生じたわけです。ここで表を見ればお分かりのように「高くなる」誘導方式もあります。この場合は患者側にプラスのモチベーションが生じますが薬局側のマイナスのモチベーションとして、 調剤薬局側が70円のためにお薬手帳への記入を回避する 「70円」と言うのは調剤薬局の

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    a-lex666 2014/06/11
  • 末期がん患者へのDNR不要論 - 新小児科医のつぶやき

    3/20付日経メディカルより、あえて全文引用します。 コード(心肺蘇生)を末期がん患者や家族に尋ねるな 扇田信(聖路加国際病院腫瘍内科) 「心臓マッサージをしたり、延命のための人工呼吸器を着けますか? 私としては勧めませんがどうします?」 こんな会話が末期がん患者やその家族と医師との間で行われているとしたら、すぐに改めるべきだ。感染症やCOPD、心不全の急性増悪などと異なり、末期がんの進行による心停止・呼吸停止に対して心肺蘇生は100%無力であり、医学的に無意味な行為である。 「肝転移による肝不全で生命の危機がありますから肝移植を検討しますか? 私としては勧めませんがどうします?」 こんな馬鹿げた話をするなんてあり得ないと思うだろう。肝臓が手に入ることはなく肝移植をしたデータはほとんど存在しないが、理論的には効果があるかもしれない。少なくとも効果は否定できない。ただ、われわれは実際にできな

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    a-lex666 2014/03/24
  • STAP論文問題 - 新小児科医のつぶやき

    とにかく門外漢なもので今まで泥縄式に情報を集めて考えていました。ちいと難解な上に微妙なところがあれこれありスルーでも良いかと思っていましたがやはり一度ぐらい取り上げておきます。とりあえずSTAP細胞とはなんぞやです。これも大づかみにしか理解できなかったのですがwikipediaより、 動物細胞に特定の外的刺激(ストレス)を与えて分化多能性を持たせた細胞とされている wikipediaを読んだ程度の理解ですが、たとえば植物細胞なら傷がついた部位が再生しますし、イモリも尻尾を切られれば再生します。これは刺激を受けた部位が万能細胞化したためと理解されるそうです。この現象は哺乳類では起こらないのが常識とされていましたが、実験の結果「起こった」としたのがSTAP論文のキモぐらいの理解で良いかと思います。非常に生煮えの理解であるのは遺憾とさせて頂きます。それと「万能細胞」なる表現を使いましたが、あくま

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    a-lex666 2014/03/17
  • 高齢者の医療と福祉 - 新小児科医のつぶやき

    最近いくつかの意見や見解が目について思った事です。 ■医療と福祉の境目 病になり医療機関を受診するとします。医療機関で治療を受け全快したら医療だけでしょう。小児科診療所はそんな患者が殆どです。一方で医療機関で治療を受けてもある一定ラインまでしか治らない患者もいます。いわゆる慢性疾患ですが、小児でもいますがこれは高齢になればなるほど増えるのは説明の必要はないと存じます。たとえば認知症。現在の医学ではせいぜい進行を遅らすのが精一杯ってところです。進行を遅らすのは医療ですが、その病人の生活全体を支えるのは医療ではなく福祉と見ます。クリアカットに境目が必ずしもあるわけではなく、疾患によってはシームレスになるものもあるでしょうが、医療と福祉は別建てで考える方が良い気がしています。とくにコストとして考える時はその方が良いぐらいです。 なぜにそんな事を考え出したかですが、最近の医療政策がその方向に大きく

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    a-lex666 2014/02/27
  • 造反有理ならぬ造反真理みたいな事件 - 新小児科医のつぶやき

    事件の概略は、 http://togetter.com/li/622724 この人物は前にも取り上げましたが典型的な「○○○(自粛しています)」と判断して良さそうです。そういう人物はたくさんいらっしゃるのですが、非常に攻撃的な事でも夙に知られています。都知事選の元首相候補的な主張に賛同しない者は許されざる存在みたいなものでしょうか。ま、それ以上の信念をお持ちであるのは既に周知の事かと存じます。当然のことですが、原発事故の初期に御用学者のレッテルを貼り付けた方々には猛烈なる攻撃的態度を示され、今もなお手を緩まめないと言う実績を積み上げられております。ブレなく一貫していると言う点では「凄い」人物なのかもしれません。国会議員にも同じタイプの方がおられます。 ■侮辱罪 これは刑法に規定されており、 第二百三十一条 事実を摘示しなくても、公然と人を侮辱した者は、拘留又は科料に処する。 似たような罪に

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    a-lex666 2014/02/19
  • スウェーデンの分娩管理との比較 - 新小児科医のつぶやき

    ソース元は10/9付AFPより スウェーデンの助産師システムがすごい理由 これについての分析です。あんまり気が乗らなかったのですが、書いてくれとリクエストした人がとっても怖い人で、下手に断ると富士の樹海に行きかねませんので、シブシブやります。それと予め断っておきますが、スウェーデンの成績は文句無しに優秀です。だから触りたくなかったのですが、こういう記事が出ると「日も見習へ」みたいな話になりかねないのであえてやります。 ■後期死産・早期新生児死亡率・新生児死亡率 まず記事から 「欧州周産期健康報告書(European Perinatal Health Report)2010年版」によれば、スウェーデンの新生児死亡率は出生1000人当たり1.5人と、欧州でアイスランドに次ぐ低さ。 1000人当たり1.5人の新生児死亡率は世界最高峰です。それで十分と思うのですが、あえて日と較べます。妊娠出産

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    a-lex666 2013/10/11
  • 松前病院ムック - 新小児科医のつぶやき

    ■すげぇ経営改善だ! 松前町立松前病院改革プラン 改革プラン平成23年度確定版 ここから引用します。 年度 2006 2007 2008 2009 2010 2011 経常損益 実績 -1億4137.5万円 -1億1870.5万円 -9134.9万円 4223.8万円 7475.9万円 5632.0万円 計画 * * -6234.2万円 -4756.2万円 -32844.6万円 -938.7万円 純損益 実績 -1億4332.5万円 -7350.8万円 1013.7万円 8997.8万円 1億2073.1万円 1億257.8万円 計画 * * -1601.3万円 5008.6万円 6379.8万円 8825.5万円 不良債務 実績 4億3791.9万円 4億6583.4万円 0円 0円 0円 0円 計画 * * 8849.4万円 5578.5万円 1101.0万円 △5633.9万円 松前

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    a-lex666 2013/10/09
  • 堀潤事件簿 - 新小児科医のつぶやき

    ■よく知らない人 実は殆んど存じ上げない方です。NHKの人気アナウンサーだったそうですが、我が家はあんまりテレビを見ない上にチャンネル権を喪失して長いので、NHK時代の活躍は「まったく」存じません。wikipediaで確認すると2001年に入社、2013年4月1日に退職となっていますから、NHK時代は12年間だったらしい事ぐらいはわかります。ついでにwikipediaからですが、 同年6月15日、宇野常寛とともに、放送への市民参加の実現と市民による発信力の強化に貢献することをめざして、市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げる。 同年とは2012年の事でNHK在職中になります。兼業しても「エエんかいな」と素直に思いますが、きっと良かったんでしょう。マスコミにも華々しく取り上げられています。 ■事件簿その1 8bitNews とにもかくにも8bitNewsは発足し、翌年にはNHKも退

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    a-lex666 2013/09/30
  • こりゃ、どう転んでもみたいな・・・の続編 - 新小児科医のつぶやき

    続編と言うぐらいですから初編があるのですが、これが随分前で、 こりゃ、どう転んでもみたいな・・・ これを書いたのが2010年9月16日になります。ほぼ3年前になります。当時引用したマスコミ記事が残っていないかと探してみると、あるもんですねぇ、 読売:http://web.archive.org/web/20100915053528/http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/news/20100913-OYT8T00917.htm 共同:http://web.archive.org/web/20100917105610/http://www.47news.jp/CN/201009/CN2010091301000632.html タブ:http://megalodon.jp/2010-0914-2149-26/mainichi.jp/area/totto

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    a-lex666 2013/08/09
  • ささやかなデマ退治への協力 - 新小児科医のつぶやき

    Kataseのブログ様の 厚生労働省と日内科学会に確認しました ここからです。リテラシーとしてまずこの記事自体が信用できるか否かですが、ブログには明記されていませんがブログ主は片瀬久美子氏です。だから「Katase」だと言うぐらいでしょうか。私のブログ名も何のヒネリもない平凡至極のもの(今となってチョット後悔しています)ですが、片瀬久美子氏もあんまりヒネリは入れられなかったようです。そんな事はどうでも良いのですが、内容は信用できると判断します。 ■片瀬氏がエントリーを書かれるまでの背景事情 話はチョットだけ複雑なんですが、大元はNATROM様の主張に関する話から始まっています。これも知っておられる方も多いと思いますが、ここのところNATROM様は化学物質過敏症に関する主張を繰り返されておりました。ブログにも、 水俣病と化学物質過敏症は異なる 化学物質過敏症に関する私の発言について ブログ

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    a-lex666 2013/08/07
  • 風疹の疫学みたいなもの - 新小児科医のつぶやき

    昨日は今日のエントリーを書くのにエライ手間がかかってしまい、ズルズルと時間切れになり遺憾ながら自然休載になってしまいました。ついでに気力も消耗してしまったので明日も休載にさせて頂きます。ではでは国立感染症研究所の 年齢/年齢群別の風疹抗体保有状況2012年 風疹発生動向調査 これからチョット面白いデータがあったので紹介しておきます。 ■今年の流行の凄さ まず今年の週別の患者数です。 去年と較べて目を剥くような数になっているが判って頂けるかと思います。累積数も当然凄い事になっているわけで、 上のグラフではかえって判り難いのですが、昨年の患者発生数も多くて、 今年とはスケールが違うのですが、それまでに較べて患者発生数が急カーブに増えている事が確認できるかと思います。当然ですがこのデータも参考にして厚労省は風疹対策を考えた事になります。近年では2000年代の初め頃に流行があったはずですが、この時

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    a-lex666 2013/06/21
  • 自浄作用の難しさ - 新小児科医のつぶやき

    犯罪的であっても犯罪では無い(法的に取り締まるのが難しい)存在と言うか、はっきり言って人物は、業界での自浄作用をマスコミ的には求められます。これはマスコミでなくとも業界に所属している人間にとっては傍迷惑な存在であるだけでなく、しょせん「同類」として同じ業界人であるから同じような人物であろうと見なされる屈辱を味合わなければならない事があります。弁護士のようにギルド的な組織があればまだしもですが、そうでない業界はこの自浄作用が非常に難しい側面があります。 具体的に医療界で例を挙げながら説明していくと、 ピカの毒はうつる こういう趣旨の放言をなされている医師がおられます。この放言も単発ならまだしも連発です。もちろんこれだけでなく、あえて紹介はしませんが、幾多の放言で医療関係者の眉を顰めさせている著名なヘイトスピーカーでもあります。とくに今回の「ピカの毒はうつる」は「はだしのゲンでもそうなっている

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    a-lex666 2013/04/08
  • 傲慢の見本のような記事 - 新小児科医のつぶやき

    3/4付朝日新聞デジタルより、 犠牲者の氏名伝える意義は 朝日新聞「報道と人権委員会」 読んでムカムカしたので取り上げます。まずもって肝心な事を殆んど触れていないように思います。アルジェ人質事件の実名公表問題で一番世論の怒りを買ったのは何かです。日揮も政府も実名公表を控える方針としていたので、 朝日新聞は遺族をペテンにかけて実名リストを入手し、約束を踏み破ってこれを報道した この点についての御意見が見当りにくいところです。口頭の約束(だったと思う)ですから法律的にどうかは私ではわかりませんが、口頭の約束で相手を信用すると言うのは、相手を深く信頼していた事になります。そういう信頼を反故にするような人物・組織は、それだけで社会の信用を失います。朝日は白昼堂々これをやらかしたわけです。その点をまず触れないとはまさに奇々怪々です。私の知る限り、この信義違反に朝日はまともな回答は行っていないかと存じ

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    a-lex666 2013/03/06
    医療崩壊を演出した連中の本音がわかる
  • メディア・スクラムと公共性に関する当該業界の自主対応 - 新小児科医のつぶやき

    もうやめようと思ったのですが、拾ってしまったので書いておきます。一応二部構成ですが、最初の方は新聞協会の見解を支障なく全文引用するための努力と解釈してください。それなりにツッコミを入れていますが、とにかく全文をまず読んで欲しいと言う事です。キモの考察は後半部です。お急ぎの方は新聞協会の見解をリンク先で読まれた上で、後半部の分析・考察を読まれても良いかもしれません。 ■集団的過熱取材に関する日新聞協会編集委員会の見解をまず読む これは2001年12月6日第609回編集委員会によるものとされ、新聞協会HPの声明・見解として掲載されています。分割しながら紹介してみます。 事件や事故の際に見られる集中豪雨型の集団的過熱取材(メディア・スクラム)に、昨今、批判が高まっている。この問題にメディアが自ら取り組み自主的に解決していくことが、報道の自由を守り、国民の「知る権利」に応えることにつながると考え

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    a-lex666 2013/01/28
  • 戦隊モノの黄金律 - 新小児科医のつぶやき

    えっといわゆる戦隊モノのお話です。戦隊モノと言えば5人組が定番ですが、黄金律ともされる構成は、 熱血正義感のヒーロー ニヒル役 ヒロイン ひょうきん者(ないしガキ) 気は優しくて力持ち(ないしデブ) この構成の家的なものがゴレンジャー・シリーズともされています。ゴレンジャー・シリーズも5人組構成のバリエーションが途中であったりするようですが、揺れはあっても黄金率に戻る部分は多いと勝手に想像しています(うちは娘だけですから、さすがに見てません)。 なんのであったか忘れてしまいしたが、この構成について隊内恋愛の蔓延を防ぐために必要な組み合わせであるとの説を読んだ事があります。なんちゅうても若い隊員ですから、狭いグループで一緒に行動すれば恋愛の一つも起こらないと不自然です。多くの戦隊モノ構成でもヒロインがヒーローに淡い恋心を抱く設定はあったとは思います。しかしウルトラセブンを例外として発展は

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    a-lex666 2013/01/22
  • 上様は御乱心 - 新小児科医のつぶやき

    ツイッターより Time Tweets 2012年12月22日 - 17:04 毎日新聞の一面記事。知人の記者から何か電話あり。大体、妥当な判断だ。「個別の治療の有効性、安全性の問題と制度論をごっちゃにしている。厚労省が規制をかけたいのでしょうね。そのまま記事にしたんでしょう」とのこと。 2012年12月22日 - 17:07 医療の主体は患者。十分な情報に基づき、自らが決めた判断は尊重しなければならない。多くの自費診療は安全だが、効果が疑わしいもの。それに幾ら払うかは、一人一人の判断だ。パターナリズムを振りかざした医師が「まともな治療じゃない」というが、余計な御世話だろう。 2012年12月23日 - 15:42 毎日新聞 一面トップ。今日も飛ばしています。「幹細胞培養・使用を規制」 再生医療新法 罰則検討。 論拠は「国の認可した民間療法以外は受けてはいけない」、「韓国で規制をしている

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    a-lex666 2012/12/26
  • 親学のムック - 新小児科医のつぶやき

    親学について書こうと思い、情報を集めだしたのですが、どうにも見えてこないです。それなりに情報は転がっているのですが、もう一つよく判らないのが親学です。批判をするにも評価をするにしても概略ぐらいをつかまないと如何ともしがたいのですが、非常に手強い感じです。ボツボツと情報を集めながら考えて見たいと思います。 ■高橋史朗氏 たぶんですが親学推進協会が親学の主要団体の一つであると見ています。親学関係の重要人物として各所に名前が挙がる、高橋史朗氏が理事長として名を連ねられています。ちなみにプロフィールには、 明星大学教授、玉川大学大学院講師 元埼玉県教育委員長 感性・脳科学教育研究会会長、師範塾理事長、日家庭教育学会常任理事 著書に『親学対談』『親が育てば子供は育つ』『これで子供は当に育つのか』(MOKU出版)など多数。 もう少し補足しておきたいのですがwikipediaより、 高橋 史朗(たか

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    a-lex666 2012/12/25
  • たとえ条件付きでも「自宅出産が安全である」とは認められない(?) - 新小児科医のつぶやき

    モトネタは、 たとえ条件付きでも「自宅出産が安全である」とは認められない(?)医師や医療関係者 このレベルから反論が必要なのは毎度の事ながら面倒くさいのですが、徒然に頑張って見ます。このtigetterの冒頭に掲げられているのが 自宅出産の周産期死亡率は病院での出産となんら違いがない上に、病院での出産よりも、自宅出産の方が重度の裂傷や産後出血の確率も、胎児を蘇生しなくてはならない確率も低い(つまり自宅出産の方が母体への負担が少ない)という研究データがあります。 Outcomes of planned home birth with registered midwife versus planned hospital birth with midwife or physician (2009) http://www.cmaj.ca/content/181/6-7/377.abstract O

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    a-lex666 2012/11/20