『世の中に必要なものこそ栄える』。イワタニの企業理念の一節です。 では、世の中に必要な“エネルギー”の究極とは、何なのでしょう。1953年(昭和28年)、当時薪や炭を使い、ススに悩まされていた主婦の台所の労苦を軽減したいと、全国に向けて家庭用LPガスを販売開始した当社は、その5年後の1958年(昭和33年)には既に水素ガス製造を目的に関係会社を設立しています。イワタニはクリーンエネルギー・LPガスの先に、究極のエネルギーを「水素」に見て、ずっと考え続けています。 水素は、常温では無色・無味・無臭の気体で、拡散性・還元性に優れ、ガスの中で最も軽く、小さな元素。これらの性質を活かして、産業の世界では、エレクトロニクス・化学・発電・油脂・金属・硝子・食品など広範な分野に使用され、社会に大変役立っています。エネルギーとしても、質量当たりのエネルギー密度は、ガソリンの3倍と、石油や液化天然ガス(LN